初 期 設 定
(重要)ファイルのブロックを解除する
ダウンロードしたファイルにはVBAが含まれているため、そのままではEXCELのセキュリティが働き、運用することができません。そのため、最初にファイルのブロックを解除しなければなりません。
ダウンロードしたファイルを開く前に、ファイルを右クリックし、「プロパティ」を開きます。「全般」タブにあるセキュリティの「許可する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
この操作を行うことにより、ファイルに含まれているVBAを実行することができるようになります。ただし、EXCELファイルに不正なVBAが含まれている場合にもその実行が許可されることになるため、ファイルのダウンロード元には十分注意してください。
(このサイトからダウンロードしたファイルは安全です)
ここから先は、ファイルを開いた後の操作になります。なお、ファイル名は変更しても問題はないので、活用場面に対応した名前に変更してご利用ください。(例:テスト処理【R7-2年】)
①基本情報設定
[メニュー] シートから [基本情報設定] を選択すると、基本設定の画面が表示されます。
テスト名と短縮名(4文字まで)、および実施日の設定を行います。評定①~③は、[懇談資料]を作成する場合に、評定を入力するための学期名を入力します。(前期・後期など)初期設定では、一般的な中学校で実施されているテスト名があらかじめ入力されていますので、そのまま利用することができます。また、実施日については空白のままでも問題ありません。
ここでの変更は、即時反映されます。キャンセルする場合は、元に戻すかファイルを保存せず閉じてください。
②氏名の入力
[素点入力] シートの名簿欄に直接「組・番号・氏名・性別】を入力します。(性別不定は・を選択)今回のシステムでは、Ver.4で採用していた自動名簿処理は行われません。また転出入処理にも対応していません。
【簡単明瞭】は、行の挿入や削除には対応していないため、転出入の生徒に対応するための空白行を、男女間やクラス間にあらかじめ設定しておく必要があります。
また、特別支援学級を別に設定する場合は、交流学級との2重登録をすることになります。その場合の氏名の設定にはご注意ください。(下部「エラー表示が出る場合」参照)
③個票印刷をスキップする生徒を設定(特別支援学級・転出)
交流学級に在籍する特別支援学級の生徒(名簿に二重に名前がある)や、転出した生徒など、データ入力の必要が無い生徒のSkip欄に〇を入力します。この設定をした生徒は、一覧表には表示されますが、[試験個票] や [懇談資料] などの個票の印刷がスキップされます。この設定はいつでも解除できます。
・名前の2重登録がされている
「簡単明瞭」では、同姓同名の生徒を処理できません。(個票の印刷において2番目の生徒がスキップされます)
ただし、同学年に同姓同名の生徒が在籍している場合、2つの名前を区別する必要があります。また、特別支援学級に所属する生徒の場合にも、交流学級との2重登録が必要になってきます。こういった場合に、2人の名前を区別する工夫が必要となります。
例1)①人目の名前 → 岡山 太郎 ②人目の名前 → 岡山 太郎_
※一方の氏名の最後に[スペース]を追加する。
例2)①人目の名前 → 岡山 太郎 ②人目の名前 → 岡山 太郎
※氏名間の [スペース] の大きさを。それぞれ全角と半角にする。
例3)①人目の名前 → (岡山 太郎) ②人目の名前 → 岡山 太郎
※素点入力を行わない方の生徒の氏名に括弧をつける。(特別支援学級対応)
●氏名設定でエラーが表示される事例
・[組・番・氏名・性別] のいずれかが空欄になっている
「簡単明瞭」では、氏名欄を参照して人数のカウントが行われます。そのため、氏名が存在しない行がある場合、人数のカウントに齟齬が発生します。名簿には、必ず [組・番・氏名・性別] のすべてを入力してください。なお、空白行にはエラーがでないため、学級間や男女間に適当な空白行を開けておいてかまいません。(転入生用に適当な空白行を入れておくことをおすすめします)