制限事項
このシステムは、「評価・評定を計算すること」を目的として作られています。そのため、提出物の管理などの日常の運用には向いていません。また、各項目は点数化して入力する必要があります。(ABCなどの評価は入力できません)
処理が重い場合があります
様々な計算式や書式が設定されているため、性能の低いPCで利用すると処理が遅区なる場合があります。その場合、計算結果が反映されるまで若干時間がかかる場合があります。
マクロ(自動処理)は一切搭載していません。
マクロ(VBA)を搭載しているファイルは、開くたびにVBAの実行許可を聞かれるというストレスがあります。また、マクロ(VBA)による処理は便利ですが、その一方でコンピュータウィルスの感染元ともなります。
「単純明快」では、「利用上のストレスを極限まで削減する」ことを目指しています。そのため、様々な便利な機能を搭載するよりも、より単純で、操作が明快であることを心がけています。
2023/8/8
印刷はメニューから[印刷]を選択するか、ショートカット(Ctrl+P)で行います。
「単純明快」には、マクロ(自動処理)が搭載されていません。そのため、帳票の印刷を行いたい場合には、Excelのメニューから[印刷]を選択し、実行するしかありありません。この印刷メニューは、キーボードからのショートカットで同じもの呼び出すこともできます。
なお、印刷スタイルは事前に最適化されているため、そのまま印刷を行えば適切な印刷が行われるようになっています。なお、印刷スタイルの設定は以下の通りです。
1~3学期のシートは、A4縦で用紙左側の余白を広くとっています。これは、パンチ穴用の余白部分を確保するためです。
学年末の帳票と分析シートは、A4横になります。この場合、パンチ穴用の余白は上部にとってあります。
印刷情報の新旧を確認できるようにするため、ヘッダー(上部余白)部分に、印刷日時が自動で記入されます。
情報元を確認できるようにするため、フッター(下部余白)部分に、ファイルの所在を表すアドレスが自動で記入されます。
表紙も印刷できますが、何の役にも立ちません。
これら印刷スタイルは、自由に変更ができますが、一度変更をすると、元の設定には自分で戻さなければなりませんので、ご注意ください。
2023/8/8
誤入力を防ぐため、入力可能なセル以外には保護がかけられています。
「単純明快」では、様々な関数計算が予め設定されています。これらの式を変更した場合、思わぬ誤作動を起こす場合があるため、入力可能なセル以外には<変更禁止>が設定されています。そのため、誤って関数を削除したり、変更することはできなくなっています。
ただし、<変更可能>なセルの場合でも、シート上でカット&ペーストを行うと、計算式が壊れます。シート上でのデータの移動には十分ご注意ください。
2023/8/8
性別の設定について
このシステムでは、性別を設定しなくても使用できます、ただしその場合、一部集計が表示されない場合があります。
また、特定の生徒のみ性別を設定しない場合、男女のカウントには表示されませんが、合計には加算されますので集計上は正しい値が表示されます。
【生徒数】の最大値は600名(空白行を含む)です。
「単純明快」では、処理できる最大人数を600名としています。これ以上の人数になる場合には、対応できません。
1学級の名簿を40人で作成した場合、15学級分が設定できます。
2023/8/8
素点入力用の【項目】の最大数は30項目です。
「単純明快」では、素点を入力できる項目数は最大30項目(総合計)となっています。これらの最大数を超える場合には、予め別表で合計点を算出後、計算結果を「単純明快」に貼り付けるといった方法をとるしかありません。
ただし、入力表は【観点別入力表】と【複合表】にわかれているため、【観点別入力表】が最大20項目、【複合表】が最大10項目となっています。
2023/8/8