世界観
用語集(雑メモともいう)
呼び名は一部迷走中。
国際業魔調伏機関=UGNにあたるもの。略称:調伏機関、機関。
機関戦闘員, 機関員=調伏機関に所属し、且つ戦闘訓練を受けたもの。
機関特待生=UGNチルドレン。対妖異戦闘用の調伏養成教育を受け、優秀な成績を収めた者たち。大体20歳以下。「教育」の過程で身体改造や思想の調教などが行われている場合がある。
機関隊員=UGNエージェント
機関部隊長=UGN支部長。部隊の隊長。とはいえ、部隊長ではなく班長かもしれない。詳細は後述予定。
派遣機関員=イリーガル。調伏機関の体制に組み込まれているとは言い難いが、利害の一致等の理由から、一時的に身分を与えられている者たち。要は正社員ではなく派遣社員である。
部隊=調伏機関の分類。基本的には6種に分かれ、それぞれの生活圏に配備されている。「○○生活圏 第●部隊」という風に呼ばれる。つまり、各生活圏に6つずつ部隊があると思えばよい。GMの裁量で新たな部隊を作っても良い。各部隊を統率するのが「部隊長」:通常1名。その下に「隊長補佐」:1~3名ほど。「隊員」はその下に横並びで所属するが、機動性を考慮に入れ3~5名ほどで「班」が構成されているのが常。班の統率を行うのが「班長」。全生活圏の部隊をまとめるのが「大隊長」だが、シナリオに出る事は少なかろう。
└第一部隊:統率警備隊。最も大きく強いエリート部隊。警備及び大規模戦闘を統率する。
└第二部隊:圏内警備隊。生活圏内をパトロールする部隊。
└第三部隊:圏境警備隊。生活圏の境を警備する部隊。守りに長けている。
└第四部隊:治療部隊。軍医チーム。けが人の治療、浸食を受け過ぎた隊員の保護、死傷者の回収などを行う。
└第五部隊:研究部隊。呪の研究を行っている。シンクタンク。余りに倫理を逸した研究をする分野は、禁呪研究分室として隔離された。
└第六部隊:緩衝圏警備隊。生活圏の外の緩衝圏と外部の境を警護する部隊。妖異の動きが活発になったら真っ先に割を食うクセに、生活圏から離れているので物資も少なく賞賛や功績からも程遠い。窓際族とも呼ばれる。
大調伏戦争=20年ほど前に行われた、妖異や業魔との大戦争。突如現れた業魔の跋扈により、大多数の人類を失う結果となった。この時、現在の調伏機関の前身が設立される。生き残った人類はかろうじて生活圏・緩衝圏を確保し、立て直しを図った。
妖異(ヨウイ)=レネゲイドビーイングにあたるもの。いわば意識を持った呪のカタマリ。物質や動植物によく似た姿を持つが、知能を持つ。知能のレベルは個体によってまちまちであり、ほとんど動物レベルのものから人間を越えるほどのものまで。人型の妖異も少なからず存在している。
呪(ジュ), 呪素(ジュソ)=この世界観におけるレネゲイドウィルス。ウィルスではなく粒子のようなものだが、ある程度系統立った感情や意識に感応してエネルギーや物質を生み出す性質を持つ。従来の科学的・物理学的な常識が通じず、まだ研究の途中。呪素は元は呪詛とも書いた。
《術》(ジュツ)=エフェクト
呪珠器(ジュズキ)=妖異または業魔の封じられた特殊な武具。呪珠器によって使用できる術が異なる。
生活圏=人間たちが生活できているエリア。世界中に点々とある。日本には、関東・東北・関西・九州・北海道の5エリア程。GMの裁量で新たな生活圏を用意しても良い。
緩衝圏=生活圏の外で、瘴気の濃くなる手前あたりまでのこと。廃棄された古い町並みがある。瘴気の濃さや妖異の行動範囲からいえば一般人も生きてゆけるが、監視や警護は行き届いておらず、物資運搬のインフラも整備し切れていない。そのため、基本的には立ち入り禁止。
循環核晶(プラントコア)=汎用呪珠器の一種。生活圏を支える極小の生態系循環システムを支える仕組み。このお陰で、町ひとつ程度の生活圏であってもそれなりに幅広い種類の食用植物・動物を育成できる。
転送機(ゲート)=汎用呪珠器の一種。大抵は循環核晶とセットになっている。瘴気に覆われたエリアをも貫通し、生活圏の間を行き来できる機能を持つ。とはいえ、あまり乱用はできない。環境全体から《呪》を集め転移用の《術》を起動する仕組みなため、使いすぎると生活圏の生産能力自体が落ち込んでしまうからである。
《開呪》(カイジュ)=呪珠器を起動すること。術が使用できるようになる。
《封呪》(フウジュ)=呪珠器を仕舞うこと。演出の領域。
《初等術式》=イージーエフェクト。開呪せずとも行える術。
《呪域》(ジュイキ)=ワーディング
《呪壁》(ジュヘキ)=リザレクト。肉体を一定に保つ力。呪珠器は契約者を生かそうと作用する。そのため、致命的な攻撃に対しては結界のような防御壁や、契約者の身体の急速再生などを行う。浸食が進むと効果が薄くなる。
《呪促》(ジュソク)=ジェネシフト。意図的に浸食を進行させ、術の威力を上昇させる。薬に頼ったり、詠唱を行ってトランス状態に入ったりする。
契約者(ケイヤクシャ)=オーヴァード。呪珠器と契約を交わし術を扱うモノ。
業魔(カルマ)=ジャーム。理性を失った呪のカタマリ。主に人を襲ったり破壊をもたらしたりする。基本的には妖異がバランスを逸して変貌した姿とされるが、呪珠器に取り込まれた人間も業魔となり得る。理性を持ち合わせつつも、人間にとって明白に害悪な思想と行動のため、業魔と認定されるものもいる。
浸食(シンショク)=呪珠器に封じされた妖異からの干渉。浸食率。浸食されつくすと業魔になる。
禁呪研究分室(キンジュケンキュウブンシツ)=ファルスハーツみたいなもん。戦力強化バンザイチーム。禁呪と呼ばれるものに手を出している。元は調伏機関の一部だが、ゴニョゴニョあってほとんど治外法権化している。
瘴気(ショウキ)=呪の濃い領域。電波などを阻害する働きがあり、転移などもこの中では著しく制限される。
妖異帝国(エンパイア)=妖異の帝国。瘴気の濃い奥にある。
三十三部衆=妖異の支配層。その上があるかは不明。英語ではTTT(ThirTy Three)と呼ばれたりしている。