メールでは,ビジネス文書として最低限のあいさつを記して,すぐ要件を書き始めます。箇条書きにするなど表現が簡潔になるよう工夫し,要点を端的に記すよう心掛けましょう。
参考1
「会社説明会への参加について」
★ 文字化けの危険があるHTML形式(書式あり)ではなく「テキスト形式(書式なし)」で作成
★ タイトルは具体的に分かりやすく。
★「拝啓」などの頭語,時候のあいさつなどは略す。
❶ 名前が分かっている場合は「○○様」,分かっていない場合は「○○課 採用担当者様」とする。
❷ 適当なところで1行あけると,読みやすい。
❸ 依頼内容や質問は簡潔に。箇条書きにしてもよい。
❹ 1行の文字数は,30〜35字が読みやすい。
❺ 最後に「大学名,学部・学科,氏名,Eメールアドレス,住所,電話番号」などを付記しておくこと。ふだんプライベートで「自動署名」機能を使っている人は,就活用のものに変えておくこと。
採用担当者は,テンポ良く返信があり,内容が分かりやすいメールを送ってくる応募者には「仕事も速い」と期待します。しかし,なかなか返信が来なかったり,読みにくいメールの応募者には「採用して大丈夫かな……」と不安になるはずです。
参考2 面接日程調整メール返信例文(先方から候補日を提示された時の返信)
「RE:面接日程について」
●先方のメール件名を変えずに返信
●連絡に対する理解・了承を必ず返答しよう。
●迷ったときは,返信をしておいて損はしない。
●候補日をもらったら,お礼を述べる。
●確定した面接日程を本文内に引用し,認識のズレがないことを伝える。
●例)もし,日程変更の必要があったら
●自動変更のWEBフォーム形式でなければ,面接日程変更はまず「電話」で連絡。担当者不在の場合はメールを送る。
● 変更許可への感謝。面接当日も,始めのあいさつの際に日程変更のお礼を言おう。
参考3 各イベント後のお礼メール例文
「採用面接のお礼【日本大学理工学部 氏名】」
● いつの面接か,誰からかわかりやすい「件名・表題」をつける。
● 送付先の会社名・部署・名前を書く。
● 挨拶をし,大学・学部・名前を名乗る。
● 最初に,メールの目的・要旨を書く。
● 面接をしてもらったことへのお礼,特に印象に残った話を取り上げる。
● 面接で志望度が高まった旨・これから更に努力する気持ちを伝える。
・貴社の業務内容について詳しいお話を伺うことができ,非常に勉強になりました。
・特に,「◯◯,◆◆◆,□□□。」というお話はとても印象に残っております。
・質問にも丁寧に答えていただき,大変感謝しております。
・貴社への入社意欲がますます高まりました。
・以前より貴社を第一志望としておりましたが,本日の面接で,貴社で働きたいという想いがますます強くなりました。
・今後は,頂いた資料を熟読し,貴社の理解を深めていきたいと考えております。
・お忙しい中,貴重な時間を割いていただいたこと,お礼を申し上げます。
調べてビジネスメールの例文を参考に気持ちが伝わる文面を作成しよう。