メールのマナー

まずは基本的なメールの構成を知っておこう!

メールでは,ビジネス文書として最低限のあいさつを記して,すぐ要件を書き始めます。箇条書きにするなど表現が簡潔になるよう工夫し,要点を端的に記すよう心掛けましょう。

参考1

「会社説明会への参加について」


○○株式会社▲▲部□□様
突然のメール失礼いたします。私は,日本大学理工学部○○学科に在籍しております○○○○と 申します。
大学内の求人票を拝見し,○月○日に貴社が開催されます会社説明会に参加させていただきたく,申込みのメールを送らせていただきました。
ぜひとも参加させていただき,お話をお伺いできることを楽しみ にしております。
どうぞお取り計らいのほど,よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日本大学理工学部○○学科○○○○E-mail:╳╳╳@g.nihon-u.ac.jp住所:〒○○-●● 東京都千代田区▲▲□-□-□電話番号:○○○-●●●-▲▲▲(携帯)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

★ 文字化けの危険があるHTML形式(書式あり)ではなく「テキスト形式(書式なし)」で作成

★ タイトルは具体的に分かりやすく。

★「拝啓」などの頭語,時候のあいさつなどは略す。

❶ 名前が分かっている場合は「○○様」,分かっていない場合は「○○課 採用担当者様」とする。

❷ 適当なところで1行あけると,読みやすい。

❸ 依頼内容や質問は簡潔に。箇条書きにしてもよい。

❹ 1行の文字数は,30〜35字が読みやすい。

❺ 最後に「大学名,学部・学科,氏名,Eメールアドレス,住所,電話番号」などを付記しておくこと。ふだんプライベートで「自動署名」機能を使っている人は,就活用のものに変えておくこと。

スピード感重視 返信は「すぐ」

採用担当者は,テンポ良く返信があり,内容が分かりやすいメールを送ってくる応募者には「仕事も速い」と期待します。しかし,なかなか返信が来なかったり,読みにくいメールの応募者には「採用して大丈夫かな……」と不安になるはずです。

参考2 面接日程調整メール返信例文(先方から候補日を提示された時の返信)

「RE:面接日程について」


○○株式会社▲▲部 □□様
お世話になっております。日本大学理工学部○○学科に在籍しております○○○○と申します。面接日程のご連絡,誠にありがとうございます。頂きました日程の中から,下記でお伺いさせて頂けますでしょうか。
○月○日(○)○時~○時
お忙しい中恐れ入りますが,何卒よろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------------------------------------------日本大学理工学部○○学科○○○○E-mail:╳╳╳@g.nihon-u.ac.jp住所:〒○○-●● 東京都千代田区▲▲□-□-□電話番号:○○○-●●●-▲▲▲(携帯)--------------------------------------------------------------------------------

●先方のメール件名を変えずに返信

●連絡に対する理解・了承を必ず返答しよう。

●迷ったときは,返信をしておいて損はしない。

●候補日をもらったら,お礼を述べる。

●確定した面接日程を本文内に引用し,認識のズレがないことを伝える。

●例)もし,日程変更の必要があったら


ーーーーーーーー大変申し訳ございません。×月×日×時よりお約束しておりました面接につきまして,貴社にお伺いすることが難しくなりました。
先ほどお電話にてご連絡させて頂きましたが,ご不在とのことでしたので,メールにて取り急ぎご連絡いたしました。
誠に勝手なお願いで恐縮なのですが,もし可能であれば,以下の日程の中で面接を再調整頂けないでしょうか。 ① ○月○日(○)○時~○時 ② ○月○日(○)○時~○時 ③ ○月○日(○)○時~○時
後ほど再度お電話いたします。ご検討頂きますよう,何卒よろしくお願い申し上げます。ーーーーーーーー

●自動変更のWEBフォーム形式でなければ,面接日程変更はまず「電話」で連絡。担当者不在の場合はメールを送る。

● 変更許可への感謝。面接当日も,始めのあいさつの際に日程変更のお礼を言おう。

感謝の気持伝え,今後の関係につなげる

参考3 各イベント後のお礼メール例文

「採用面接のお礼【日本大学理工学部 氏名】」


株式会社◯◯人事部 ▲▲様
いつも大変お世話になっております。本日,面接をしていただいた,◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。
ご多忙の中,面接の機会を与えていただいたこと,心より感謝いたします。
▲▲様のお話を伺い,貴社の質の高いサービスや社員満足度,活躍するための必要なスキルについて理解を深めることができ,貴社で仕事をしたいという思いが一層強くなりました。
今回の面接が良い結果となった場合,これからさらに努力し,自分を高めていく所存です。
まずは,面接のお礼を申し上げたく,メールいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

((署名))

● いつの面接か,誰からかわかりやすい「件名・表題」をつける。

● 送付先の会社名・部署・名前を書く。

● 挨拶をし,大学・学部・名前を名乗る。

● 最初に,メールの目的・要旨を書く。

● 面接をしてもらったことへのお礼,特に印象に残った話を取り上げる。

● 面接で志望度が高まった旨・これから更に努力する気持ちを伝える。

先輩の使ったフレーズ

・貴社の業務内容について詳しいお話を伺うことができ,非常に勉強になりました。

・特に,「◯◯,◆◆◆,□□□。」というお話はとても印象に残っております。

・質問にも丁寧に答えていただき,大変感謝しております。

・貴社への入社意欲がますます高まりました。

・以前より貴社を第一志望としておりましたが,本日の面接で,貴社で働きたいという想いがますます強くなりました。

・今後は,頂いた資料を熟読し,貴社の理解を深めていきたいと考えております。

・お忙しい中,貴重な時間を割いていただいたこと,お礼を申し上げます。

例文を見つけよう!

検索ワード「メール+マナー+内容」など

調べてビジネスメールの例文を参考に気持ちが伝わる文面を作成しよう。