※2016年05月15日内容更新(画像リサイズ、再補正等)
※2016年05月15日内容更新(画像リサイズ、再補正等)
※室内自然光撮影。花径約12.5cm(※2008年03月我が家にて開花。本来もっと整形・大輪です。)
リンコレリオカトレヤ チア・リン ‘パッショネイト’
(Rlc. Oconee x Rlc. Maitland (01/01/1989))
赤花の偉大なる銘親 Rlc. Oconee と、濃厚な花色の赤花を生むセミイエロー系花 Rlc. Maitland との交配。
・洋蘭情報誌「NEWORCHIDS(ニューオーキッド)」104号の表紙を飾った美個体。Rlc. Chia Lin の個体としてはあまり出回っていない比較的珍しいものです。ニューオーキッドへの写真提供が堂ヶ島洋らんセンターさんで堂ヶ島洋らんセンターさんの沖縄の農園で生産されていたという株とのことです。
・株姿は有名個体 ‘Shin Shyn(シン・シ)’をややコンパクトにガッチリさせたような感じで、花芽は多くの場合、シース無しで上がって来て環境の変化に敏感でダメになりやすい傾向があるようです。正直、ややクセがあって栽培難易度は高い方だと思います。
・花容や花色は別個体 ‘Shin Shyn’と ‘Super Gold(金超群)’を足して2で割ったような感じです。そして弁質は ‘Pau Ching Tien(包青天)’のように緊密かつ滑らかなベルベット状で、他個体に比べても一層厚くしっかりしていて、ペタルはキレイに展開します。
・花粉が出来にくい性質があるようでしたので、魅力的な花ながら交配親としてはやや不向きと言えると思います。
・ペタルの展開の悪い黄花や赤花との交配で、それを改善できる可能性が高いと思います。
・正直なところ、総合的に見て交配親として使用するなら、 ‘Shin Shyn’を使う方が良い結果が得られると思います。
・ ‘Shin Shyn’とのシブリングクロスによって、展開良く、さらに紫味の抜けた花色の赤花優秀個体が作り出せる可能性が高いのではないかと思います。
※室内自然光撮影。花径約12.5cm(※2008年03月我が家にて開花。本来もっと整形・大輪です。)
リンコレリオカトレヤ チア・リン ‘パッショネイト’
※温室内自然光撮影。花径約12.5cm(※2008年03月我が家にて開花。本来もっと整形・大輪です。)
リンコレリオカトレヤ チア・リン ‘パッショネイト’
花径約14.5cm(※2007年05月我が家にて開花。本来、もっと整形です。)
リンコレリオカトレヤ チア・リン ‘パッショネイト’
※本来、もっと整形です。(※2007年05月我が家にて開花)
リンコレリオカトレヤ チア・リン ‘パッショネイト’
上の花の画像の株姿(※2007年05月我が家にて開花)
リンコレリオカトレヤ チア・リン ‘パッショネイト’