愛媛県

松山市 2021430

都心部を半日歩いただけの感想だけれど、松山市はJRと私鉄郊外線と市内電車が走っていて、城があって、百貨店とアーケードが都心を成していて、それでいて政令指定都市にはならないくらいの規模でコンパクトにまとまっていて、県庁所在地ってこうだよな、こうだったらいいな、という街だった。

東予地方 2023年54-5

地方の新幹線も空港もないところに現れる工業地帯で、物流の主役が船であることを見せつける瀬戸内の華。ゆかりの地方都市が豊田市、浜松市、福山市である優希にとって産業の見える町は非常に安心感がある。旅団はこの素敵な世界に一刻も早く新幹線が開通するよう十河信二に祈念した。

西条市 2023年5月4日

今治造船西条工場などを有し、駅前とは別に臨海部にもホテルが立地する。東予は今治市、西条市、新居浜市、四国中央市それぞれ個別にフジグランがあり力強い。新幹線建設時の国鉄総裁十河信二の故郷でもあり四国鉄道文化館で0系やフリーゲージトレインなどを見られる。

新居浜市 2023年5月4-5日

別子銅山に始まる住友の町でとにかく全てが住友。四国に三つしかない三井住友銀行の支店は高松、松山とここ新居浜である。宿から外を見ればGWの早朝から町の背後で煙突がモクモクし、アーケードの周りの旧市街にはしっかり歓楽街もある絵に描いたような工業の町だった。

四国中央市 2023年5月5

国道11号や予讃線が製紙工場の隙間を貫いていく正真正銘の製紙の町。市が二つ合併した町の大きさに富士市を思い出した。目に見えるものとしては西条や新居浜より一際激しい湯気、目に見えないものとしては硫化物によると思われる何かが腐ったようなにおいが印象的だった。