過去の主催事業

主催イベント

【主催】1月例会 19世紀初頭ウィーンの弦楽四重奏曲

日時:2024年1月21日(日)14:00開演(13:30開場)

会場:駒込・今井館聖書講堂 JR駒込駅南口徒歩11分/都営三田線千石駅A4出口徒歩5分

出演:丸山瑶子(企画・構成・お話)

   クァルテット・オチェーアノ(演奏)

入場料:一般4,000円、BKJ会員・学生2,000円

曲目(予定):

A.ロンベルク Andreas Romberg (1767-1821)

弦楽四重奏曲 ト短調 作品16-2


A.エーベルル Anton Eberl (1765-1807)

弦楽四重奏曲 ト短調 作品13-3


L. v. ベートーヴェン Ludwig van Beethoven (1770-1827)

弦楽四重奏曲「ラズモフスキー」 作品59 より抜粋


こちらよりご予約をお願いいたします  →https://forms.gle/dqimntXg9sMdMMtF6


(2023/11/16)

【主催】鼎談「ベートーヴェンを語る」

毎年恒例の大晦日鼎談、今年も実施いたします!ぜひお越しください。

テーマは2024年に初演200周年を迎える《交響曲第9番》。「第九」に関するいろいろな話題を三者三様の観点から提起します。

日時:2023年12月31日(日)11:00~12:45

場所:東京文化会館 4階会議室

登壇者:平野昭・鈴木秀美・土田英三郎(予定)

聴講料:1000円(要予約・当日支払い) 70名限定

*但し日本ベートーヴェンクライス会員の方か、当日大・小ホールでのベートーヴェン演奏会チケット購入者に限ります。

お申込みはこちらからお願いいたします。 →https://forms.gle/QTKtxRmCWC8bqHVK6

(2023/09/05、2023/11/17更新)

【主催】11月例会 ベートーヴェンとライヒャ ~「新しい」フーガをめぐって~


〔日程〕 2023年11月12日(日) 14:00開演(13:30開場)

〔場所〕 小山台会館(小山台教育財団)大ホール 東急目黒線・武蔵小山駅西口より徒歩3分  

〔出演〕 小倉貴久子(fp)、越懸澤麻衣(企画・構成・お話)

     使用楽器:A. ヴァルター 1795年モデル(C. マーネ製作)

〔入場料〕一般 4,000円、BKJ会員・学生 2,000円

〔曲目〕    アントン・ライヒャ:《36のフーガ》より

      ベートーヴェン:《自作主題による15の変奏曲とフーガ》Op. 35(「エロイカ」変奏曲)



アントン・ライヒャ(1770~1836)は、ベートーヴェンとともにボンで若き日々を過ごした作曲家です。今回の例会では、この二人の作曲家のフーガをご紹介します。

ライヒャは1803年、《36のフーガ》という風変わりなフーガ集を出版しました。彼によれば、これは「新しいシステム」で作曲された曲なのですが、一体どのようなフーガなのでしょうか。そして、それに旧友ベートーヴェンはどう反応したのでしょうか。フーガという伝統的な書法に彼らがいかに対峙したか、当時のフォルテピアノの響きでお楽しみいただきたいと思います。


(2023/06/14、2023/07/11)

【主催】10月例会 初期のチェロ作品について2 ~有名作品の陰にいる奏者達~


〔日程〕 2023年10月14日(土) 14:00開演(13:30開場)

〔場所〕 横浜みなとみらいホール レセプションルーム

      *レセプションルームは、通常の大・小ホールの入口ではなく、けやき通り沿いの楽屋口(建物の外1F)よりご入場いただくことになります。お気をつけください。 

〔出演〕 鈴木秀美(vc、お話)、小倉貴久子(fp)

     使用楽器:A. ヴァルター 1795年モデル(C. マーネ製作)

〔曲目〕 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番 Op. 5-2 

             ヘンデルのオラトリオ《ユダス・マカベウス》より〈見よ、勇者の帰還〉の主題による12の変奏曲 WoO 45 

     ほか

〔入場料〕一般 4,000円、BKJ会員・みなとみらいホールウェブフレンズ・学生 2,000円



10月例会の聴きどころ

 チェロとフォルテピアノによる本格的二重奏ソナタを創始したのはベートーヴェンですが、彼の周囲には名だたるチェロ奏者の存在がありました。BKJではこれまでにもチェリストの鈴木秀美氏の企画構成によるベートーヴェンとチェロをテーマとしたトークとレクチャーコンサートを行ってきました(日本ベートーヴェンクライスのホームページに過去の主催事業としてハイライト動画があります)。今回は「有名作品の陰にいる奏者たち」と題して、ベートーヴェンと彼等の関係、当時のチェロ音楽の様式特性などについての鈴木氏の話、そして、フォルテピアノの小倉貴久子さんとのデュオでベートーヴェンの初期の名曲チェロ・ソナタとヘンデル変奏曲を演奏していただきます。さて、陰の奏者とはいったい誰のことなのでしょうか?デュポール兄弟かもしれませんし、あるいはクラフト父子、ロンベルク従兄弟かもしれません。さらにはズメシュカルやリンケへの言及があるかもしれません。(平野 昭)


(2023/06/14、2023/7/11、2023/08/30)

【主催】特別例会 ベートーヴェンとホルン


ナチュラルホルンアンサンブル東京のみなさんをお迎えし、2つの企画でベートーヴェンとホルンとの結びつきを掘り下げていきます!


2023年6月13日(火)横浜みなとみらいホール

(※11月例会にてお配りした「予告」情報では6月23日となっておりましたが、13日の誤りです。お詫びして訂正いたします。)

第1部【レクチャー】14:00開演(13:30開場) 於:レセプションルーム 

 企画・構成:塚田聡

演奏:ナチュラルホルンアンサンブル東京

お話:土田英三郎  

   入場料:2,000円(一般)

        1,000円(BKJ会員・横浜みなとみらいホールウェブフレンズ・学生)

     前売り(2月3日より):横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000 minatomirai.pia.jp/

        チケットぴあ t.pia.jp <Pコード234-670>

 ご予約:https://forms.gle/754Eq9eGP7kyfePu5 *ご予約の場合、入場料は当日窓口でお支払いください。

   *レセプションルームは、通常の大・小ホールの入口ではなく、けやき通り沿いの楽屋口(建物の外1F)よりご入場いただくことになります。お気をつけください。

 *第1部はご好評につき、予定枚数を終了いたしました。第2部は引き続き販売中です。



第2部【コンサート】19:00開演(18:30開場) 於:小ホール

 ~プログラム~

 L. v. ベートーヴェン:ホルンソナタ へ長調 作品17 [1800]

 A. レイシャ:ホルン三重奏曲より

 N. d. クルフト:ホルンのオブリガートつきピアノソナタ ホ長調 [ca. 1813/14]

 F. リース:ホルンソナタ へ長調 作品34 [1811]

 L. v. ベートーヴェン:2本のホルンと弦楽四重奏のための六重奏曲 変ホ長調 作品81b ピアノ版 [ca1795] (Ferdinand Eckert版

 ~出演者~

 ナチュラルホルンアンサンブル東京

 伴野 涼介(読売日本交響楽団)

 大野 雄太(東京交響楽団)

 藤田麻理絵(新日本フィルハーモニー交響楽団)

 下田 太郎(THE ORCHESTRA JAPAN)

 大森 啓史(千葉交響楽団)

 塚田 聡(東京フィルハーモニー交響楽団)

 小倉貴久子(フォルテピアノ)


    入場料:3,000円(一般)

        1,500円(BKJ会員・横浜みなとみらいホールウェブフレンズ・学生)

     前売り(2月3日より):横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000 minatomirai.pia.jp/

        チケットぴあ t.pia.jp <Pコード234-670>

 ご予約:https://forms.gle/MnqWpm9pXN4KSLqL7 *ご予約の場合、入場料は当日窓口でお支払いください。

     

 第1部、2部の両方をお聴きくださる方には、プログラムノートを無料で進呈いたします! 

(2022/11/25、2023/01/12、2023/5/13更新)

【主催】5月例会 レクチャー「ボンの仲間たちとベートーヴェン〜宮廷楽団の同僚、そしてフェルディナント・リースとその一家〜」

〔日時〕 2023年5月13日(土)14:00開演 / 13:30開場

〔会場〕 小山台会館3F大ホール(小山台教育財団) 東急目黒線・武蔵小山駅西口より徒歩3分 

〔講師〕 かげはら史帆、丸山瑶子

〔演奏〕 樽木彩花

〔入場料〕一般:3000円、BKJ会員・学生1500円

*当日券はございます。直接会場へお越しください。

◎出演者プロフィール◎

かげはら史帆(かげはらしほ、Shiho Kagehara)

文筆家。1982年、東京郊外生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。著書『ベートーヴェンの愛弟子 –フェルディナント・リースの数奇なる運命』(春秋社/2020年)、『ベートーヴェン捏造 –名プロデューサーは嘘をつく』(柏書房/2018年)。ほか音楽雑誌、文芸誌、イベントプログラム、ウェブメディアに小説、エッセイ、書評などを寄稿。

個人ウェブサイト:http://shiho-kagehara.com/


丸山瑶子(まるやまようこ、Yoko Maruyama)

慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史専攻後期博士課程入学後、ヴィーン大学に留学。2017年、ヴィーン大学にてベートーヴェンの弦楽四重奏曲に関する研究により、博士号取得(哲学)。これまでにオーストリア政府給費奨学金、ローム・ミュージックファンデーション奨学金、ヴィーン大学修了奨学金受給生。2018〜2021年日本学術振興会特別研究員。現在、慶応義塾大学ほか非常勤講師、東京藝術大学教育研究助手。

研究の関心領域は、ベートーヴェンを中心とする18世紀後半〜19世紀の音楽活動(主に現代では無名となった作曲家の様式研究)、18〜19世紀の室内楽、編曲の機能や音楽性などで、国内外で学会・論文発表を行う。訳書 ウィーン原典版 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集 新版(2022年音楽之友社)。Web連載「ピティナ調査・研究 編曲と音楽、その歴史」https://research.piano.or.jp/series/arange/index.html

(写真:Haruka Yano) 


樽木 彩花(たるきあやか、Ayaka Taruki)

桐朋学園大学音楽学部ピアノ科終了。第25回かながわ音楽コンクールユースピアノ部門特選、第62回TIAA全日本クラシック音楽コンクール(第3位)スカラシップ取得。ウィーン国立音楽大学 summer music seminar ディプロマ取得。株式会社音はこ・株式会社sorise所属。トロンボーンとのユニットPiatroka(ピアトロカ)在籍。ホテル東京ガーデンパレスにて行われるロビーコンサート定期出演。ベートーヴェン生誕月コンサートシリーズ出演。器楽・声楽の伴奏も精力的に行う。森 千尋、松本 和代、廻 由美子、Michael Hruby各氏に師事。 

(2023/02/04)

【主催】3月例会 ベートーヴェンと20世紀フランスの作曲家

~野平一郎 日本ベートーヴェンクライス代表退任記念レクチャー~


〔日時〕 2023年3月19日(日)14:00開演 / 13:30開場 

〔会場〕 東京藝術大学音楽学部 5号館401教室

〔入場料〕無料

〔資料代〕1,000円

〔講演〕 野平一郎


こちらよりご予約をお願いします(資料代は、当日窓口でお支払いください)。

*なるべく3月16日(木)までのご予約ください。

*****

諸井誠(作曲家・1930~2013)初代代表の後任として、2013年より10年間当会の第2代代表を務めた作曲家・ピアニストの野平一郎氏が来る3月で代表理事を退任いたします。この機会に、ベートーヴェンとフランスの作曲家との関わりについてお話いただくことになりました。

当講演では、野平氏の師匠である矢代秋雄(敬称略)、ご友人のミカエル・レヴィナス、そしてメシアンとブーレーズという20世紀の音楽を牽引した作曲家といった野平氏ならではの人物と作品が並びます。独自の視点から、ピアノを弾きながらの興味深いお話が伺えることでしょう。どうぞお誘い合わせの上ご来場くださいますよう、お願い申し上げます。


♪講演で取り上げる予定の曲目♪

矢代秋雄(1929~1976)

  ピアノ・ソナタ(1961)

  ベートーヴェン 第3ピアノ協奏曲へのカデンツァ(1962)

オリヴィエ・メシアン(1908~1992)

  「リズム、色彩、鳥類学概論」第2巻より(1994~2002、全7巻) 

  ベートーヴェンにおける省略による展開

ピエール・ブーレーズ(1925~2016)

  ピアノ・ソナタ第1番(1946)、第2番(1948)

  ベートーヴェンについての言説

ミカエル・レヴィナス(1949~)

  「作曲家 トルヴェール」(2002)より

  ベートーヴェンのピアノ・ソナタへのまなざし


野平一郎 プロフィール

野平一郎(作曲家・ピアニスト) Ichiro Nodaira  [Composer/Pianist]

東京藝術大学大学院修了後、パリ国立高等音楽院に学ぶ。現在、作曲家、ピアニスト、指揮者、教育者として国際的に活躍する音楽家。ピアニストとしては内外のオーケストラにソリストとして出演する一方、多くの国際的名手たちと共演し、室内楽奏者としても活躍。古典から現代までレパートリーは幅広い。近年はコンチェルトの弾き振りや、自作自演を含めた指揮活動も多い。150曲に及ぶ作品の中には、フランス文化庁、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、IRCAM、国立劇場からの委嘱作品がある。第13回中島健蔵音楽賞(1995)、第44回、第61回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞(1996)、第35回サントリー音楽賞(2004)、第55回芸術選奨文部科学大臣賞(2005)、日本芸術院賞(2018)、第52回ENEOS音楽賞洋楽部門本賞(2022)を受賞。2012年春、紫綬褒章受章。2021年より3年間モナコ・ピエール皇太子財団音楽評議員を務める。仙台国際音楽コンクールピアノ部門審査委員長。現在、静岡音楽館AOI芸術監督、東京文化会館音楽監督。東京藝術大学名誉教授、2023年4月より東京音楽大学学長。

オフィシャルサイト https://ichironodaira.jp/

(2022/11/22、2023/01/12、2023/2/25、2023/2/26更新)

【主催】2月例会 ベートーヴェンと弟子たち


ベートーヴェンとチェルニー(1)

カール・チェルニー再発見 ―弟子として、編曲者として、作曲家として


〔日程〕  2023年2月24日(金)18:00開場、18:30開演

〔場所〕  小山台会館3F大ホール(小山台教育財団) 東急目黒線・武蔵小山駅西口より徒歩3分 

〔講師〕  中川航 

〔演奏〕  増田達斗、鐵百合奈(ピアノ

〔入場料〕 一般:4000円、BKJ会員・学生:2000円

〔曲目〕  ベートーヴェン:《アデライーデ》作品46(チェルニーによるピアノ連弾編曲版) 

              《ピアノと管弦楽のためのロンド》WoO 6(チェルニーによるピアノ連弾編曲版 

      チェルニー:  《葬送行進曲》作品146(ベートーヴェンの《エロイカ》葬送行進曲と関連) 

              24の性格的大練習曲》作品 692 から第10番イ長調 

              《ピアノ連弾ソナタ第1番》作品10              


こちらよりご予約をお願いします(入場料は、当日窓口でお支払いください)。


*****

 カール・チェルニー(1791〜1857)といえばベートーヴェンの弟子、フランツ・リストの師匠、それにたいていのピアノ学習者が習う膨大な練習曲の作曲家として有名ですが、それは彼のほんの一面にすぎません。教育者としてばかりではなく、作曲家、音楽理論家としても偉大な足跡を残し、19世紀ピアノ文化の頂点の一つに位置しています。

 今回はチェルニー研究家の中川航さん、ピアニストとして第一線で活躍されている増田達斗さん、鐵百合奈さんという豪華な陣容を迎えて、「知られざるチェルニー」の入門編を試みます。主な曲目は、編曲家チェルニーを再確認するもののほか、きわめて優れた作曲家としての側面を垣間見ることのできる作品群で、かなりの難曲を含みます。

 クライスの会員ばかりではなく、どなたでも歓迎しております。ふるってご参加ください。

出演者プロフィール◎

中川航(なかがわ・わたる)

編集者・音楽学者。1984年生まれ。東京大学人文社会系研究科博士課程単位取得退学。専門は美学・芸術学。音楽文化史の観点からチェルニーの創作活動について研究。2013〜2015年にオーストリア政府給費奨学生としてウィーンに留学。現在は都内の出版社に勤務し専門書および楽譜の編集を手がける。 

増田達斗(ますだ・たつと)

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院音楽研究科ピアノ専攻修士課程修了。現在、洗足学園音楽大学作曲コース非常勤講師。

ソロ・伴奏・作曲の各分野に渡り多彩な活動を展開しながら、ピアノ・作曲等の後進の指導にも力を注いでいる。又在学中より多数の現代新曲初演及び再演に携わっている。シェーンベルク:《月に憑かれたピエロ》他収録のCD、及びチェルニー:《12の前奏曲とフーガ》収録のCDにそれぞれピアニストとして参加。ダンス&2台ピアノによるストラヴィンスキー:《春の祭典》日本ツアーにピアニストとして参加。

アートサロン《アトリエ・アッシュ》、作曲家団体《NODUS》各メンバー。第3回洗足現代音楽作曲コンクール第1位。これまでに作曲を土田英介氏に、ピアノを藤城敬子、芝本容子、播本枝未子、秦はるひ、長尾洋史、渡辺健二、他各氏に師事。 


鐵百合奈(てつ・ゆりな)

2019年、N&FよりCDデビュー。同年よりベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏シリーズを開催、並行して録音を行い、2022年《ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲集上巻》(CD5枚組)を発売、「レコード芸術」で特選盤となる。多くのリサイタルを開くほか、読響、東響、広響、東京シティ・フィルなどオーケストラとの共演も多い。日本音楽コンクール第2位、岩谷賞(聴衆賞)、三宅賞。高松国際ピアノコンクール審議員特別賞。2015年、皇居内桃華楽堂で御前演奏。第4回柴田南雄音楽評論賞本賞、第5回同本賞。東京藝術大学にて博士号取得。2020年〜2023年桐朋学園大学院大学専任講師。

【主催】鼎談「ベートーヴェンを語る」

毎年恒例、大晦日の鼎談を今年も行います。ぜひご参加ください。


鼎談「ベートーヴェンを語る」

〔日時〕 2022年12月31日(土)11時00分~12時45分

〔場所〕 東京文化会館 4階会議室

〔登壇者〕野平一郎・土田英三郎・平野 昭

〔聴講料〕¥1,000(要予約・当日支払い)35名限定

(但し 日本ベートーヴェンクライス会員の方か、当日大・小ホールでのベートーヴェン演奏会チケット購入者に限ります。)

主催/日本ベートーヴェンクライス

お申込み/日本ベートーヴェンクライス beethovenkreis@gmail.com

(2022/09/04)

【主催】第1回よこはま例会 ピアノ連弾によるベートーヴェン新宇宙

 連弾で聴く!! 世界に誇る国立音楽大学ベートーヴェン初期印刷楽譜コレクションより


〔日程〕2022年11月23日(祝・水)14時00分開演(13時30分開場)

〔会場〕横浜みなとみらいホール レセプションルーム  みなとみらい駅(東急東横線直通みなとみらい線)下車徒歩3分

 *レセプションルームは、通常の大・小ホールの入口ではなく、けやき通り沿いの楽屋口(建物の外1F)よりご入場いただくことになります。お気をつけください。

〔曲目〕ベートーヴェン《ピアノ協奏曲第3番 ハ短調》

    ベートーヴェン《ピアノ・ソナタ「ハンマークラヴィーア」》

〔出演〕企画・構成:沢田千秋

    演奏:坂本真由美(Primo)、沢田千秋(Secondo)

    お話:沼口 隆

〔入場料〕一般:4,000円 

     BKJ会員・横浜みなとみらいホール ウェブフレンズ・学生:2,000円  

共催:横浜みなとみらいホール(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

協力:国立音楽大学附属図書館

【主催】10月例会 ベートーヴェン&チェロ作品


〔日程〕2022年10月23日(日)14時00分開演(13時30分開場)

〔会場〕小山台会館(小山台教育財団) 東急目黒線・武蔵小山駅西口より徒歩3分

〔曲目〕ベートーヴェン《チェロ・ソナタ第1番》Op. 5-1 実践的徹底分析と演奏

    ベートーヴェン《交響曲第1番》におけるチェロの用法 など

〔出演〕鈴木秀美(企画、構成、お話、チェロ)

    小倉貴久子(フォルテピアノ)

〔入場料〕一般4,000円 BKJ会員・学生2,000円  

【主催】6月例会 連弾編曲で聴くオーケストラ作品 第1回


〔日程〕2022年6月24日(金)18時30分開演(18時開場)

〔会場〕小山台会館(小山台教育財団) 東急目黒線・武蔵小山駅西口より徒歩3分

〔曲目〕ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op. 21  Meves メーヴス編曲

           :交響曲第3番変ホ長調 Op. 55《英雄》  Ulrich ウルリッヒ編曲

〔出演〕沢田 千秋(企画、構成、進行)

    角野 裕(構成協力、お話)

    正住 真智子(pf)、冨田 楓(pf)

〔入場料〕一般4,000円 BKJ会員・学生2,000円  

文化芸術復興創造基金による助成金について

このたび、日本ベートーヴェンクライスでは文化芸術復興創造基金による助成金を得て、以下の例会実施、および『ベートーヴェン通信』発行ができましたことをご報告いたします。コロナ禍においても、活動を継続するために助成金を活用させていただきました。心より感謝申し上げます。

・2月例会「茂木大輔によるお話ーオーボエ・トリオ作品」(2月22日)

・3月例会「ベートーヴェンと師ハイドン-ピアノ・トリオ作品をめぐって」(3月25日)

・5月例会「ベートーヴェンとネーフェーボンの調べ」(5月8日)

・『ベートーヴェン通信第11号』(2022年3月発行)

文化芸術復興創造基金については、こちらをご覧ください。https://www.ntj.jac.go.jp/kikin/shienn/reconstruction.html 

(2022/06/12、2022/07/07追記)

【主催】5月例会 ベートーヴェンとネーフェ ~ボンの調べ~


〔日程〕2022年5月8日(日)14時開演(13時30分開場)

〔会場〕小山台会館(小山台教育財団) 東急目黒線・武蔵小山駅西口より徒歩3分

〔曲目〕ベートーヴェン:《3つの選帝侯ソナタ》より第2番ヘ短調 WoO47-2

           :《ロンド》ハ長調 WoO48

           :《ソナチネ》ヘ長調 WoO50

           :《ディッタースドルフのオペラ『赤ずきん』よりアリエッタ

            〈むかしむかしひとりの老人がおったとさ〉の主題による13の変奏曲》WoO66

           :《レントラー風舞曲》(2020年、新発見の曲)

      Chr. G.ネーフェ:《12のクラヴィーア・ソナタ》より第1番二短調

           : 《ディッタースドルフのオペラ『赤ずきん』より四重唱

            〈ここでは朝食がうまい〉の主題による13の変奏曲》

       J. S. バッハ:《平均律クラヴィーア曲集第1巻》より第2番ハ短調 BWV847

〔出演〕越懸澤 麻衣(企画、構成、お話)

    小倉 貴久子(pf) *使用楽器:A. ヴァルター 1795年モデル(C. マーネ製作)

〔入場料〕一般4,000円 BKJ会員・学生2,000円  

 ※どなたでもご参加いただけます。ご来場をお待ちしております!

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

5月の例会は、ベートーヴェンのボン時代に焦点を当てたレクチャー・コンサートです。

ベートーヴェンが生まれ故郷のボンでクリスティアン・ゴットロープ・ネーフェ(1748~1798)に学んだ、ということは、ほとんどの伝記に書かれています。しかし実際のところ、若きベートーヴェンはネーフェからどのようなことを学んだのでしょうか? そもそも、ネーフェとはどういう音楽家だったのでしょうか?

そうした18世紀後半のボンの調べを体感していただけるよう、ボンでベートーヴェンが書いた曲に加え、ネーフェの作品やネーフェがベートーヴェンに教えたというJ. S. バッハの《平均律クラヴィーア曲集》を、フォルテピアノの演奏でお届けいたします。

なかなか生では聴けない作品ばかりです。どうぞお楽しみに!

【主催】3月例会 鈴木秀美と仲間たち:ピアノ・トリオ作品


〔日程〕2022年3月25日(金)14時開演(13時30分開場)

〔会場〕杉並公会堂小ホール JR中央線・総武線・地下鉄丸ノ内線 荻窪駅北口下車 徒歩7分

〔曲目〕ハイドン:《ピアノ三重奏曲》

    ベートーヴェン:未完の作品

    ベートーヴェン:《ピアノ三重奏曲第1番》Op. 1-1

〔出演〕荒木優子(vn)、鈴木秀美(vc)、上尾直毅(fp)

〔入場料〕一般4,000円 BKJ会員・学生2,000円  

【主催】2月例会 茂木大輔によるお話:オーボエ・トリオ作品


〔日程〕2022年2月22日(火)18時15分開演(17時45分開場)

〔会場〕けやきホール(古賀政男音楽博物館1F) 小田急線・地下鉄千代田線・代々木上原下車 徒歩3分

〔曲目〕ベートーヴェン:《オーボエ三重奏曲》Op. 87

    ベートーヴェン:《ドン・ジョヴァンニの主題による12の変奏曲》WoO 28

    その他(サプライズ):同時代の作曲家による同編成の作品

〔出演〕茂木大輔(お話)、浅原由香(ob)、笹平幸那(ob)、裵紗蘭(C.I.)

〔入場料〕一般4,000円 BKJ会員・学生2,000円

【主催】「ベートーヴェンを語る」 鼎談:鈴木秀美・土田英三郎・平野 昭 


毎年恒例、大晦日の鼎談を今年も開催いたします。お誘いあわせの上、ぜひお越しください。


〔日程〕2021年12月31日(金)11時00分~12時45分(10時30分、楽屋口にて受付開始)

〔会場〕東京文化会館 4階会議室

〔聴講料〕 ¥1,000(要予約・当日支払い)35名限定

(但し 日本ベートーヴェンクライス会員の方か、当日大・小ホールでのベートーヴェン演奏会チケット購入者に限ります。)


主催/日本ベートーヴェンクライス

お申込み/ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 classic@millionconcert.co.jp

詳細はこちら:http://www.millionconcert.co.jp/concert/detail/2021_12/guide/211231beethoven_sq.html

レクチャー・シリーズ

12月例会「ベートーヴェンとバロック音楽」

〔日時〕2021年12月11日(土)14時開演(13時30分開場)

〔会場〕小山台会館大ホール(小山台教育財団)(東京都品川区小山4-11-12東急目黒線 武蔵小山駅西口より徒歩3分

〔講師〕越懸澤麻衣

〔入場料〕一般3000円、学生1500円、BKJ会員は半額

〔公演概要〕

ベートーヴェンが、ヘンデルやバッハといったバロック音楽から何を学び、自らの作品に活かしていったのか、ベートーヴェンが学んだ作品や、そこからの影響で生まれたと思われる作品、たとえば《ミサ・ソレムニス》や《ハンマークラヴィーア・ソナタ》などを取り上げます。また、当時バロック音楽をめぐる状況がどのようなものだったのかについても、ご説明しようと考えています。

昨年2020年に音楽之友社より出版した『ベートーヴェンとバロック音楽:「楽聖」は先人から何を学んだか』で書いた内容をわかりやすくお話すると共に、本書に登場する作品を実際に録音で聴いていただく、ということが中心ですが、本書では紙面の都合で取り上げられなかったトピックスもいくつか盛り込む予定ですので、すでに拙著をお読みいただいた方も、そうでない方も、お楽しみいただけるのではないかと思います。(越懸澤麻衣)

レクチャー・シリーズ

10月例会「《運命》聴き比べ! ~新旧録音や編曲のあれこれ~」

〔日時〕2021年10月16日(土)14時開演(13時30分開場)

〔会場〕小山台会館大ホール(小山台教育財団)(東京都品川区小山4-11-12東急目黒線 武蔵小山駅西口より徒歩3分

〔講師〕沼口隆、安田和信

〔入場料〕一般3000円、学生1500円、BKJ会員は半額

〔公演概要〕

ベートーヴェンの交響曲第5番の第1楽章の提示部に焦点をあてて、最初期の録音であるニキシュ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1913年)を筆頭に作曲家の生誕250周年(2020年)を記念して続出した最新の録音まで、古今の音源を聴き比べる。

拝鈍亭例会第2回 

拝鈍亭例会第2回 ベートーヴェンのチェロ作品とチェリストたち

〔日時〕2021年9月26日(日)15時開演(14時30分開場)

〔会場〕雑司谷拝鈍亭(本浄寺) 豊島区雑司ヶ谷1-51-18 

    地下鉄有楽町線 護国寺駅から徒歩5分(護国寺西交差点そば)都電荒川線東池袋四丁目駅から徒歩8分 

〔講師〕鈴木秀美(楽器と共に)、平野昭

〔入場料〕一般3000円、学生1500円、BKJ会員は半額

〔公演概要〕

「ベートーヴェンのチェロ作品とチェリストたち」をテーマとして、チェリストの鈴木秀美と研究者の平野昭が対談形式で作品の本質や美に迫ります。音楽史上最初の本格的チェロ・ソナタといわれる1796年のOp.5の2曲、中期《運命》や《田園》交響曲と同時期に作曲された第3番Op.69、そして、後期移行期の1815年に書かれたOp.102の2曲は、それぞれ名チェリストを想定して作曲されたと考えられます。名手J.L.デュポール、A.クラフト、J.リンケらの技法の特徴や5曲に見られるチェロ奏法の多様な特徴を鈴木秀美がチェロによる実演を通して解説します。

また、ご来場の方より質問を受け付けますベートーヴェンのチェロ作品について、あるいはオーケストラのなかのチェロ・パートについて、具体的な質問も大歓迎です!ぜひ奮ってご参加ください。

拝鈍亭例会 第1回

本会が主催する拝鈍亭での記念すべき第1回のレクチャー・コンサートです!


拝鈍亭例会 第1回 ベートーヴェンに至る道 ~鈴木秀美によるトーク&その仲間たちによる演奏~

〔日時〕2021年8月15日(日)15時開演(14時半開場)

〔会場〕雑司谷拝鈍亭(本浄寺) 豊島区雑司ヶ谷1-51-18  

      地下鉄有楽町線 護国寺駅から徒歩5分(護国寺西交差点そば)都電荒川線東池袋四丁目駅から徒歩8分

〔出演者〕若松夏美、荒木優子、成田寛、上尾直毅、鈴木秀美

〔プログラム〕

C. P. E. バッハ:トリオ ハ短調 「憂鬱質と多血質」Wq. 161/1, H. 579

J. ハイドン:クラヴィーア・トリオ ホ短調 Hob. XV/12

L. v. ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ト長調 Op. 9, No. 1

〔入場料〕一般4000円、学生2000円、BKJ会員は半額

 *学生の方は学生証など学生であることを証明するものをお持ちください。

80数名ほどの収容人員ですが、緊急事態宣言下の現状では最大60名くらいまでを想定しております。先着順とさせていただきますので、まんいち定員超過の場合には、大変に申し訳ございませんが、入場をご遠慮いただくこともあり得ます。あらかじめ、ご承知おき下さい。また、当日発熱された方も入場いただけません。どなたも必ずマスクの着用手指の消毒等をお願い致します。 

ベートーヴェン生誕250年記念 15年連続 第15回 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲【8曲】演奏会

本会が後援する演奏会のお知らせです。演奏会に先立ち、毎年恒例の鼎談も開催されます。

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ベートーヴェン生誕250年記念 15年連続 第15回 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲【8曲】演奏会

日時 :2020年12月31日(木)14時開演(終演21時30分頃予定)

会場 東京文化会館小ホール(東京・上野)

料金  全席指定 10,000円

   BKJ会員割引 10,000円→8,000円(ミリオンコンサート協会に電話でお申込み頂きました方限定)

出演    

クァルテット・エクセルシオ

  西野ゆか/北見春菜/吉田有紀子/大友 肇

古典四重奏団

  川原千真/花崎淳生/三輪真樹/田崎瑞博

ストリング・クヮルテット ARCO

  伊藤亮太郎/双紙正哉/柳瀬省太/古川展生

曲目    

クァルテット・エクセルシオ

  弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキーNo.1」

  弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキーNo.2」

  弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキーNo.3」

古典四重奏団

  弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.127

  弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.130「大フーガ」付き

ストリング・クヮルテット ARCO

  弦楽四重奏曲 嬰ハ短調 Op.131

  弦楽四重奏曲 イ短調 Op.132

  弦楽四重奏曲 へ長調 Op.135


★「ベートーヴェンを語る」 鼎談:野平一郎・土田英三郎・平野 昭

2020年12月31日(木)11時00分~12時45分

東京文化会館 4階会議室

聴講料 ¥500(要予約・当日支払い)70名限定 ※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定数より早く締切らせていただく場合もございます。

(但し 日本ベートーヴェンクライス会員の方と、当日大・小ホールでのベートーヴェン演奏会チケット購入者に限ります。)

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ベートーヴェン生誕250年記念 15年連続 第15回 ベートーヴェン弦楽四重奏曲演奏会

小尾 旭

 ベートーヴェン生誕250年を記念する大晦日、「ベートーヴェン弦楽四重奏曲コンサート」は15年連続で第15回目を迎えました。隣の大ホール「全交響曲演奏会」は、2003年に始まりましたので、18年目となります。両ホールとも毎年ご来会下さいます好楽家の皆様には厚く御礼申し上げます。

 ベートーヴェンの集客力に、ただただ感嘆するばかりです。ベートーヴェンの魅力、吸引力は絶大で、古今のあらゆる西洋音楽の中でも根幹をなしていると申しても宜しいでしょう。一年間に一番時間のある大晦日に来し方、行く末に思いをはせ、ベートーヴェンの至高の名曲をじっくりしみじみと味わいたいというのは皆様と同じ、私もです。「無人島で過ごす時にはベートーヴェン弦楽四重奏曲のスコアが必携」とケーベル博士は明治時代に書いています。何ですか、最近は華やかなジルベスターコンサートが日本各地各所で催されるようになりました。大変結構な事だと思います。この種のコンサートの多様化など、20年前までは考えられない事でした。時勢の移り変わりには目を見張る思いです。その中でもユニークな会としてこのベートーヴェン・コンサートはマスメディアに採り上げられています。

 ベートーヴェンを愛好し、研究する同好の士が集まり、「日本ベートーヴェンクライス」という集まりが、諸井 誠氏の提唱で2010年に発足しました。諸井氏亡き後は野平一郎氏が代表理事となり、ベートーヴェン研究家の土田英三郎氏、平野 昭氏が副代表を担っておられます。私も引っ張り込まれて、その事務局長を務めています。そしてベートーヴェン作品の演奏統計をとっています。

 この三氏の「鼎談」を告知してありますが、毎回ベートーヴェンに関する面白い話、興味深い貴重な話の105分間にも是非ご来聴くださいますようお願い申し上げる次第です。

 最近ベートーヴェンのシンフォニーやピアノ・ソナタの全曲演奏会が頻繁に行われています。他の作曲家では、そうまとまったコンサートはあまりありません。250年経ってもベートーヴェンはすごいです・・・・・

ミリオンコンサート協会代表 (2020年7月25日没 享年90歳)

※この文章は過去に掲載されたものに加筆して構成いたしました。


 今後の感染状況によっての変更等につきましては、何卒ご了承くださいますようお願い致します。

《謹告》

5/13(水)に開催を予定しておりました「日本ベートーヴェンクライス特別講座 ペーター・レーゼル ベートーヴェンを語る」は新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、レーゼル氏の来日が困難となりやむなく中止させて頂くこととなりました。開催を楽しみにされていたBKJ会員の皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。 

○講座名

ベートーヴェン・イヤー 生誕250年記念 日本ベートーヴェンクライス《会員限定特別講座》

ペーター・レーゼル ベートーヴェンを語る

■2020年5月13日(水)19時/渋谷ホール

★チケットの払い戻しにつきましては、BKJ事務局(ミリオンコンサート協会)にて行います。

誠にお手数ですが、メール、または電話(現在事務所不在のため、電話は「非常事態宣言」解除後)ご連絡ください。

日本ベートーヴェンクライス事務局(ミリオンコンサート協会内)

〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-21-10-702 TEL 03-3501-5638/FAX 03-3501-5620

http://millionconcert.co.jp/(メールはHP内『お問い合わせ』より) 

レクチャー・コンサート

“2つのディアベッリ変奏曲” Anton Diabellis Vaterländischer Künstlerverein

第1部:ベートーヴェン《33の変奏曲》Op.120、第2部:同時代者50人の作曲家による《50の変奏曲》

2020年2月8日(土)14:00開演

会場:横浜みなとみらいホール 6階 レセプションルーム

お話:平野昭(日本ベートーヴェンクライス副代表)

演奏:斎藤 龍(ピアニスト、BKJ会員) 

 入場料:一般3000円(全席自由):BKJ会員は半額、学生1000円

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【レクチャーコンサート内容】

A.ディアベッリが作曲した「ワルツ主題」を1820年頃にウィーンで活躍していた50人の作曲家たちがどのように変奏しているのか。この50人中にはモーツァルトの一人息子フランツ・クサーヴァーも、シューベルトも、11歳の少年リストも、そしてベートーヴェンの弟子チェルニーもいた。また、ベートーヴェンの唯一の作曲の弟子であったオーストリア大公ルドルフの洗練された対位法的変奏曲も含まれている。この《祖国芸術家協会:50の変奏曲集》が1824年に出版される前年に同じ「ワルツ主題」によるベートーヴェンの《33の変奏曲》Op.120が先行出版されていた。1822年にすべてのピアノ・ソナタの作曲を終えていたベートーヴェンにとって、この《33の変奏曲》が晩年様式の中でどのような意味をもっていたのか。ピアニスト斎藤龍さんをゲストに迎えて、《50の変奏曲》及び《33の変奏曲》の抜粋演奏を聴きながら考えてみたい。 

斎藤龍(ピアニスト)

東京藝術大学、同大学院を経てチューリッヒ芸術大学大学院留学、ソリストディプロム修了。ブラームス国際コンクールをはじめ多くの賞を受賞。2011~13年のベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会で好評を博す。2014年には日本ベートーヴェンクライスのレクチャーコンサートで東京藝術大学時代の師である迫昭嘉とリスト編曲2台ピアノ版の《第九》を演奏し絶賛される。東京藝術大学、沖縄県立芸術大学、洗足学園大学講師。BKJ会員。

レクチャー・CDコンサート

ピアノ・ソナタの名演奏をCDで振り返るII ~バックハウス、ケンプ、そしてグルダ~

本会の代表理事、野平一郎のお話・ピアノ演奏とともに、ベートーヴェンの名演をCDで振り返ります。

2020年1月15日(水)19時開演 (限定40席)

会場:Studio GVIDO (東京モノレール、JRりんかい線「天王洲アイル」駅下車徒歩約9分

全席自由 3000円 (日本ベートーヴェンクライス会員は半額) 学生 1000円

レクチャー・CDコンサート

ピアノ・ソナタの名演奏をCDで振り返るI ~アルトゥール・シュナーベル、イヴ・ナットの演奏を中心に~

本会の代表理事、野平一郎のお話・ピアノ演奏とともに、ベートーヴェンの名演をCDで振り返ります。

2019年12月16日(月)19時開演 (限定40席)

会場:Studio GVIDO (東京モノレール、JRりんかい線「天王洲アイル」駅下車徒歩約9分

全席自由 3000円 (日本ベートーヴェンクライス会員は半額) 学生 1000円

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アルトゥル・シュナーベル Artur Schnabel(1882-1951)

ベートーヴェン 

ピアノ・ソナタ ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」 1934録音

ピアノ・ソナタ ホ長調 作品109  1932録音 

イヴ・ナット Yves Nat(1890-1956)

ベートーヴェン 

ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」 1955録音

ピアノ・ソナタ ハ短調 作品111  1954録音

レクチャー・コンサート

ベートーヴェン・イヤー2020 生誕 250 年に向けて 

「知られざるベートーヴェン(1):カノンと音楽的冗談を中心に」

2019年 11 月 2 9 日(金) 1 9 時開演 (1 4 0 席) 

会場:ティアラ こう とう 小 ホー ル 

♪演奏曲目の一覧は、こちらをご覧ください。 *当日は時間の都合でかなりの曲を省きました。

おはなし:土田英三郎

出演者:

嘉目 真木子 ソプラノ Makiko YOSHIME Soprano

遠藤千寿子 メ ッゾ・ ソプラノ Chizuko ENDO Mezzo Soprano

澤原行正 テノール Takamasa SAWAHARA Tenor

大川博 バリトン Hiroshi OKAWA Bariton

高橋健介 ピアノ Kensuke TAKAHASHI Piano

♪ハイライト動画の演奏曲目♪

(1)アントーン・シンドラー?〈タタタ・・・親愛なるメルツェル〉WoO 162(偽作) 

(2)ベートーヴェン〈おデブさん礼賛〉WoO 100 

(3)ベートーヴェン〈カカトゥム・ノン・エスト・ピクトゥム、ロッシーニ〉WoO 224 

(4)ベートーヴェン〈涼やかに、なまぬるくなく〉WoO 191 

(5)ベートーヴェン〈そうでなくてはならぬ!〉WoO 196 

(6)シューベルト〈歓喜に寄せて〉(シラー詩)D 189 

鼎談

2019年6月22日 場所: 音楽之友社

・児島による創作期区分の再考に向けて:ピアノ・ソナタ Op.101とOp.106のあわい(間) (平野昭)

・後期3大ピアノソナタ(Op.109-110-111)のソナタ形式と変奏曲について  (野平一郎) 

・鳥の声の音楽的オノマトペ:《田園交響曲》を例に (土田英三郎) 

レクチャー・コンサート

「若きベートーヴェンとチェリストたちの挑戦:チェロ・ソナタにおける伝統と革新」

日時:2019年3月25日(月) 18時30分開演

場所:近江楽堂     http://www.oumigakudou.com/

出演:島根朋史 (Vc)、川口成彦 (Pf)、丸山韶 (Va, Vn)、山根風仁 (Vc)

おはなし:土田英三郎、島根朋史

曲目:

L. v. ベートーヴェン : チェロとピアノのためのソナタ へ長調 Op.5-1

B. ロンベルク : 二台のチェロとヴィオラのための三重奏曲 変ロ長調 Op.38-3 

J. L. デュポール : チェロと通奏低音のためのソナタ ニ長調 Op.3-1 

A. クラフト : チェロと通奏低音のためのソナタ ニ長調 Op.1-3 

鼎談「ベートーヴェンを語る~ベートーヴェンの弦楽四重奏曲について」

2018年12月31日 場所: 東京文化会館会議室

野平一郎、土田英三郎、平野昭

鼎談「ベートーヴェンの変奏曲」

2018年6月24日 場所: 音楽之友社

野平一郎、土田英三郎、平野昭

鼎談「ベートーヴェンを語る」

2017年12月31日 場所: 東京文化会館会議室

野平一郎、土田英三郎、平野昭

鼎談「ベートーヴェンを語る」

2016年12月31日 場所: 東京文化会館会議室

野平一郎、土田英三郎、平野昭

鼎談「ベートーヴェンを語る」

2015年12月31日 場所: 東京文化会館会議室

野平一郎、土田英三郎、平野昭

コンサート「ピアノで聴く田園交響曲」

2015年12月17日場所: 音楽の友ホール

沢田千秋

コンサート「ベートーヴェンと19世紀」

2015年11月10日 場所: 音楽の友ホール

藤本一子

コンサート「レモンド・クァルテット」

2015年3月30日 場所: 松尾ホール

レモンド・クァルテット

鼎談「ベートーヴェンを語る」

2014年12月31日 場所: 東京文化会館会議室

野平一郎、土田英三郎、平野昭

コンサート「2台ピアノで第九を弾く」

2014年12月17日 場所: JTアートホール

迫昭嘉

鼎談「ベートーヴェンを語る」

2013年12月31日 場所: 東京文化会館会議室

野平一郎、土田英三郎、平野昭

講演「ヴァイオリンソナタ革命」

2012年2月~6月 場所: 石橋メモリアルホール

諸井誠

講演 「ベートーヴェンとワーグナー」

2011年12月10日 場所:  津田ホール会議室

高辻知義

講演「ピアノソナタのエディション問題」

2011年10月22日 場所: 音楽の友ホール

平野昭

発会記念コンサート

2011年9月24日  場所: JTアートホール

刊行物

・A4版約20頁の会報「ベートーヴェン通信」を毎年発行。

・『日本語によるベートーヴェン関連文献』を刊行。