算数文章題で、考えぬく力を

小学生から厚木ゼミナールに通っている生徒は皆、算数の文章題でその後の数学につながる基礎力を養っていきます。“基礎”は決してやさしいこと、ではありません。“正しい考え方”が基礎であると私たちは考えています。


大学入試には一見して解き方がわかるような単純な問題はほとんどありません。問題を見て、「これはこのように考えたら解けそうだ」といういわゆる“大局観”が要求されます。算数の文章題に取り組むにあたって、私たちは「この問題はこう解け」という指導は行いません。大切なのは自分で考え抜くということ。そして、「この問題はこうやって解いてもいいのではないだろうか」といろいろなやり方を工夫すること。そのため、途中まで考えてみて、「あっ、これじゃ解けないや」ということも出てくるでしょう。正解を出すためには回り道ということになるかもしれませんが、そうした経験を積み重ねることで、難関と言われる入試問題に対応できる力を養うことができるのです。



東京大学 理科一類 N.T.さん

  小学生のころやった自主教材で文章題が好きになりました。AB→Cと進めていくのですが、段々手ごたえのある問題が出てくるのがうれしかったです。解くこと、考えることが楽しかったのを思い出します。この時、数学を論理的に解く基礎が養えたのではないかと思っています。

東京工業大学 工学部 S.F.さん

  小学生の時に大好きだったのは面積問題シリーズです。勉強しているという感じではなくパズルを解いているように進めることができ、今でもその時ついた力が役に立っています。同じように文章題も解きました。方程式を使わない解法は数学の本質に近づくにはいいと思います。