2026年9月30日~10月2日、東京ビッグサイト(江東区有明)にて行われた危機管理産業展(RISCON)にて、初日となる9月30日、ASISセミナーを開催しました。今回は長年にわたりASISの会員であり、石油資源開発株式会社(JAPEX)の危機管理を統括するお立場でいらっしゃる福島隆さんにご登壇いただきました。「競争優位としての海外セキュリティ」と題した福島さんの基調講演の後にASIS日本支部支部長の畑、事務局長の尾崎を交えたパネルディスカッション方式での議論を組み合わせる形で実施しました。
あいにくの雨模様でしたがご参加いただいた皆様は講演中そして質疑応答中にも大きくうなずきながら、あるいはメモを取りながら聞いていただいた方も多くいらっしゃったのが印象的でした。
名実ともに日本最大級のセキュリティ見本市であるRISCONでは自社の商品やサービスのPRを中心としたセミナーが多く開催されます。
そんな中、グローバル企業では広く取り組まれているにも関わらず、日本企業では大企業ですら取り組みがなされていない、あるいは遅れているテーマを取り上げるASISのセミナーは毎年好評をいただいております。今回は日本企業の危機管理担当者としては屈指のノウハウとご経験をお持ちの福島さんに基調講演をいただき、「商人」である企業人として安全管理にどのように向き合うべきか、経営層との関係をどう構築するか等多くの日本企業が現在迷っていることについてのヒントを頂きました。
90分間という長時間のセッションでしたが、福島さんの豊富なご経験、そして安全管理を「コスト」として捉えがちな日本企業の中でいかにしてキャリアを構築されてきたのか、そして次世代にノウハウをつないでいくための貴重なご示唆を提示頂きました。
パネルディスカッションでは三者三様の立場で語り、特に外資系企業と日本企業の考え方の違い、中長期的に世界各地の治安情勢が変化しても稼ぎ続けられる状態を維持するためのセキュリティ体制構築、そして企業内の戦略構想の為のセキュリティ思考、経営とセキュリティのツートラックを網羅する自己研鑽のあり方などについて活発な議論がなされました。
多くの方に学び/気づき、そして自社の危機管理体制見直しのヒントを持ち帰っていただけていれば光栄です。
国内の危機管理見本市はもちろんのこと、ASISと各種セキュリティサービス・製品提供者との共催セミナー、また各社で危機管理に取り組んでおられる方同士のネットワーキングイベントなども検討中です。ぜひ今後のセミナー、イベントにもご期待ください。
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