Analysis Platform + DN7

for Industrial DX

お陰様で7100名を超えるユーザの方々にご使用いただいており、国内を中心に海外(12か国)でも活用が広がっています。今後もよろしくお願いいたします。

Ver. 4.6.1がリリースされました。
CSV/TSVファイルやフォルダから、すぐにプロット表示・分析を始められるワンタッチな設定機能「ファイルから登録 」が追加されました。
RLPリッジラインプロットのジャンプ機能がVer. 4.6.0では動かない不具合がありましたので、利用される方はバージョンアップをお願いします。
Ver. 4.6.0:バッファデータベースが大規模データに最適化され、容量低減とデータ読取・可視化/分析スピードが改善されています。

古いバージョンと新しいバージョンはフォルダを分ければ共存できます(異なるポート番号に設定すれば同時起動も可能です)。特に工程で使用されている方は、古いバージョンを残したまま新しいバージョンを立ち上げ、動作に問題ないことを確認してから古いバージョンを削除するようにしてください。新しいバージョンに乗り換える際はこれまでご使用になられた読込設定を移行できます。詳細はすぐ下にある「更新情報」のリンクをご参照ください。

以前のバージョンの説明には v4.0.0  (v4.0.1を含む)、新しいバージョンの説明には  v4.1.1 のタグがついています。v4.1.2/v4.2.0/v4.3~6.xは  v4.1.1 のタグをご覧ください。タグがない項目は共通とお考え下さい。

DN7の工程での活用事例 DN7の機能の使い分けや工程での改善事例に関する動画が公開されています。ご参照ください。
DN7の工程での適用効果 DN7の工程での活用方法などがまとめられています。
AP+DN7で行こう 中高での共通必履修科目「情報向けのAP+DN7の教育サイトです。統計知見なく見れます。
ダウンロードサイト GitHub - apdn7/AnalysisPlatform   YouTube

DN7が放送大学のBS放送で紹介されます

放送大学の「身近な統計」でDN7が2回にわたって紹介されます。
(左のYouTubeは"身近な統計"の紹介動画です。4:02からDN7の内容が少し出てきます)

放送日 BS 231ch
 5/1水 07:30-08:15 第5回 ばらつきの大きさを測る  ~シグマ(標準偏差)の活用~
 5/8水 07:30-08:15 第6回 格差を測る ~ローレンツ曲線とジニ係数~
   いずれも8:00少し前位から「統計と社会との接点」というコーナで紹介されます。

DN7の紹介・受賞情報

DN7の記事が日本品質管理学会「品質技術賞」を受賞しました

タイトル:DN7 によるデータ駆動型品質管理とアジャイル改善
選考理由は以下 (抄:原文は出典を参照) 出典:https://jsqc.org/award-for-best-practical-article/ 

著者が提案した工程データの分析用ソフトウェアDigital Native Quality Control 7 Tools(DN7)の開発の背景とDN7に込められたアジャイル改善のための工夫が解説され、DN7を活用したデータ駆動型品質管理による問題解決事例が紹介されている。
問題が統計的に顕在化する以前に、刻々と生じるデータを観察し、問題がまだ芽のうちの素早く摘み取るアジャイルな改善活動がデータ駆動型の品質管理であると、述べている。そしてDN7は、PDCAサイクルではなく観察・方向づけ・意思決定・行動のOODAループによって問題の発見と絞り込みを行うためのビッグデータの可視化・分析ツールという位置付けである。ソフトウェアは既に学会のホームページ等を通じて公開されており、製造現場で問題解決をさらに機動的にしたい、そのためにビッグデータやIoTを活用したいと考えている実務技術者には大変参考になる。

DN7が立教大学「企業人セミナー」で紹介されます

2024年度より開講された企業人セミナー1:日本における品質管理、 にて、DN7が紹介されます
11回目の講義:最近の動向(1)(DX版QC七つ道具DN7の紹介)
出典:https://sy.rikkyo.ac.jp/web/preview.php?nendo=2024&kodo_2=BT221

DN7が製造業DX World Conference 2023で紹介されました

タイトル:DX版QC7つ道具DN7によるデータ駆動型品質管理
現在多くの企業がDX化への変革に取り組んでいる。ところが、製造現場に目を向けると、そのDX化は思うように進まない。例えばIoTを導入してデータ収集基盤を構築しても、そのデータ活用が思うように進まない。その打開策として考案したのがDX版QC7つ道具「DN7: Digital Native QC 7 Tools」である。DN7を使ってデータに潜む問題の芽を発見し、改善提案に結び付けるまでの一連のステップの紹介を通じ、製造現場のDX化推進の苦労点とデータ駆動型品質管理の事例について論じたい。
出典:https://f2ff.jp/introduction/8417?event_id=dxw-2023

重要な更新情報

   v4.6.1  新たにファイルから登録 ページが追加され、最短2アクションでデータを見れるようになりました。設定が楽になります!
   v4.5.2  分析機能のジャンプ機能が追加され、様々な分析機能を容易に連携させて分析できるようになりました。
   v4.5.2  RLPリッジラインプロットで、不良率を算出する機能が追加され、不良率との連携解析ができるようになりました。
     SkDサンキーダイアグラムにジャンプすることによって、不良と連動する変数を絞り込むことができます。
   v4.3.1  ブラウザで使える最大タブ数の制限がなくなりました。
   v4.1.1 【重要】Proxyや表示言語など設定方法が変更されました 初期設定
   v4.1.1 【重要】新しいバージョンへのデータ読込設定移行方法 移行方法
    ※ AgPのデモをご覧になりたい方はデータ移行前にご確認をお願いします(他バージョンのデータを移行するとAgPの設定が消えてしまいます)。
【New】対象期間の日時指定入力が楽になる Data Finder
   v4.1.1  Startページを新しいバージョンに対応させました
AP+DN7の工程での適用効果についての解説Webサイト へのリンクを追加
Cool ページ 新規作成:便利な機能の紹介
FixIt ページ 新規作成:主に初期起動時のトラブルシュート集を作成しました
Tip追加: 複数のAP+DN7を並行して使いたい
・Proxy配下で稀に起こるインストールトラブルについて追記

2/6よりプロットができない不具合 ⇒ 対応版Ver. 4.5.2がリリースされました。対応版以降の最新版をご使用ください。
対象のバージョンはVer. 4.1.2~Ver. 4.5.1です。目安ですが、2023/4以降に導入されたバージョンでこの不具合が発生しえます。DN7が使用しておりますライブラリの仕様変更により、処理がリトライを繰り返して正常完了しなくなったことが原因です。
現状としては、[グラフ描画]ボタンを押した後にローディングアイコン(ドーナツ状でくるくる回るアイコン)が表示されますが、上部のプログレスインジケータが数%から増えることなく停止した状態となります。この現象が発生していない方は、そのままお使いいただけます。
動作不具合が発生している場合は、申し訳ありませんが最新版への移行をお願いいたします。お手数をおかけしますがご対応の程よろしくお願いします。

OSS Ver. 4.1.1でのフィルタ動作異常
OSS Ver. 4.1.1では重複データがある場合にConfigのフィルタの動作に問題が発生することがあります。最新版への移行をお願いいたします。OSS初版(v4.0.1以前)では問題ありませんが、機能が大幅向上しておりますので最新版への乗り換えをお勧めいたします。
OSS Ver. 4.1.1では、単一の履歴しかない場合は問題ありませんが、工程で再測があるなど複数の履歴がある場合に設定どおりの最終の履歴が取得できないことがあります。重複があるデータをお使いの方もしくは工程では、Configのフィルタは利用せずオンデマンドフィルタで表示を限定していただくことでVer. 4.1.1でも正しい結果を得られますが、早めに最新版への移行をお願いいたします。お手数をおかけしますがご対応の程よろしくお願いします。

ご要望を多数いただきましたのでアップデート情報や重大なバグ情報などの通知を行うメーリングリストを準備することになりました。フォームを送信いただきましたら順次登録させていただきます。➡  メーリングリスト登録フォーム 

分析プラットホームで、データの紐付け・見える化・統計分析・機械学習を手軽に

Analysis Platformは、分析プラットホームとも呼ばれ、誰もが気軽にビッグデータを活用できることを目的として開発されたデータ分析ツールです。従来の一般的なグラフではビッグデータの表示が難しいケースなどがありますが、データ数が大量でも問題ないような工夫が施されており、例えば100万点超のデータを可視化したり、長期間のデータを素早く俯瞰することができるようになっています。
また、IDがあるデータでは、そのIDを用いてデータの紐付けを行うことができ、工程間をまたいだ改善や出荷後の市場データと工程のデータとの統合解析などが可能になっています。手作業での層別作業などから解放されます。部品の仕入れ先からMaaSデータまで、データライフサイクルを視野に入れたデータ分析も可能です。

DN7を組み込んだ分析プラットホームAP+DN7がOSSとして公開されており、どなたでも活用いただくことができます。#DN7 #DX #QC7 #IIoT #IndustrialDX

 GitHub - apdn7/AnalysisPlatform

  マニュアルダウンロードリンク マニュアル類のダウンロードはこちらから
    JP: Getting Started  セットアップマニュアル
    JP: Quick reference クイックリファレンス

  動画チュートリアル

Analysis Platform  AP + DN7
DX版QC7つ道具  DN7 : Digital Native QC 7 Tools

DN7 : Digital Native QC 7 Tools

DX版QC7つ道具 DN7

DN7は、Digital Native QC 7 Toolsの略で、デジタル世代におけるDX版QC7つ道具として提唱されている分析手法です。QC7つ道具を踏襲し、7つのデジタル的な可視化方法を採用したデータの可視化・分析を行います。ビッグデータにも対応しており、工程から生まれる大量のデータの可視化に役立ちます

QC7つ道具は「工程から得られる品質特性等のデータを解析し、問題解決を行なうために活用される7つの手法」として、これまでの品質管理で大きな成果や実績を上げてきました。しかしながら、手動でも作成できる前提の手法が多く、また特性要因図(魚の骨)では、工程知見を活用したブレインストーミング的アプローチが必要で、使う側はある程度の手法の習得や前提知識などが必要です。また、現在では工程のデジタル化が進み大量のデータが取得されるようになってきてますが、これら大量かつ高次元のデータの活用、という観点には必ずしも適していないところがあり、そこを補う手法が必要となってきました

DN7は、これらの大量かつ高次元のデータを扱うことを前提に設計されています。全てデータから人手を介さずに自動的に生成される可視化の結果によって、ユーザに気付きやインサイトを与える、データドリブン的なアプローチを採用しています。高度なデータハンドリングやデータサイエンスの知識は必要ありません分析や工程知見に詳しくない方でも、数回のクリックで、可視化された結果から「まず見て、考える」といった、次のアクションに進むことができます。工程の「DX」化や「働き方改革」に向け、この「データドリブン的なアプローチ」は一つの有望な処方箋になります。ただの電子化に留まらず、その先のDXを実現していきましょう。

工程内で、日々連続的に生成されるCSVなどのデータがあれば、それらを自動的に定期読み出しして「分析アンドン」として現場で掲示したり、工程で問題が発生した場合に関連する工程のデータを含めて深堀するといった活用も可能です。装置の異常をモニタリングして、予防保全PMに結び付けることも可能です。

工程では大量にデータを取っているけど、溜めこんでいっているだけで、なかなか見れていない・活用できていないという現場は多いと思います。是非DN7を活用いただき、データを宝の山に変えていってください。

AP+DN7 apdn7