Googleサイトは主に以下のような場面やニーズがある時に適しています。
1. 完全に無料でホームページを作りたい時
サーバーやドメインなどの環境を整える必要があるWordPressなどとは異なり、Googleサイトは最初から最後まで完全に0円で制作できます。そのため、コストを一切かけずにWebサイトを持ちたい場合に最適です。
2. 専門知識がないが、自分で作りたい時
あらかじめ用意された機能を使って作成できるため、HTMLやCSSなどの専門知識が不要です。 「業者に頼むと高いが、自分だけで一から作るのは難しそう」と感じている人にとって、10分〜30分程度で形にできるGoogleサイトは適しています,。
3. 小規模なビジネスや団体の活動用
具体的には、以下のような用途での利用が挙げられています。
店舗の紹介: 美容室、ネイルサロン、レストラン、ペットシッターなど,。
団体の活動: 市民サークル、ボランティア団体、スポーツチームの活動報告など,。
個人・身内用: 家族のサイトや、仲間内での連絡用など,。
4. スマホ対応(レスポンシブデザイン)を簡単に実現したい時
Googleサイトで作ったページは、パソコンでの表示だけでなく、スマートフォンなどの画面幅が狭いデバイスでも自動的にレイアウトが調整(レスポンシブ対応)されます,。スマホ向けに別のサイトを作る手間を省きたい時に便利です。
5. 検索エンジンに載せたくない(限定的な)サイトを作りたい時
設定により、Googleなどの検索エンジンに自分のサイトを表示しないようリクエストすることができます。会員限定サイトほどの強制力はありませんが、仲間内だけで共有したい場合や、あまり広く検索されたくない場合に利用できます。
以下のステップで進められます。専門知識は不要で、直感的な操作で作成可能です。
1. 準備と開始
Googleアカウントにログインした状態で、Googleサイトにアクセスします。
テンプレートの選択:
「テンプレートギャラリー」から、自分の目的に合ったもの(美容院、レストラン、スポーツチームなど)を選びます。または「空白のサイト」から一から作ることも可能です。
2. 基本情報とデザインの設定
編集画面が開いたら、まずはサイトの基本部分を整えます。
サイト名とロゴ:
画面左上にサイト名を入力します。ロゴ画像がある場合は「ロゴを追加」からアップロードします。
ファビコン:
ブラウザのタブに表示されるアイコン(ファビコン)も設定可能です。
テーマの変更:
画面右側の「テーマ」タブで、サイト全体の色合いやフォントの雰囲気を変更できます。迷う場合はデフォルトの「シンプル」のままでも問題ありません。
3. コンテンツの編集と追加
画面右側の「挿入」タブを使って、ページの中身を作っていきます。
文字と画像の編集: テンプレートにある文字をクリックして書き換えたり、画像をアップロードして差し替えたりします。
要素の追加: テキストボックス、画像、YouTube動画、Googleマップなどをクリック一つで追加できます。
レイアウト: 「コンテンツ ブロック」を使うと、画像と説明文がセットになったきれいなレイアウトを簡単に挿入できます。
配置の調整: 追加した要素は、ドラッグ&ドロップで好きな場所に移動したり、サイズを変更したりできます。
4. リンクの設定
ボタンや文字、画像をクリックした際に、別のページや外部サイトへ飛ぶように設定します。
設定方法: リンクを貼りたい要素を選択し、ツールバーの鎖のマーク(リンクを挿入)をクリックして、飛び先のページを選ぶかURLを入力します。
電話発信: スマホでタップして電話をかけられるようにするには、リンク先に tel:00-0000-0000 のように入力します。
5. ページの管理
画面右側の「ページ」タブで、サイトの構成を管理します。
ページの追加: 「+」ボタンから新しいページ(「ギャラリー」や「アクセス」など)を作成できます。
並び替え: ページ名をドラッグ&ドロップして順番を変えたり、他のページの下に入れて階層化(ドロップダウンメニュー化)したりできます。不要なページは削除も可能です。
6. 公開
完成したら、世界中に公開します。
公開設定: 画面右上の「公開」ボタンを押します。
アドレス決定: サイトのURL(ウェブアドレス)の末尾となる文字を自分で決めます。
検索設定: 必要であれば、検索エンジンに表示しないようリクエストする設定もここで行います。
確認: 公開後、「公開したサイトを表示」で実際の見え方(パソコン・スマホ両方)を確認しましょう。
スプレッドシート(グラフ)の挿入手順
スプレッドシートのデータをグラフとして視覚的にサイトへ埋め込む手順は以下の通りです。
「挿入」タブを開く: 編集画面の右側にある「挿入」タブをクリックします。
「グラフ」を選択: メニューの下の方にある「グラフ」をクリックします。
ファイルを選択: あらかじめグラフを作成しておいたスプレッドシートを選択し、「挿入」をクリックします。
グラフの追加: スプレッドシート内のグラフが候補として表示されるので、使用したいグラフを選択して「追加」をクリックします。
これにより、スプレッドシートのデータに基づいたグラフがサイト上に表示されます。元のスプレッドシートの数値が更新されると、サイト上のグラフにも反映されるため、生産進捗リストなどのダッシュボードとして活用できます,。
重要な注意点
権限設定
スプレッドシートなどを埋め込む際に最も重要なのがアクセス権限の設定です。
共有範囲を揃える: 埋め込むファイル(スプレッドシートなど)の共有設定を、Googleサイトの公開範囲と同じにする必要があります。
見られないリスク: サイト自体のアクセス権限があっても、埋め込まれたファイルの権限が「制限付き」などのままだと、閲覧者には「アクセス権がありません」と表示され、中身が見えません。
対策: 社内ポータルであれば、ファイル側も「社内のユーザーが閲覧可能」などに設定変更しておきましょう。
その他のコンテンツの挿入
「挿入」タブからは、スプレッドシート以外にも様々なGoogleサービスを簡単に埋め込むことができます。
Google ドキュメント: マニュアルなどを埋め込むと、元のドキュメントを更新するだけでサイト上の情報も最新化されるため、管理が楽になります,。
Google マップ: 「地図」を選択し、住所を検索するか、「マイマップ」から作成済みのルート地図などを埋め込めます,。
YouTube: 「YouTube」を選択し、動画のURLを貼り付けたり検索したりして埋め込めます,。
カレンダー: 「カレンダー」を選択し、共有したいGoogleカレンダー(社内スケジュールなど)を表示できます。
Google フォーム: 「フォーム」を選択してアンケートや出欠確認フォームなどをページ内で完結させることができます。
基本的には、右側の「挿入」タブから目的のアイコン(ドライブ、埋め込み、画像、各アプリ名など)を選んで追加していく操作になります。
Googleサイト本体の公開範囲と「一致させる」必要があります。
サイト自体にアクセスできても、埋め込まれたスプレッドシートの権限が制限されていると、その部分だけが表示されません。
設定のポイントは以下の通りです。
1. サイトとファイルの権限を揃える
Googleサイトの権限設定と、埋め込むスプレッドシートの権限設定は別物として管理されています。
そのため、サイトを公開してもスプレッドシート側が「制限付き」のままだと、閲覧者にはファイルの中身が表示されません。
社内ポータルの場合: サイトを「社内(組織)のユーザーのみ」に公開しているなら、スプレッドシートの共有設定も「社内(組織)のリンクを知っている全員」が閲覧できるように設定します。
一般公開の場合: サイトを誰でも見られるようにしているなら、スプレッドシートも「リンクを知っている全員」が閲覧可能(閲覧者)になるように設定します。
2. 具体的な設定手順
スプレッドシートの画面から以下の手順で設定を変更してください。
埋め込みたいスプレッドシートを開く。
右上の「共有」ボタンをクリックする。
「一般的なアクセス」の項目で、対象範囲(社内ドメインまたは「リンクを知っている全員」)を選択する。
役割を「閲覧者」に設定する(勝手に編集されないようにするため)。
「完了」をクリックする。
3. サイト編集画面での確認
Googleサイトの編集画面でも、権限設定に不整合がある場合はアラートが表示されることがあります。
例えば、「サイトへのアクセスがあるユーザーはこのファイルにはアクセスできません」といったメッセージが出た場合は、その場で「共有」設定を見直し、対象者(例:株式会社〇〇内の全員)にアクセス許可を与えるように修正してください。
公開設定の画面で閲覧範囲を制限することで行います。
手順は以下の通りです。
公開設定の手順
サイトの編集画面右上にある「公開」ボタンをクリックした際に出てくる設定画面で操作します。
「管理」をクリック: 公開設定の画面(または「公開」ボタンの横のメニューから「公開設定」)にある「閲覧できるユーザー」セクションを確認します。
範囲を組織内に限定: デフォルトでは組織内のユーザーに限定されている場合が多いですが、ここが「[組織名] の全員」または「[組織名] 検索可能」になっていることを確認します。
もし「一般公開」や「ウェブ上の全員」になっている場合は、「管理」または「変更」をクリックして、公開範囲を組織内のドメイン(例:株式会社〇〇)に設定し直します。
公開: 設定が正しいことを確認して「公開」ボタンを押します。
これにより、その組織のGoogleアカウントにログインしている人だけがサイトを閲覧できるようになります。
注意点
埋め込みファイルの権限
サイト自体のアクセス権を「組織内のみ」に設定しても、サイトに埋め込んだスプレッドシートやドキュメントの権限が「制限付き」のままだと、他の社員には表示されません。
サイトの公開範囲: 組織内全員
埋め込みファイルの共有範囲: 組織内全員(閲覧者)
この2つの権限設定が一致していることを必ず確認してください。不一致がある場合、サイトの編集画面で「サイトへのアクセス権があるユーザーはこのファイルにアクセスできません」というアラートが表示されることがあるので、その場で「アクセスを許可」して修正してください,。
Googleサイトでは、サイト全体を「組織全員」ではなく、「特定のメールアドレス」や「Googleグループ(メーリングリスト)」を持つユーザーだけに限定して公開することができます。
設定手順
以下の手順で、特定の社員や部署のみに閲覧を制限できます。
共有設定を開く 編集画面の右上にある「他のユーザーと共有」(人のアイコン)をクリックします。
特定のユーザーを追加 「ユーザーやグループを追加」の欄に、閲覧させたい特定の社員のメールアドレス、または部署のメーリングリスト(Googleグループのアドレス)を入力します。
権限の種類を選択 追加したユーザーの横にある権限を「公開済みサイトの閲覧者」に設定します(編集もさせたい場合は「編集者」)。
一般的なアクセスの制限 その下の「一般的なアクセス」設定で、公開済みサイトの範囲を「制限付き」に設定します。これにより、上記で招待された特定のユーザー以外は(たとえ社内の人でも)アクセスできなくなります,。
注意点
埋め込みファイルの権限
特定の社員に限定する場合、サイト内に埋め込んでいるスプレッドシートやドキュメントなどのファイル側も、同じ特定の社員だけが閲覧できるように設定する必要があります。
サイトが見られても、埋め込まれたスプレッドシートの権限が不足していると、その部分は表示されません。
ファイル側の共有設定でも、同じメールアドレスやグループアドレスを追加して「閲覧者」権限を付与してください。
特定の社員や部署だけに限定してサイトを共有(公開)する手順
サイト自体の共有設定」と「埋め込みコンテンツの権限設定」の2段階で解説します。
・サイト自体の共有設定(特定の人のみ閲覧可能にする)
全社員ではなく、特定のメンバーやプロジェクトチームだけに公開する場合の手順です。
共有メニューを開く: 編集画面の右上にある「他のユーザーと共有」(人のアイコン)をクリックします。
ユーザーを追加する: 「ユーザーやグループを追加」の欄に、共有したい特定の社員のメールアドレス、または部署のメーリングリスト(Googleグループ)を入力します。
権限を指定する:
単に見せるだけの場:右側の権限を「公開済みサイトの閲覧者」に設定します。
一緒にサイトを作って欲しい場合:「編集者」に設定します。
通知を送信: 相手にメールで知らせる場合は「送信」、知らせない場合は通知のチェックを外して完了します。
一般公開設定の確認: 同画面の「一般的なアクセス」で、「公開済みサイト」の設定が「制限付き」(招待されたユーザーのみ)になっていることを確認します。これが「組織全体」や「公開」になっていると、特定の人以外も見られてしまいます。
・埋め込みファイルの権限設定(必須)
サイトの権限を特定の人に絞っても、サイト内に貼り付けたスプレッドシートやドキュメントの権限が合っていないと、その部分は表示されません(「アクセス権がありません」と表示されます)。
ファイルの共有設定: 埋め込んだスプレッドシートやドキュメント側の「共有」ボタンを押します。
同じ人を追加: サイトに追加したのと同じ特定の社員のメールアドレス(またはグループ)を追加します。
権限の統一: サイト側とファイル側のアクセス範囲を一致させます(例:サイトが「営業部のみ」なら、ファイルも「営業部のみ閲覧可」にする)。
Googleグループの活用
特定の社員」が複数人いる場合(例:営業部の10人)、一人ひとりのメールアドレスを登録するのは手間がかかります。 その場合、部署やチームのGoogleグループ(メーリングリスト)のアドレスを1つ登録するだけで、そのグループに含まれる全員に一括で権限を付与できるため管理が楽になります。
Googleサイトには「特定のページだけ」に閲覧制限(パスワードやアクセス権)をかける機能はありません。
Googleサイトの権限設定は「サイト全体」に対して適用されるため、サイトに入れる人は基本的にすべてのページを見ることができます。
ただし、提供された情報に基づき、「特定の社員だけに見せたい情報」を扱うための2つの代替案があります。
方法1:埋め込みファイルの権限で制限する(おすすめ)
ページ自体は全社員がアクセスできますが、そこに貼り付けた「中身(スプレッドシートやドキュメント)」の閲覧権限を特定の社員だけに限定する方法です。
仕組み: サイト上に特定の社員しか見られないスプレッドシートやドキュメントを埋め込みます。
見え方:
許可された社員: 埋め込まれたファイルの中身が正常に表示されます。
その他の社員: 「アクセス権が必要です」といったメッセージが表示され、中身を見ることはできません。
手順: 埋め込むファイル(Googleドライブ上のファイル)の「共有」設定で、特定の社員(または部署のグループアドレス)のみを「閲覧者」に追加します。
方法2:その社員専用のサイトを別に作る
「ページが存在すること自体」を知られたくない、あるいはタイトルすら見せたくないという場合は、サイトを分けるのが確実です。
手順: 「〇〇部専用サイト」のように別のGoogleサイトを新規作成し、そのサイト自体の公開範囲を特定の社員のみに設定します。
メリット: 完全に情報の分離が可能です。
補足:メニューから隠す(セキュリティではありません)
閲覧制限ではありませんが、一般社員の目につきにくくする簡易的な方法として、メニューバーにページ名を表示させない設定があります。
ナビゲーションから非表示:
ページ設定で「ナビゲーションに表示しない」を選ぶと、メニューバーには出てこなくなりますが、URLを知っている人や、サイト内のリンクボタン経由であれば誰でもアクセスできます。
活用例: 特定の人にだけURLやリンクボタンを教える運用で、一般の閲覧者が誤って開くのを防ぐ程度であればこの機能が使えます。