世界の医療格差問題
シェン・リチャード
みなさんにとって、医療は誰もが平等に受けられるべきものだろうか。あなたの国では、風邪をひいた時に、基本的な医療処置を便利に、安く受けることができるだろうか。私の個人的な考えでは、全ての人が医療を受ける権利を持つべきである。しかし、現在の世界では、地域や貧富の差によって医療格差が拡大し続けている。アメリカのような先進国に住んでいる我々は、医療格差から生じる様々な影響をあまり感じられないが、発展途上国では、風邪や妊娠が原因で命を落とす人がまだ少なくない。さらに、医療資源の不足によって様々な感染症が流行し、多くの命が奪われ続けている。そして、医療格差という問題は発展途上国だけにあるとは限らない。アメリカも日本も全ての先進国も医療格差が見られる。医療をもっと平等に全ての人々に提供するため、医療格差を解決するべきだと思う。
世界の医療格差は、発展途上国で顕著に見られる。例えば、DSWという民間非営利財団が行った調査によると、現在世界中で約4.5億人、つまり半数の人々が、基本的な医療処置を受けることが出来ていない1。そして、その多くが発展途上国に住む人々である。医療格差の拡大により、それらの国では子供や妊産婦の死亡率が高くなる傾向が見られる。WHOが収集した2022年のデータによると、アフリカ地域における5歳未満の子供の死亡率は1,000人のうちで70人、東地中海地域(エジプト、パレスチナ、レバノンなど)では43人、東南アジアでは27人となっている2。それとは対照的に、アメリカ全体では13人、ヨーロッパ地域ではわずか7人にとどまっている。また、医療資源が乏しいため、発展途上国では致死性の高い感染症が蔓延しやすい。例えば、アフリカ諸国ではマラリア、エボラ、インドを中心とするアジアではデング熱などの感染症が深刻な問題となっている。こうした状況から見ても、発展途上国における医療格差は重大な社会問題であると言える。
しかし、医療格差は発展途上国だけの問題ではない。先進国においても、その存在は明らかである。特にアメリカでは、医療費の高さがよく知られている。実際に、アメリカ人の90%以上が公的または民間の医療保険に加入しているにもかかわらず、アメリカでの医療費は世界一高いとされている。日本においても、近年は高額療養費をめぐって政府と民間の間で議論が続いている。このように、先進国でも医療へのアクセスに不平等が存在し、格差は決して他人事ではない。
医療格差を解消するためには、具体的な取り組みが必要である。発展途上国に対しては、「国境なき医師団」などの支援団体にさらに支援することが重要だと考える。それに、十分な食糧と清潔な水を提供しながら、感染症を予防するための情報と教育を施すことも欠かせないと思う。一方、先進国においては、政府が無駄な支出を削減し、医療費を安くするべきである。医療格差が縮まったら、きっと医療を受ける人と健康に暮らせる人の数は確実に増えるだろう。そして、世界はより住みやすい場所になるに違いない。
参考文献
(1)https://www.dsw.org/en/global-health/
(2)https://iris.who.int/bitstream/handle/10665/376869/9789240094703-eng.pdf?sequence=1
(3)https://www.pgpf.org/article/infographic-us-healthcare-spending/
住みやすい地球を守るため、コミュニティーの大切さ
チェン・シドニー
住みやすい地球を守るために色々な大事なことがあると思います。例えば、衛生、教育、安全、信仰、栄養、自分の自由などが全部大事なことだと思います。でも、私の個人的な考えですが、住みやすい地球を守るために一番大事なことはコミュニティーだと思います。つまり、コミュニティーに属し、社会で家族のような人と一緒に生活するということが大切だと思います。なぜかというと、コミュニティーに属することを感じることが出来ないと、教育や社会の安全なども守ることが出来ないからです。地球の問題を解決するために、皆は協力しなければいけないと思います。
今、私たちが住んでいる地球は新型コロナウイルス感染症のためたくさん変わってきたと思います。パンデミックの後、皆はいつも家にいるという理由で、近所付き合いと仲間たちの関係も弱くなってきました。なぜなら、近所のパーティーやコミュニティーで手伝うボランティア活動など、何から何まで全部なくなったからです。その上、パンデミックが始まって以来、政治と教育も悪くなってきたと思います。政治と言えば、政党の分けが大きくなるため、住民の考えの差も大きくなりました。そして、教育と言えば、学生たちはたいていボランティアをして、コミュニティーの問題などを学べるけれど、パンデミックの時その教育がなくなって、世界の問題もよく分からなくなりました。したがって、コミュニティーを感じることも出来ないし、住みやすい地球を守るという大切さが分からなくなったと思います。
コミュニティーが感じられないという問題を解決するために、もっとコミュニティーのイベントをした方がいいと思います。子供にとって、スポーツやボランティア活動は大切だと思います。スポーツをするなら、近所の子供と仲よくして、自分が住んでいる社会も自分にとって心で大切になります。そのため、地球を守りたいという気持ちもあります。大人も大体同じで、コミュニティー活動があれば、近所付き合いもよくなります。大人の場合から考えると、大人は世界的問題がもっと分かるから、世界の問題や毎日の生活からの悩みや不安も多いです。その悩みを自分の頭だけで考えれば、きっと寂しい気持ちを持ち始めるかもしれません。しかし、社会の住民と一緒に問題を考えたり、解決したりすることができれば、何をした方がいいかということを知って、地球を守る方法も分かるようになると思います。
地球を守ることは自分の責任だけでなく、自分がどうやって住民と一緒に協力できることが大切だと思います。なぜかというと、一人の力が影響を与えないけれど、近所や仲よくする人とコミュニティーの住民と一緒に何かするなら影響を与えられるかもしれません。したがって、皆が優しくなって、世界やコミュニティーの問題と問題の解決する方法もよく分かるようになると思います。
Reference:https://afpglobal.org/news/ap-perspectives-how-covid-19-pandemic-changed-meaning-community
住みやすい地球を守るため、環境を守る
リュウ・マイク
私たちは先週の授業で世界のさまざまな問題について少し勉強しました。それで、私は世界の最も大事なトピックについて関心を持ち始めました。明るい未来を予測する人もいれば、暗い未来を予測する人もいます。インターネットによると、地球温暖化が今世界の最大な問題の一つであることが分かりました。地球温暖化は私たちの周りの環境をますます破壊しているので、私は心配でしかたがなくなるのです。今回、私は地球温暖化について、その問題の原因と解決の方法を少し話そうと思います。
まず初めに、「どうして地球温暖化が問題になるのか」という質問に答えるためには、「どうして地球温暖化が起きているのか」という問題を説明すべきだと思います。国連環境計画(UNEP)のデータによると、十八世紀、すなわち世界の産業革命以来、地球の平均気温が一点一(1.1°C)度上昇したことが分かりました。このようなの速さの温暖化は世界歴史の中でぜんぜんありませんでした。では、どうして温度が上昇していますか。温暖化の百パーセントのうち、約十パーセントは自然の現象ですが、後の九十パーセントは人類の活動が原因だと考えられています。人類が天然ガスを利用したり、土地を開発したりすると同時に、工業の活動は二酸化炭素(CO2)を放出しています。今の世界では、人類の活動のために、毎年少なくとも四百億トンのCO2が放出されています。米航空宇宙局と環境保護庁によると、一点五(1.5°C)度以上上昇すると、グローバル生態系を破壊する可能性が高くなるとされています。
それから、「この問題をいかに解決すべきか」について少し話そうと思います。まず、地球温暖化の問題を解決するために、何よりも、CO2の放出を問題にすべきだと思います。二十一世紀に入ってから、約七十パーセントのCO2の放出は天然ガスの利用によって出されています。それから、地球を守るための第一の方法は電気自動車を運転し、バスに乗ることです。そして、今の世の中では、たった九パーセントのプラスチックはリサイクルできることが分かりました。プラスチックの生産はCO2を放出し、海を汚染しています。人々に使われている製品が、何から何までリサイクルできればよかったと思います。そのために、プラスチック以外の製品を使ったり、リサイクル分類をしたりした方がいいと考えています。
明るい未来を予測する人もいれば、暗い未来を予測する人もいます。地球温暖化は今の地球をますます破壊していますが、私はガスの利用を減らすこととリサイクルすることが解決するの方法だと思います。
プラスチックごみ問題
シュー・イティアン
私はプラスチックごみの問題が非常に深刻だと考えています。WWFジャパンの報告によると、世界では毎年約4億トンのプラスチックが生産されており、その多くが適切に処理されずに海や川に流れ込んでしまうということです。海にはすでに1億トン以上のプラスチックごみが存在し、さらに毎年少なくとも800万トンが新たに流出しているそうです。その結果、海洋生物が気づかないうちにプラスチックを誤って食べて死んでしまうなど、生態系に深刻な影響を与えています。また、調査によると、プラスチックごみを焼却して処理する対策は、かえって大量の温室効果ガスを発生させ、地球温暖化を悪化させる可能性があります。
この問題を解決するために、私はいくつか提案があります。まず、私たち一人一人がプラスチック使用を減らす意識を持つことが重要だと考えます。例えば、買い物の際には自分で持参したキャンバスバッグを使うと同時に、使い捨てプラスチック製品の使用をできるだけ控えることが効果的です。また、リサイクルやごみの分別を徹底し、プラスチックが自然環境に流出しないようにすることも重要です。さらに、企業や政府が協力し、プラスチックのリサイクル技術の開発を進めるとともに、生分解性プラスチックの導入促進やプラスチック包装の削減など、具体的な対策を考え、実施する必要があります。
個人と社会全体が協力し、プラスチックごみを減らす努力を続けることで、住みやすい地球を守ることができると信じています。小さな行動でも、積み重ねれば大きな変化を生み出すことができると信じています。
参考文献:
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3776.html
https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0323/climate_change/contents2/page2-5.html