生体医工学科の教員と研究室を紹介します

生体高分子材料研究室

大澤 重仁 准教授

小河 繁彦 教授

甲斐 洋行 准教授

物質医工学研究室

木村 剛 教授

鈴木 裕 教授

細胞ゲノム工学研究室

西野 光一郎 教授

山内 康司 教授

生体情報学研究室

山崎 享子 准教授

Other BME researches

生体医工学科では、ほかにもこんな研究が行われています。また、これからも人体の理解や診断・治療・予防・健康増進に貢献する様々な研究を展開する予定です。

血流解析研究・人工心臓開発

信太 宗也 助教

●機械工学の手法を用いて病気の治療や医療現場のニーズの解決に役立つ機器・技術の開発を行っています。特に血管や心臓など血流の関わる病気の予防や適切な治療を目指し、流体工学の技術に基づいた研究を展開しています。

●例えば、以下のような研究テーマに取り組んでいます。

その他、流体可視化計測、数値流体力学計算、生体信号処理、機械設計や製作の技術を駆使し、モノつくりを基盤とした医工学研究を実施しています。

2024年度に着任した教員の研究領域

ゲノム工学

一卵性双生児は遺伝情報が同じはずですが、その特徴や性格は必ずしも同じではありません。近年、遺伝情報の発現がゲノム変異以外の要因、たとえば環境によって影響されるとする「エピジェネティクス」という分野が注目を集めています。様々な病気の原因の解明や再生医療への応用でも期待されています。


材料工学

プラスチックや金属などといった人工物は、上手に使えば医薬品や医療機器として活用できますが、一方で生体との相互作用についてはメカニズムが十分に解明されていません。生体材料の研究により、生体との親和性の高いウェアラブルデバイスを実現したり、マイクロプラスチックの環境影響の理解が進むことが期待されます。


医療情報

計測・診断技術の急速な進歩により、ヘルスケア領域でも人体に関する膨大な情報(ビッグデータ)を得ることが可能になりました。情報の海から有益な知見を得るための技術であるデータサイエンスは、医療の分野でも期待が高まっています。


ナノメディシン

ナノ(nano)テクノロジーは超微細技術ともよばれ、1 µmに満たない物質の研究開発を指します。この技術を医療に応用し、高精度な診断や創薬(新たな薬の開発)、 DDS(ドラッグデリバリーシステム)に役立てるのがナノメディシンです。