(6/21) 小中合同音楽会と小中交流会
頓原小学校、志々小学校、頓原中学校の3校の児童生徒が一堂に会して、小中合同音楽会を開催しました。今年度は数年ぶりに保護者の方にも来校してもらい、音楽会の様子を見てもらいました。始めの会では、吹奏楽部がオープニングアクトを行い、みんなが演奏に合わせて手拍子をし、盛りあがりました。
小学生の合唱は6年生を中心に大きな声で力いっぱい歌っており、一生懸命さが伝わってきましたし、合奏も工夫されておりたくさん練習してきたことが感じられる素敵な演奏でした。そして頓中は吹奏楽部が7月28日(金)にある県吹奏楽コンクールの課題曲を演奏しました。生徒たちは日頃練習している力を遺憾なく発揮し、一音一音丁寧に奏で、調和のとれた音色を会場に響かせました。小学生は、そのきれいな音色と真剣に演奏する雰囲気に引き込まれ、微動だにしないで見つめ聴いていました。
今回の運営はすべて生徒が行いました。司会は保健副委員長が務め、音楽会をスムーズに進行しました。インタビューは議長が行い、各校の演奏後子どもたちや先生が良かったところや感想を述べた際、アナウンサーのようなコメントをつけ、会場を和やかな雰囲気にしました。小学生の誘導も生徒たちがすべて行いました。
音楽会の後は、小中交流会を行い、3校がそれぞれ学校の紹介をしました。頓中は生徒会長が伝統である「坂道でのあいさつ」「5分前掃除」や主な学校行事(体育祭、文化祭等)を紹介しました。そして、生徒会役員たちも加わって寸劇を行い、3校のみんなが仲良くなるよう呼びかけ、「猛獣狩り」をしました。後半は、さらに交流を深めるために小学生を低学年・中学年・高学年のグループに分け、頓中生が上手に指示をして「フルールバスケット」「伝言ゲーム」「カードゲーム」を行いました。どのグループも小学生は夢中になって取り組み、笑顔にあふれ、学校や学年を越えて子どもたちは交流を深めました。この小中交流会は生徒たちがゲームの内容からグループ分け、役割分担まで自分たちが考え準備しました。そして、頓中生がリーダーとなり、小学生にわかりやすく指示を出し、参加した全員が楽しめるすばらしい交流会を作り上げました。改めて、生徒の企画力や実行力には感心させられました。頓中生が大活躍した2時間でした。