〇貸与申請書記載事項の変更
貸与申請書記載事項(同居者、自動車の指定保管場所番号、車名、登録番号、所有者、使用者)に変更が生じたときは、変更が生じた日から10日以内に
「貸与申請書記載事項変更届出書」をアセットマネジメント係にメールで提出してください。
〇長期不在時の届け出
海外出張等により1ヶ月以上概ね1年以内の期間で宿舎を不在とする場合は、不在となる日の10日前までに「宿舎長期不在届出書」をアセットマネジメント係にメールで提出してください。
〇模様替え等をするとき
入居者が、自分の都合のため宿舎の改造や模様替えをしたり、仮設物を設置することは、原則としてできませんが、やむ得ないもので管理上支障がないものに限り、承認する場合があります。
模様替え等をしようとする時は、着工の10日前までに「宿舎模様替等申請書」をアセットマネジメント係にメールで提出してください。
内容によっては、承認できない場合や、承認できる場合でも条件を付すことがあるので、必要に応じて施工内容が判る仕様書等を添えて提出してください。
○原則として、模様替え等をしたものは退去時に原状回復していただきます。
○模様替え等可否の例示(記載のないものはアセットマネジメント係にご相談ください。)
[申請要]
電気容量の変更、カギの交換、ガスコックの増設、ウォシュレット及び温水便座の設置、チャイム、コンセント(エアコン用等)などの設置・増設、
光回線開通工事 他
[申請不要]
エアコンの設置(壁に穴を開けないこと)、壁塗装(同色)、湯沸し器の設置 他
[不可]
室内の棚の取り付け、台所吊戸棚の増設、押入れの棚の取り付け、物置の設置 他
〇転居を希望するとき
入居後、やむを得ない理由等により他の宿舎へ転居を希望される場合は、転居を希望する1ヶ月前までに「宿舎入転居希望調書」を所属部局の担当係にメールで提出してください。なお、空室状況によっては、承認できない場合があります。
〇宿舎貸与証明書
税務署、住宅金融支援機構への提出のために証明が必要な場合には、アセットマネジメント係に申し出ください。
宿舎には、給水ポンプ室、受水槽、テレビ共聴、外灯などの共用施設があり、これらの施設については、維持管理費が必要となります。
維持管理費は、大学が負担するものを除き、原則として入居者の皆さんに共同で集金、管理、運営していただいており、この経費を「共益費」といいます。
「共益費」で維持管理する範囲は以下のとおりとなります。
〇共用電気料等
給水・排水施設等の電気料、外灯・階段等の電気料、外灯・階段等の破損、球切れの修繕費、外灯及び階段の交換用蛍光灯などの購入費を含みます。
〇共用水道料
屋外共同水栓等の水道料。
〇給排水設備の維持管理費用
屋内外の汚水管、雑排水管の清掃、受水槽の清掃等の費用。汚水管及び雑排水管、受水槽は、専門業者による年1回の清掃が必要です。
雑排水管枡(雨水)に溜まった土砂、落ち葉等については、状況に応じ清掃しましょう。
〇除草及び清掃
宿舎敷地内の除草及び清掃等。状況に応じて年1回実施しましょう。自転車置場の清掃時には、不用な自転車の整理を行ってください。
〇広場・児童遊園の維持管理費用
遊具の補修及び取替え、砂場の砂補充及び清掃等の費用。子供の事故防止の観点から、目視等による月1回の点検を行い、状況によっては注油を行ってください。上記のほか専門業者による年1回の点検を行ってください。小石等の除去、凹凸の整地、除草のほか必要に応じ砂の補充をしてください。
〇共用設備の修繕費等
共用設備の修繕については、「軽微な修繕にかかる入居者負担の基準」の「B.共用部分」を参照してください。
〇その他
その他必要と認められるもの。宿舎ごとの取り決めによる。
1.玄関
各戸の玄関は、防水加工となっておりませんので、水を流さないでください。水を流しますと、階下に水漏れするおそれがあります。
2.居室
(1)畳
畳の上に上敷きや絨毯・カーペットを敷くと、通気が悪くなり畳床が傷む可能性があるため、時々畳に外気をあててください。
(2)化粧板
釘、画鋲、セロテープを使用しないでください。
(3)アルミニウム建具
中性洗剤などを温水で薄めたものを浸したスポンジなどで洗ってください。
◆フローリング・畳の傷防止◆
重量物を設置の際は、転倒に十分注意の上、フローリング・畳を傷から守るために、弾力性のあるマットやコルクマット、傷防止シート、クッションシール、耐震マットなどで、フローリングや畳を保護してください。
(4)天井
宿舎の天井には塗装が施してあります。特に、吹き付け塗装(凸凹の表面)の天井は力が加わると塗装が剥がれ落ちる可能性がありますので、天井への突っ張り棒等の使用はお控えください。
3.台所
(1)換気
台所では火を使うことから、換気には特に気をつけましょう。換気が不十分だと室内の湿気が多くなり、照明器具等に水滴が付いて漏電の原因となります。換気扇を使用したり、こまめに窓を開ける等して、風通しをよくするよう心がけてください。
(2)排水
台所で使った水は、流しのトラップから建物内の排水管に流れ込む仕組みとなっています。このため、排水管を詰まらせた場合、各階の台所の流しに排水が逆流するなど、他の入居者の方に大変な迷惑を掛けることになります。
〇注意事項
・天ぷら油等を排水口に流すと、排水管が詰まる原因となりますので、流さないでください。
・米粒、茶殻、コーヒーのカス、野菜くずなどの台所のゴミは、排水管に流さないでください。
・流しに取り付けている排水目皿や椀トラップは、簡単に取り外しができますので、定期的に手入れし、溜まったゴミを取り除いてください。
4.水洗トイレ
(1)ロータンク
もし、水が止まらない場合には、止水栓を閉めてから点検してください。
(2)汚水管のつまり
汚水管は、上下階の住宅が1本のパイプでつながっています。したがって、汚水管を詰まらせると、汚水などが逆流して大変なことになります。
必ず、「トイレットペーパー」を使用し、新聞紙、布切れ、紙おむつ、生理用品など絶対に流さないでください。
汚水管を詰まらせた場合は、その方に補修費や損害賠償の一切を負担していただきます。
なお、原因者が不明の場合は、その階段またはその棟全部の方に負担していただくことになります。
便器内の汚物が流れない場合や、その他汚水管に異常があると思われる場合には、上下階の皆さんに使用中止してもらったうえで、アセットマネジメント係に連絡願います。
(3)トイレの清掃
トイレの床は防水を施しておりませんので、床に水を流すと階下に漏れる可能性があります。拭き取るように掃除してください。
5.浴室
(1)換気
浴室は、湿度が高くカビが発生しやすいので、使用後は窓を十分に開けて常に換気を良くしてください。
(2)床と壁
床には防水処理を施しておりますが、洗濯機などを乱暴に置いたりすると、防水層に損傷を与えることがありますので、注意してください。
壁面には、通常防水を施しておりません。壁面を水洗いすると階下に水が漏れることがありますので、壁面を掃除する場合には、濡れタオル等で行ってください。また、壁面が塗装仕上げの場合は、タワシなどでこすらないでください。
(3)排水口の清掃
・浴室の排水口には、髪の毛などが溜まりやすいので、取り除いてください。
・目皿をドライバーなどで取り外し、時々椀トラップを掃除してください。
・髪の毛などの詰まりやすいものは、排水管に流さず、取り除いてください。
・排水口の清掃を怠りますと、床にたくさんの水が溜まり、壁面から階下に水漏れすることがありますので、注意してください。
6.風呂釜
(1)空焚きの注意
点火の前に、水が浴槽の上部循環パイプより10cm以上に入っていることを、必ず確かめてから点火してください。
(2)釜の清掃
浴槽内の上下循環パイプの中にホースを入れて、釜の内部の水通路に水を流して掃除してください。汚れた水が下部循環パイプから流れ出ます。
釜の外板が汚れた場合には、水洗い等をしないで、雑巾等で拭き取るようにしてください。
〇次の場合は、使用をやめてアセットマネジメント係または専門業者へ!
・点火ハンドルを何度回しても点火しないとき(点火確認窓のふたを開けて、マッチ等で点火しないでください。)
・バーナーの燃焼が不安定な場合。
・点火中に異常音がした場合。
・浴室内でガスの臭いがする場合。
・その他、各部に故障や異常があるとき。
(3)水抜き
冬季期間は凍結による風呂釜の故障が起きやすいです。数日間不在にする場合等は下記の方法に従って風呂釜の水抜きを行ってください。
(4)風呂釜の冠水
浴槽のお湯を排水したとき、排水管に詰まりがあることで水の流れが悪いことがあります。その際、流れずにたまった水に風呂釜が浸かってしまうことで故障する危険性があります。大量の水を排水する場合には排水管に詰まりがないか注意したうえで少しずつ流していただきますようお願いいたします。
7.ガス
新たに入居した際のガスの開栓は、必ず仙台市ガス局が行うことになっています。その際、ガス器具はすべて点火試験を行いますので、使用するガス器具すべての点検を受けてください。
(1)ガス爆発事故の防止
ガス漏れ等異常が発生した場合には、窓を開け換気に努めるほか、ガスメータのところにあるメインバルブを閉め、ただちに最寄の仙台市ガス局へ連絡してください。
(2)ガスを安全に使用するための心掛け
・ゴム管は十分に差し込み、安全バンドでしっかり止めましょう。
・差し込み口のゆるくなったゴム管や古いゴム管は新しいものに取り替えましょう。
・ガス器具を使用する際には、換気に十分注意しましょう。
・就寝するときは、器具のコックだけでなく、元栓を閉めてください。また、長期不在する時は、メーターの元栓(安全コック)も閉めてください。
・不完全燃焼すると中毒を起こします。器具は正しく使いましょう。
8.電気
(1)電気容量
電気供給契約は、電力会社と入居者間で直接契約となりますので、電気容量を変更する場合には、電力会社に契約容量の変更を申し出てください。(事前にアセットマネジメント係に届け出が必要です。)
規約容量以上の電気が流れますと、ブレーカーが落ち、室内の電気が切れます。
(2)室内の電気が切れた場合
配電盤を確認し、ブレーカーが落ちているのであれば、電気の使い過ぎが考えられますので、電気器具の使用を減らしてから、ブレーカーのつまみを上げてください。漏電ブレーカーが働き停電した場合は、各回路のブレーカーを全部落として、漏電ブレーカーをひとつずつ入れてください。入れた際に、漏電ブレーカーが作動したところが漏電していることになりますので、その部分のブレーカーを落とし、電気工事店に修理を依頼してください。
(3)事故防止
たこ足配線は、コードが過熱して危険です。延長コードを使用する場合には、延長コード及びコンセントの容量に気をつけましょう。
電気のソケットから、二股ソケットなどで一度にたくさんの器具を使うのは危険です。
水分は電気を通しやすくします。濡れた手足でコンセントやソケットに触れると、感電するおそれがあります。
束ねたコードは、加熱して危険です。
コードを釘やステップルで固定したり、家具の下敷きや襖などで挟んでの使用は止めてください。
洗濯機は、アース線をつけて使いましょう。
冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど、長い間プラグをコンセントに差し込んだままにすると、ホコリや湿気により加熱や火災の原因となります。
時々プラグを抜いて乾いた布で拭きましょう。
アイロンや暖房器具などの付け放しやスイッチの消し忘れは、火事のもとです。外出などの際は、スイッチを切りプラグをコンセントから抜いてください。
9.水道
(1)断水
断水した場合には、水道の蛇口は必ず閉めてください。
また、蛇口にホースをつないで風呂やバケツに入れているときに断水した場合には、必ず蛇口からホースをはずして下さい。はずし忘れると「サイフォン作用」によりバケツなどの汚い水が水道管に逆流し汚染されることがあります。
(2)ぽたぽた漏れ
水道の蛇口から水がしたたり落ちるのは、蛇口のパッキンがすり減っているためにおきます。早めに取り替えてください。
(3凍結防止
冬期間は、水道管が凍結することがあります。冷え込みが予想されるときはもちろん、不在にするときも必ず止水栓を閉め、水抜きを十分にしてください。
水抜き後は、水道蛇口等を閉めてください。
10.テレビ共聴設備
共同視聴アンテナを設置している宿舎は、屋上への個人アンテナの取り付けは認めておりません。
衛星放送用の共同視聴アンテナは設置していないため、バルコニーの手すりへの取り付けは認めておりますが、手すり等傷付けないように設置してください。(設置する場合は、アセットマネジメント係に届け出が必要です。)
11.バルコニー
(1)危険防止
バルコニーの手すりの高さや縦格子の間隔は、幼児が落ちないよう設置していますが、幼児が台に乗ったりした場合は非常に危険です。
木箱など踏み台となる物は、絶対に置かないようにしてください。
植木鉢等を、バルコニーの手すりに置かないでください。落下した場合、非常に危険です。
お隣との仕切板は、火災等における緊急時の避難口となりますので、この付近に物を置かないでください。
(2)物干
洗濯物は、バルコニーの外に突き出して干さないでください。
(3)排水
排水口はゴミが詰まりやすいので、時々清掃してください。また、冬期間は凍結し、バルコニーに融雪水が溜まりやすくなるので、注意してください。
12.階段
階段の掃除は、皆さんの話し合いで当番制にするか、または受け持ち部分を決め、皆さんで協力し合ってください。
階段の踊り場に自転車を置くことは、他の入居者の迷惑になるばかりでなく、緊急時には大変危険ですので、置かないでください。
13.防災
宿舎周辺の避難場所については仙台市が提供している「せんだいくらしのマップ」の「総合ハザードマップ」をご確認ください。
PC版→www2.wagmap.jp/sendaicity/Portal?vpc=1
スマートフォン版→www2.wagmap.jp/sendaicity-sp/
〇火災について
火災が発生した場合は、まず消火器で消し止め、それでも消えない場合は、非常ブザーを押して避難してください。
入居者の責による火災による損害は、入居者が賠償する場合があります。
〇台風について
風が強くなる前に、バルコニーの物を室内に移動させ、窓やドアをしっかり閉めましょう。
バルコニーの排水口のゴミを取り除き、浸水を防ぎましょう。
〇地震について
地震発生時は、まず身の安全を確保し、家具の下などに隠れましょう。
ガスや電気は遮断し、扉を開けて避難経路を確保しましょう。
大きな揺れがおさまってから、落ち着いて行動しましょう。
断水や停電に備え、水や懐中電灯などを準備しましょう。
14.危険防止のためのお願い
工事実施について: 宿舎の保全のため、改修工事を行う場合があります。
ご協力のお願い: 工事中は、室内への立ち入りや家具の移動をお願いすることがあります。ご協力をお願いいたします。
工事現場への立ち入り禁止: 工事現場は危険ですので、立ち入らないでください。
危険な施設への立ち入り禁止: 受水槽やポンプ室など、関係者以外立ち入り禁止の場所があります。特に、お子様には注意してください。