開学一年目に設立された学生自治会は、創価大学の学生組織において、中核との思いで活動させていただいている組織です。学生自治会設立の運動は、創立まもない草創のキャンパスに集った学生たちの、建学の精神を基盤として何かを作り出していこうとする情熱によって、大学建設の主軸となり得る学生組織の設立へと具体化していきました。学生自治会設立準備会議が発足し、そこから、学生へのアピールや数度の準備会議、クラス討論会などを行う中で、全学的に学生自治会設立への機運が高まっていきました。その機運は、設立への署名運動につながり、正式に学生自治会が設立されました。
学生自治会では、創立者の理念を実現することを目的とし、活動させていただいております。「人間教育の最高学府たれ」「新しき大文化建設の揺籃たれ」「人類の平和を守るフォートレスたれ」との建学の精神を体現すべく、理想の学園共同体の創出を推進します。加えて、創価大学の設立当時からの根本理念である学生参加の原則の実現を目指し、学生が主体的に大学の運営に参加していけるよう努めております。
現在は、教員、職員、学生の代表で大学の運営などについて協議する全学協議会への参加や、学生組織の代表で大学の諸問題などについて議論する新時代21世紀建学協議会の開催など、学生の意見を大学運営に反映するための活動を行っております。また、「定期学生大会(年に一度行われる最高議決機関)」の企画・運営、「若き創立者の集い(創立者スピーチ映像上映会)」の開催、行事ごとの「創大学生新聞」の発行、創立者のお客様である海外からの来賓へお渡しする「創価友誼之証」の作成・贈呈、各学部生の大学生活をサポートする「学部執行委員会」など、幅広い活動を展開しています。