令和6年8月3日から12日まで、総社市海外ホームステイが実施されます。今回のホームステイには、私も引率者として同行することになりました。生徒の様子をリアルタイムでお知らせして、保護者のみなさまに安心していただくとともに、ホームステイに興味があるけれど行くことができなかった人や将来どうしようかと迷っている人などの参考になれば幸いです。なお、昭和五つ星学園から3名参加しますが、その他の中学校からの参加者からも、あらかじめホームページへ掲載の承諾はいただいていることをお知らせしておきます。
8月3日14時、まずは出発式。久山教育長から、しっかり頑張ってくるよう激励していただきました。
代表メンバーが堂々と挨拶。暑い中、たくさんのお見送り、ありがとうございました。
岡山空港にて。たくさんの荷物に囲まれています。いよいよ出発です。
飛行機会社の制約もあり、今回の荷物はこんな感じでかなりコンパクトです。
ホームステイ日記②8/4
こちらの季節は冬。最高気温15℃(最低5℃)で真夏の日本からいきなりひんやりした空気に触れ、異国の地に来たことを実感。目に見えるもの、聞こえる音もすべてEnglish。
今日は、シドニーの街を探検して、文化の違いをしっかり感じてもらう一日となります。さて、どうなるでしょうか?
こうしているうちに、あっという間に2日目が終了です。
今日は、シドニーから空路でメルボルンに移動。シドニーより南にあるメルボルンはもう少し温度が下がり、冷っとした空気に包まれていました。
少しの間メルボルンの街を探検した後、いよいよキュー・ハイスクールに移動してホストファミリーとご対面です。とても緊張して「心臓が止まりそうだ」という声も聞こえてきました。さあ、本格的にホームステイが始まります。
昨晩ホストファミリー宅で一泊。今日はさっそく、スクールバディと一緒に学校に通ってきました。それぞれの家庭によって違いがあったようですが、一日こちらのスケジュールで過ごすことができました。
学校の様子やESLによる英語レッスンの様子などをお伝えします。
あっという間にHSの折り返し地点となりました。生徒たちも少しずつ慣れてきて、バディと一緒に動けているようです。KHS(キューハイスクール)の生徒の授業や学校生活の様子も分かってきましたが、KHSの生徒の姿は保護者の許可がないと掲載できないので、生徒の後姿などを入れながらお知らせしたいと思います。
昨日、昭和中と姉妹校縁組を結んでいるメルトンセカンダリーカレッジ(MSC)を訪問しました。これまでの校長先生と担当者が変わって新しくなったので、再契約に向けてしっかり協議するのが、今回の私の仕事の一つでもありました。とても訪問を喜んでくださり、無事に3回目の同意書を締結することができました。来年からはMSCとの双方向の直接交流が再開されます。
あっという間にキューハイスクールで過ごすのが最後となりました。「ホームシックを乗り越えた」「英語がだんだん聞き取れるようになってきたので帰りたくないモードになってきた」などの声が聞こえてきました。生徒たちがたくましく成長していることを感じます。
今日は、昨年できなかったFarewell Partyが予定されています。それぞれ準備してきた出し物を、思い通り披露できるでしょうか?
残念ながら昨日は体調不良の生徒が出て、全員参加というわけにはいかなかったのですが、フェアウェルパーティで素敵な時間を過ごすことができました。最後に涙を見せる生徒もいるなど、ホームステイ生活が充実していることが伝わってきました。
今日は土曜日、ホストファミリーと一日過ごす日です。私もホストと一緒に出かけました。オーストラリアの日常をお知らせしたいと思います。
とうとうお別れの日がやって来ました。ホストファミリーと最後のお別れです。多くの笑顔と涙であふれていました。きっと生徒にとってかけがえのない宝物のような体験ができたと思います。体調が万全な人ばかりではありませんでしたが、予定通り、全員そろって帰国できることをうれしく思います。
現在、シドニーの空港でこの文章を書いています(19:40)が、台風が通り過ぎた後に羽田に到着すると思いますので、ご安心ください。日本で会えるのを楽しみにしています。
本日、予定通り吉備路アリーナに戻り、解散式を行うことができました。お迎えありがとうございました。体調不良のため、岡山空港から直接、家庭に帰った生徒もいますが、全員で日本に戻ってくることができたことをうれしく思います。
生徒は、この10日間、本当によくがんばったと思います。恥ずかしさや個々の困難を乗り越え、積極的にコミュニケーションを図り、自分の立てた目標達成に向けて努力していました。その姿こそ、ホームステイに参加した大切な意味であると同時に、かけがいのない宝物のような貴重な体験です。そして、この思い出は、生徒にとってお金で買うことのできないポジティブで今後の生活の糧となる貴重な体験になるはずです。保護者のみなさまにおかれましては、今までご心配な点があったかと思いますが、ご理解とご協力をいただき本当にありがとうございました。
さて、10日間のホームステイ日記を、たくさんの方にご覧いただいたようで、ありがどうございました。今回ホームステイに参加したご家庭のみなさんだけでなく、英語特区のみなさんや、今後ホームステイに参加する可能性があるご家庭のみなさんの参考になることができたとしたら幸いです。英語力の向上はもちろん、子どもたちの人生の可能性を広げるこの事業が総社市にあることは素晴らしいことだと思いますので、一人でも多くの子どもたちにこの体験をしてもらえることを祈ります。
8月24日には帰国報告会が予定されていますので、ホームステイ日記はその報告をもって終了としたいと思います。その時またお会いしましょう。これまでご覧いただきありがとうございました。
帰国から早くも2週間近く経とうとしています。体調不良だった生徒も元気に復活して、今日の帰国報告会にやって来ました。ホームステイで学んだこと、驚いたこと、日本との違いなど自分で感じた新鮮な気持ちを、堂々とプレゼンすることができました。どの発表も経験しないと分からない成果がたくさん見られました。
この貴重な体験をしっかりと今後の生活に生かしてくれることを期待します。
改めまして、保護者のみなさまに、この事業に対するご協力に感謝を申し上げ、ホームステイ日記を終了させていただきます。これまでご覧いただきありがとうございました。