日本における
2020年度からの必修化
必修化とは?
- 必ず履修すること
- 検定教科書はない
- 評価の必要はない
現在の小学校英語が、「高学年で必修の外国語活動」です。2020年度からは、高学年は「教科化」が決定されており、検定教科書と評価が必須となります。
文科省の狙い
○ プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、発達の段階に即して、次のような資質・能力を育成するものであると考えられる。
【知識・技能】
(小)身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと。
(中)社会におけるコンピュータの役割や影響を理解するとともに、簡単なプログラムを作成できるようにすること。
(高)コンピュータの働きを科学的に理解するとともに、実際の問題解決にコンピュータを活用できるようにすること。
小学校プログラミング教育の手引(第一版)
(文科省サイトより)抜粋
プログラミング教育の位置付け
本手引はプログラミング教育を対象として解説していますが、プログラミ ング教育は、学習指導要領において「学習の基盤となる資質・能力」と位置 付けられた「情報活用能力」の育成や情報手段(ICT)を「適切に活用した 学習活動の充実」を進める中に適切に位置付けられる必要があります(図1 (p.5)及び第2章(3)(p.14)を参照)。このことを前提に指導例(第3 章)等を参照していただきたいと考えています。
ねらい
【知識及び技能】身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題 の解決には必要な手順があることに気付くこと。
【思考力、判断力、表現力等】発達の段階に即して、「プログラミング的思考」 を育成すること。
【学びに向かう力、人間性等】発達の段階に即して、コンピュータの働きを、 よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養すること。
手順があることに気づくとはあるが、プログラミング体験は強く推奨されています。
「ア コンピュータを用いずに行う指導の考え方 コンピュータを用いずに行う「プログラミング的思考」を育成する指導に ついては、これまでに実践されてきた学習活動の中にも見いだすことができ ます。ただし、学習指導要領では児童がプログラミングを体験することを求 めており、プログラミング教育全体において児童がコンピュータをほとんど 用いないということは望ましくないことに留意する必要があります。(p17)」
誰が?いつ?教材は?
誰が指導するのか?
- 担任
- 非常勤・専科
- 学外
いつ、どの授業時を使うのか?
- 様々な授業で機会を捉えて
- 活動の時間
- 学外
教材は?
- ブロックを組み立てるタイプ
- テクスト(言語)コーディング
他、資料
小学生を対象としたプログラミング教育について 若菜 啓孝* * 長崎大学 大学教育イノベーションセンター
長崎大学大学教育イノベーションセンター紀要, 7, pp.35-40; 2016 Issue Date 2016-03-01
http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10069/36371/1/JCEI7_35.pdf