トラステヴェレのはずれ、ヴィッラ　ファルネジーナの近くにあります。街のなかにある楽園です。

歴史は大変古く、もともとは1200年代終わりのボニファチウス8世が薬草園を作り始めたもの。長い間ヴァチカンの植物園となっていました。(昔はここにはありませんでしたが）

1500年代初めに作られたローマ大学ラ サピエンツアの植物学研究所としても使われていたようです。現在も大学管理となっています。

ローマ植物園

http://sweb01.dbv.uniroma1.it/orto/index.html

12ヘクタールに及ぶ園内には3000種類もの植物が生存しており、日本庭園もあります。

1700年代に現在の場所に入りました。つまり、もともとは、コルシーニ家のお庭になります。

そのコルシーニ宮殿は、現在美術館として一部解放されていますから、お時間があれば、ヴィッラ　ファルネジーナと共にお寄りになることも可能です。

コルシーニ美術館

http://galleriacorsini.beniculturali.it/