近況報告

近況はFacebookで報告することにしました。

(2016年10月12日)

福井県高浜町の青葉山でスギ天然林の調査を行いました。結構、険しい山で沢山の天然スギが残っていました。

(2016年9月14日)

産地試験用の材料としてダケカンバの果穂の採取に行きました。今回は八甲田山、五葉山、磐梯山の3集団で、今年は結実があまりよくないようで、五葉山では凶作だったので採取をしませんでした。来年に再度、採取することになりました。写真は磐梯山ゴールドライン沿いのダケカンバです。

(2016年9月7日)

八ヶ岳演習林での森林総合実習に行ってきました。今回の実習は天気が不安定でしたが、滞在中は雨にも打たれずに無事に実習を終えることができました。3日間の滞在中で八ヶ岳が見えたのはほんの数時間でした。

(2016年6月24日)

福井県高浜町の青葉山で見つかったスギ天然林の記者発表を高浜町役場で行ってきました。ありがたいことに、いくつかの新聞社は記事にしてくれました。若山湾周辺でまとまった天然スギが見つかったのは初めてなので、今後、詳細な調査を行う予定です。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/98410.html

http://www.sankei.com/region/news/160628/rgn1606280064-n1.html

http://www.asahi.com/articles/ASJ6S6WYSJ6SPGJB00Q.html

(2016年5月24日)

八ヶ岳演習林に行ってきました。菅平高原実験センターの教職員との交流会でした。お互いの研究や事業内容が理解できて、よい交流会となりました。翌日は川上演習林、八ヶ岳演習林の見学に行きました。川上演習林内ではエゾハルゼミがけたたましく鳴いていました。

(2016年1月28日)

マレーシアのゲンチンハイランドで開催された「FRIM/JIRCAS Joint Seminar Forest Ecology and Genetics of Dipterocarp Forests - Its Role in Sustainable Forest Management -」に参加して日本の種苗の移動の遺伝的ガイドラインについて講演してきました。講演は6月1日の近況報告で紹介した本「地図でわかる樹木の種苗移動ガイドライン」を詳しく解説した内容です。今回も2泊3日の慌ただしい日程でしたが、久しぶりに森林総研の何人かの研究員の方々にお会いして楽しく過ごすことができました。東南アジアの熱帯地域でも種苗移動のガイドラインの必要性が考えられているようです。

(2016年1月4日)

新年は屋久島での山歩きから始まりました。白谷雲水峡の奥にある太鼓岩からの屋久島の森林の眺めは絶景でした。往復4時間程度でしたが、足慣らしにはちょっと長い山歩きとなりました。翌日は朝4時半にホテルを出発し5時半からトロッコ道を歩き出し、往復9時間をかけて縄文杉を見に行ってきました。暗い山道はあまり快適とは言えませんでしたが、日が登ってからは暖冬おかげで快適な山歩きでした。

(2015年12月21日)

国立台湾大学に行ってきました。初めての台湾でしたが台北市は日本的な感じの町でした。大陸の中国とはかなり違った文化のようです。建物は古いままで、設備も十分とは言えないのですが、大学も落ち着いた感じでレベルの高い研究を行っていました。2泊3日(会議、ミニシンポ、施設見学など)の忙しい訪問でした。

(2015年11月7日)

至仏山登山に行ってきました。秋の尾瀬ヶ原は静かで人も少なく快適でした。天気は不安定でしたが雨はほとんど降らず、久しぶりの良い休日でした。山頂に着いた時は雲の中で寒く、急いで昼飯を食べて下山しました。

(2015年10月29日)

学内も紅葉が綺麗な季節となりました。

(2015年9月27日)

福井県高浜町の青葉山へ調査に行ってきました。天気も良く快適な調査でしたが、山は急峻な地形で気をつけないと滑り落ちそうな感じでした。山頂から綺麗な若狭湾が望めました。最終氷期の頃に、ここにスギの大きな森林があったと思うと感慨深いものがあります。

(2015年9月14日)

インドネシア、ジョクジャカルタのガジャマダ大学へ行ってきました。乾季で非常に乾いていました。ここ3ヶ月ほどまとまった雨は降っていないそうです。落葉している樹種もみられ、熱帯林ではないような感じの森林です。

(2015年7月28日)

今週も八ヶ岳でサワラ林の調査です。4月23日と同じ調査地ですが、林床にシダが茂っているせいでかなり違った印象の林に見えます。

(2015年7月21日)

八ヶ岳演習林の地元の南牧村、川上村などへの挨拶に行ってきました。川上村は地元のカラマツ材で中学校を建設されています。快適そうな素晴らしい中学校でした。急な訪問でしたが、親切に丁寧に対応をして頂きました。ありがとうございました。

(2015年7月14日)

井川演習林の安全祈願祭に行ってきました。井川は爽やかな気候でした。熊剥ぎ被害の樹木が多く見られました。写真は昨年の2014年12月15日に撮った場所と同じところです。かなり感じが違います。

(2015年6月1日)

文一総合出版から本を出版しました。編集にかなりの時間がかかりましたが、多くの執筆者の皆さんや出版社の方の協力でようやく出版できました。

【書名】地図でわかる樹木の種苗移動ガイドライン

【編】津村義彦・陶山佳久

【判型】B5判・上製・176ページ(オールカラー)

【ISBN】4-978-8299-6524-5

【価格】定価:(本体5,500円+消費税)

【発行】文一総合出版

(2015年4月23日)

卒論の指導で八ヶ岳へ行ってきました。筑波大学の川上演習林でサワラの更新に実態について調査する予定です。以下の写真がサワラの天然林です。サワラ林としてはかなりの高標高に位置するもので、ある程度の伏条更新をしていると考えられます。この伏条更新と環境との関連を明らかにできればと考えています。

八ヶ岳にはまだ雪が残っていますが、春が感じられる季節になってきました。

(2015年4月2日)

つくばでもソメイヨシノが満開になりました。筑波大学キャンパス北部の兵太郎池のそばの桜です。この近くには筑波大学の植物見本園があり、様々な樹木が植栽れており季節ごとに散策を楽しめるようになっています。面積は2.2haで国内産樹木類を主体に約300種が植栽されており、筑波キャンパス内でもっとも自然の豊かなエリアを形成しています。

(2015年3月27−29日)

北海道大学で開催された森林学会に参加しました。系統地理学のテーマ別セッションでは解析技術の進展で現在の森林の解析データから過去の集団の分岐年代やサイズ変遷までも調べることができるようになってきたのはこの分野にとって朗報ですね。講演者の方の講演内容も興味深いものでした。また関連集会の森林遺伝育種学会シンポではカラマツの遺伝育種の進展と今後のカラマツ林業のシンポが行われ、80名程度の参加で盛会でした。

写真は北海道大学近くの道庁です。3月下旬でしたが暖かい札幌でした。

(2015年3月19日)

筑波大の演習林が管理しているウメ品種保存園で花が見ごろとなっていました。

(2015年2月12日)

インドネシアのジョグジャカルタにあるガジャマダ大学に行きました。今回は今後の研究とMOUの話し合いでした。立派な演習林(Wanagama)があるので学生の交流や実習に使えそうです。左側がガジャマダ大学のメインキャンパスです。

ホテルからみえたメラピ山(火山)

ガジャマダ大学の苗畑に植栽されていたShoreaの一種が結実していました。ジョクジャカルタは雨季と乾季が明瞭なため、フタバガキ科が頻繁に開花するそうです。

(2014年12月15日)

静岡県の井川演習林に行きました。急峻な地形です。

(2014年12月9日)

八ヶ岳演習林に行きました。最低気温が−10℃近くまで下がっていました。