渡米する前の家財道具の処理について(HK): 人から伺った話ですが、今まで使っていた家財道具すべて処分する場合、「自分が住んでいる自治体のごみ処理場に自己搬入する」のが一番安くなるらしいです。一キロいくらで計算してくれるそうなので、場合によっては粗大ごみの手数料よりも安く処分することが出来るそうです。興味のある方は、自治体のHP或いは電話でお問い合わせることをおススメします。
(T.M) うちはまさにそのパターンでした.車で持ち込むんですが,入り口と出口で車の重さを量り,その差で料金を支払います.安かったです.
つっかけサンダル(HK): 自宅からゴミ捨て場所まで、或いはちょっとそこまで行く為の簡単なサンダル(つっかけサンダル)はを1つ持ってこられることをおススメします。夏が近づくと、量販店にたくさん並びますが、冬はほとんど売っていません。
耳かき(HK): 「耳掃除をする」という風習は、中国と日本にしかないんだそうで、当然のことながら「耳かき」は売っていません。日本の場合、「子供の耳掃除は耳鼻科でする」がポピュラーなので、小児科の先生に質問したところ、「耳が痛いとか病気だった場合は『掃除』をします」でした。在米の方のHPから得た情報ですが、「耳垢を薬でやわらかくして綿棒できれいにふき取る」という薬が薬局で売っているそうです。しかしながら、小さなお子さんと一緒に渡米する方は、渡米前に耳鼻科で耳掃除をされてくることをおススメします。
トレーニングパンツ(HK):1歳半から2歳ぐらいのお子さんの場合、「トイレトレーニング」が始まってきます。トイザラスをはじめ量販店に行くと「おまる」(アヒルの形ではなく、小さな椅子みたいな形)と「便器の上に乗せる子供用シート」は売っていますが、「トレーニングパンツ」を見かけたことはありません。どうもこちらは、「濡れてしまった不快感を覚えさせる」ではなく、「紙パンツ」を履かせて頻繁にお手洗いに連れて行かせるやり方でトイレトレーニングをしているみたいです。デイケアでは、「紙パンツ持参」となっています。
美容室(HK):: たいていの方が地元ではなくNY方面にある「日本人が経営、あるいは従業員としている」美容室に通っているみたいです。もちろん、こちらの美容室に通っている方もいらっしゃいます。こちらで髪を切っていただく場合、日本のように髪を小分けにしてから(ブロッキング)してから切らないので、日本の雑誌に載っている髪型を注文するのは、難しいように思います。「毛先きを整える」程度の注文が無難に思えます。また、子供さんの場合、「日本人形のような」オカッパヘアーになることが多いそうです。おしゃれにうるさい年頃のお嬢さんの場合、美容院選びをした方がいいかもしれません。
お砂場遊びの道具(HK): 冬は、雪が降ったり寒いので外で遊ぶ気分になれませんが、ちょっと暖かい日には、子供と公園で遊びたいなぁと思うときがあります。その時に必要な「お砂場道具」なんですが、夏しか売っていません。冬に店員さんに「子供用のシャベルやバケツが欲しいんですが・・・」と尋ねたら、「雪かき用の大きいもの?」と言われてしまいました。季節商品のようです。
プール(HK):日本では当たり前の「公共施設のプール)ですが、こちらではないみたいです。YMCAやHAMDEN 高校で水泳教室があるみたいですが、「2時間数百円」で誰でも入れるプール施設はないみたいです。探せばありますが、値段が日本より高いです。なので、こちらの方は、広い庭に大人も入れる巨大プールを置いて遊んでいるみたいです。アパートによっては、住民だけが使えるプール施設のあるところもあるので、そういうところに住むのも1つだと思います。
衣類用洗剤(HK):日本でもお馴染みのタイドが売っています。しかしながら、洗剤としてかなりきついようなので、肌の弱い方は、「肌の弱い方用」と書かれた洗剤を選ぶといいと思います。因みに、現地の方おススメの敏感肌用の洗剤は、アームエンドハンマーです。洗浄力が落ちるみたいですが、「赤ちゃん、子供にはこれを使うべし」みたいです。こちらの洗濯機は、1回洗濯1回すすぎがポピュラーのようですが、中には「エクストラリンス(もう一度すすいでくれる)」機能がついたものがあるので、洗剤を特に選ばずそちらの機能を使ってしっかり洗剤を落とすのもいいかもしれません。
毛糸荒いの洗剤(HK):セーターを洗う時は、「woolite」を使いました。安物セーターでしたが、縮むことはなくちゃんと洗えました。しかしながら、上等な高いセーターを洗う場合は、日本の洗剤で手洗いをした方が安心かもしれません。
食器洗いのスポンジ(HK):日本のような「ネットに入ったスポンジ」が売っていないと思われがちですが、目を皿のようにして探せばちゃんと売っています。「3M」でやや黄色に近い感じの緑色の箱に入っています。小さな穴からその商品が「ネットに入ったスポンジ」であることが確認できます。因みに色は黄色だけです。
台ふきん(HK):日本のような台フキンは、もちろん売っていませんが、マイクロファイバーで作られたBAR CLOTHSという商品が使いやすいです。渇きが早くて汚れもスッキリ綺麗にとれます。
冬の生活について(HK):東海岸の冬は、雪が多く気温もかなり下がります。しかしながら、室内はセントラルヒーティングで、すぐに暖かくなります。また、基本的に「車」で移動なので、長い時間外を歩くことがないと思うので、外出には、日本で使っていた冬物のコートと手袋、マフラーで十分だと思います。寒がりや冷え性の方は、日本で通称「婆シャツ」を買ってきたらいいかと思います。足元は、こちらで中にモコモコの素材がついたブーツが安く売っているので、それを履かれたら寒さを感じることなく外を歩けると思います。
女性の方は・・・(HK):女性の方は、自分が日常的に使っている商品は出来るだけ持ってくることをおススメします。下着、基礎化粧品、パック等はもちろんのこと、「顔そり用のカミソリ」も忘れずに持ってきた方がいいと思います。もちろん、こちらでも下着、化粧品、カミソリは売っていますが、サイズが巨大だったり、日本でおなじみのブランドであっても化粧品の成分が違っているという話を聞いたことがあります。特に「顔そり用のカミソリ(刃と持ち手がまっすぐになっているタイプ)は、こちらで見かけたことがありません。T字はいくらでも見かけますが、ややサイズが大きいように思います。日本と比べて何かとストレスを感じるとことも多いと思います。「自分の時間を作る、くつろぐ。」ことが大事になってきます。身の回りの日用品だけでなく、小説や美容パック等自分の為の癒しアイテムは、必要不可欠だと思います。
Food bank(HK): 冬が近づくと「フードバンク」と書かれたチラや大きな段ボール箱を目にするようになります。「フードバンク」とは、「貧しい人たちに食事をあげる」という寄付活動です。生鮮食品は駄目ですが、シリアルや缶詰、パスタ等の保存食、それとお菓子を集めています。最初「お菓子でひもじさが解消されるのか?」と疑問に思いましたが、こちらは「食後のデザートがある文化」なので、これも必須アイテムとなるそうです。こちらの方は、食欲が旺盛の方が多いので、「質よりも量」が大切らしく、寄付する時は「安いものをたくさん」差し上げるようにしましょう。
Diaper Bank(HK): ダイパーバンク、つまりオムツの寄付を募るところもあります。デイケアの廊下に、「Diaper Bank」と書かれた箱があったら、サイズの合わなくなったオムツを入れましょう。
その他の寄付活動(HK): その他の寄付活動として、読み終わった本や洋服、靴を集める活動もあります。洋服や靴を集める大きなコンテナが店先の駐車場や道路の脇に置いてあります。確か春先は「大掃除のシーズン」となるので、その時期に持っていくのは控えましょう。箱から寄付された洋服があふれかえっているみたいです。また、「まだ使えるのにもう使わないなぁ・・・」と思うアイテムがあったら、アパートのゴミ捨て場のところにさりげなく置いておきましょう。日本だと「不法投棄」で怒られそうな感じですが、これはれっきとしたリサイクル。通りすがりの人が「欲しいものみぃつけた!」と喜んで持って帰ってくれます。ただし、あまりにも長い間誰も持ち帰ってくれない様ならば、きちんとごみを入れるコンテナに入れたほうがいいです。
旅先のランドリー(HK):「せっかくアメリカへ来たんだから長期の旅行にでかけよう!」と誰でも思うものです。しかし、そこで気になるのが「荷物の量」。飛行機の預け荷物は「有料」と聞きます。出来るだけ荷物をコンパクトにして、旅の途中で洗濯をしよう!そう考える方も多いと思います。モーテルによっては洗濯機と乾燥機がついていたりしますが、ついてない場合もあります。そんな時は、市内のコインランドリーに行くしかないです。市内コインランドリーで何度か洗濯としたことがある経験者としていいますが、コインランドリーがあるところはたいていちょっと貧しい人が住んでいそうな場所の中にあります。(利用者の殆んどがヒスパニック系の顔をしていました。)なので、「場所を教えるから一人でいってこいよ。」と奥様と1人行かせるのはやめることをおススメします。それと夜遅くもやめたほうがいいと思います。店内に怖い雰囲気が漂っているわけではありませんが、「こんなところに日本人がいる」みたいな視線を浴びること間違いないです。私はラッキーだったのかもしれませんが、ランドリーにいるヒスパニック系のオバチャンやオジちゃんは、見かけによらず親切で、注目を浴びる以外恐怖は感じませんでした。行く時は、洗剤と25セント(洗濯と乾燥で全部で6ドル位)を忘れずに。お札しかなくてもちゃんと両替してくれますよ。
自転車(HK):日本の感覚で玄関の外に置きがちな自転車ですが、自転車は出来るだけ室内にしまいましょう。ドラック中毒者の「簡単な資金稼ぎ」に自転車は最適みたいです。因みに我が家の白昼堂々道路から少し入ったところに置いてあった自転車を盗まれた経験があります。
自転車置場(MT):ダウンタウンに住む場合には、自転車はあると便利です。しかし、その置場には注意が必要です。こちらでは、歩道に止めるときには、巨大なU字ロックで自転車をポールに固定しますが、それでも、盗難にあったりします(ひどいときには、パーツだけ盗難されます)。私は、イェール大学のセキュリティーガレージ(Howe Streetにあります)の自転車置場に止めています。ここではさすがに盗難の確率はほとんどありません。家の中に持ち込むのもいいのですが、エレベーターに入れるときに大変だったりします。一番安全は、家の中です。
歯ブラシ・石鹸(MT):歯ブラシおよび歯磨きペーストは日本から持ってこられた方がよいと思います。こちらの歯ブラシは大きすぎて、驚きます。また、石鹸ですが、匂いが強烈なものが多く、肌が弱い方は、日本でお使いの石鹸を持ち込まれた方がよいと思います。
(T.M)うちはデリケートじゃないのかなぁ.最初は持ち込みのやつを使ってたけど,だんだんどうでも良くなってきて今ではシナモン味の歯磨き粉は結構行けるんじゃないか,とか思いながら使ってます.石鹸はDoveがあるのでこれなら大丈夫じゃない?
ハロウィンのカボチャ(HK):ハロウィンでお馴染みの「ジャックオーランタン」は、思ったより簡単に作れます。日本のカボチャは包丁を入れるのに苦労しますが、ジャックオーランタンを作るオレンジ色のカボチャは、果物のように皮が柔らかくすっと包丁が入ります。(包丁よりも果物ナイフかな。力を入れすぎると逆に指を切りそうな感じになります。そのくらいやわらかいです。)
1 ヘタの部分を切り取り、中に入っている種と綿を取り除きます。
2 比較的綺麗な側面に目と鼻口の下書きをマジックで書きます。
3 その部分をくりぬきます。
4 最後に小さなろうそくを入れたら完成です。
ハロウィン当日は、6時頃ジャックオーランタンを玄関の外に置いて、玄関を入ってすぐのところにお菓子を置いておけば準備完了です。次から次へと仮想した子供がやってきます。振舞うお菓子は何がいいんでしょう?ピーナッツアレルギーの問題があるので、キャンディーが一番無難みたいですが、子供はやっぱりチョコレートなようです。ジャックオーランタンを自宅の前に置けない場合は、自宅の近くにある住宅街へ思い切ってでかけてしまいましょう。6時半から7時頃に行けば、家の前に子供が行列して立っているので、一緒に並んでしまいましょう。で、そのままその子供たちの後を追うように次から次へとお宅へ立ち寄ればハロウィンのお菓子ゲットできます。「お菓子をくれないと悪戯するよ」という決まり文句が有名ですが、ハッキリ言ってそんなことをいう子供は皆無です。年齢が上がるといいますが、小さい子供は、「ちょうだ~い」って感じでやってきます。お菓子を差し上げる側も「こんばんわ~お菓子よ!」という感じでくださるので、英語がしゃべれない、ハロウィンは初体験という方でも気楽に参加できると思います。思い切って参加して楽しい思い出の1ページにしましょう。