東北ロマン主義文学・文化研究会 (TARS, Tohoku Association for Romantic Studies)

 東北ロマン主義文学・文化研究会は、東北におけるイギリス・ロマン主義文学・文化の多元的研究を促進し、会員相互ならびに内外の研究者との交流を図ることを目的として設立されました。
 本会は主に次のような活動を行っています。

 ・年2回の研究会の開催
 ・『東北ロマン主義研究』(Tohoku Romantic Studies)などの研究成果の刊行
 ・内外の研究機関および研究者との学術交流

お知らせ

  • 2017/06/12

    第10回東北ロマン主義文学・文化研究会のポスターができました。

    研究会のご案内ページの「第10回 TARSポスター」で大きな画像をご覧いただけます。

    研究会のご参加をお待ちしております。

    投稿: 2017/06/12 0:16、romanticism tohoku
  • 2017/06/07
    <研究会案内>

    第10回東北ロマン主義文学・文化研究会を、下記の要領で開催いたします。
    みなさま、万障お繰り合わせのうえ、ご出席くださいますようご案内申し上げます。

    日時:2017715日(土)13301700[受付:13:0013:30

    場所:東北大学文学部/文学研究科8F 811教室

            (〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内271号)


    日程:   

    ・臨時総会 13:3014:10

     議題 ① 『東北ロマン主義研究』のホームページ公開について    

        ②  今後の運営方針について

        ③  その他


    ・シンポジュウム 14:2016:50
      「イギリス・ロマン派の想像力と古事物研究 (Antiquarianism)
     司会・講師:小田友弥 氏(山形大学名誉教授)
        講師:鈴木雅之 氏(宮城学院女子大学特命教授)
        講師:竹森徹士 氏(宮城教育大学准教授)

    ・諸連絡 16:50-17:00

    なお、詳細は研究会のご案内ページの「TARS第10回研究会のご案内」でご覧いただけます。

    投稿: 2017/06/07 0:16、romanticism tohoku
  • 2017/05/08
    <研究会案内>

    第10回研究会(7月15日(土)午後1時半より、東北大学大学院文学研究科・文学部で開催予定)のシンポジュウムのタイトル、司会、講師および発表タイトル、概要をお知らせいたします。

    タイトル:イギリス・ロマン派の想像力と古事物研究(Antiquarianism)

    司会・講師 小田 友弥 氏 (山形大学名誉教授)
    「ワーズワスと古事物研究--The White Doe of Rylstoneの場合」

    講師 鈴木 雅之 氏 (宮城学院女子大学特命教授)
    「ウィリアム・ブレイクと古事物愛好主義(Antiquarianism)--幻の大作《古代ブリトン人》(The Ancient Britons, 1809)を読む」

    講師 竹森 徹士 氏(宮城教育大学准教授)
    「ハーディと19世紀の古事物研究」

    概要:
    キャムデンの『ブリタニア』(1586)出版以来、イギリスの古事物研究熱が高まった。こうした研究の成果は地方史書などの形をとって発表され、文学者の想像力を刺激したので、17世紀英文学の研究などにおいては、古事物研究と文学者・作品の関連が文学研究のテーマになってきた。しかし、18、19世紀においても古事物研究が盛んであったにもかかわらず、ロマン派の研究においては、古事物研究との結びつきが重要な論点となってこなかった。これはロマン主義文学と古事物研究の関係が希薄なことを示すのであろうか。それとも両者の関係が未開拓のまま放置されているということであろうか。このシンポジウムでは、以上のような問題意識を持って、ブレイク、ワーズワス、ハーディの古事物研究との接し方が、どのようなものであったかを取り上げる。

    どうぞよろしくお願いいたします。
    投稿: 2017/05/25 22:47、romanticism tohoku
  • 2017/05/01
    <「私の一枚」更新>

    「私の一枚」を更新いたしました。
    今回は遠藤健一氏にご紹介いただきました。
    ご紹介くださり、ありがとうございました。

    「私の一枚」は4か月ごとに更新されます。
    会員のみなさまからの「私の一枚」を随時募集しています。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    投稿: 2017/04/30 21:09、romanticism tohoku
  • 2017/04/03
    <ニューズレター第五号>

    2017年度に入りました。
    ニューズレター第五号をお届けいたします。
     
    小田友弥氏の巻頭言をはじめ、2016年度の研究会の活動内容および2017年度の活動予定等が掲載されております。ぜひご覧ください。

    ニューズレターはニューズレターのページでご覧いただけます。
    バックナンバーもご覧いただけます。

    よろしくお願いいたします。

    投稿: 2017/04/02 22:30、romanticism tohoku
  • 2017/03/30
    <研究会案内>
    第10回研究会は7月15日(土)午後に開催されます。
    みなさまのご参加をお待ちしております。

    詳細は追ってお知らせいたします。

    投稿: 2017/03/30 3:00、romanticism tohoku
  • 2017/03/29
    春らしい暖かい日差しが感じられるようになりました。
    いかがお過ごしでしょうか。

    ニューズレター第五号がほぼ完成しました。
    近日中に会員の皆様のもとに届きますので、少々お待ちください。

    ニューズレターは本HP上でも同時に公開いたします。
    また、バックナンバーはニューズレターのページでご覧いただけます。

    投稿: 2017/03/30 3:00、romanticism tohoku
  • 2017/01/01
    「私の一枚」を更新いたしました。
    今回は中村隆氏にご紹介いただきました。
    ご紹介、ありがとうございました。

    なお、これまでの「私の一枚」は、新たにページを設けて、保存、公開する予定です。

    新しい一年が始まりました。
    本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


    投稿: 2017/01/01 6:27、romanticism tohoku
  • 2016/12/13
    <研究会誌案内>
    『東北ロマン主義研究』(Tohoku Romantic Studies)第3号が発行されました。

    現在、目次のみ公開しております。
    目次は目次ページでご覧いただけます。

    今後ともよろしくお願い申し上げます。

    投稿: 2016/12/13 1:42、romanticism tohoku
  • 2016/12/05
    12月3日(土)、第9回東北ロマン主義文学・文化研究会が、東北大学文学部/文学研究科8F  811教室にて開催されました。

    研究会終了後は場所を移して懇親会が開かれ、今回の研究会も盛会のうちに終了いたしました。

    発表者のみなさま、ご参加くださったみなさま、まことにありがとうございました。
    今後ともよろしくお願い申し上げます。


    投稿: 2016/12/05 6:31、romanticism tohoku
  • 2016/11/11

    第9回東北ロマン主義文学・文化研究会のポスターができました。

    研究会のご案内ページの「第9回 TARSポスター」で大きな画像をご覧いただけます。

    研究会のご参加をお待ちしております。


    投稿: 2016/11/11 6:46、romanticism tohoku
  • 2016/10/31
    <研究会案内>

    第9回東北ロマン主義文学・文化研究会を、下記の要領で開催いたします。

    皆さま万障お繰り合わせのうえ、ご出席くださいますようご案内申し上げます。


    日時: 2016 123 日(土)13301710 【受付:13:0013:30

    場所: 東北大学文学部/文学研究科8F  811教室

         (〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内271号)


    日程 ・定例総会(13301430) 

       ・研究発表(14401710)  

       発表① 14:4015:50:司会 佐藤恵氏(東北生活文化大学短期大学部准教授)
       発表者:小野寺 進 氏(弘前大学准教授)
           ジェーン・オースティンと異質物語世界の<私>

       発表② 16:0017:10:司会 小田友弥氏(山形大学名誉教授

       発表者:中村 敏子 氏
           ジョン・キーツの『スティーヴン王』を読む― 副題「悲劇の断片」の持つ意味

    なお、詳細は研究会のご案内ページの「TARS第9回研究会のご案内」でご覧いただけます。


    投稿: 2016/10/31 6:04、romanticism tohoku
  • 2016/09/13
    <研究会案内>
    第9回研究会は12月3日(土)に開催されます。
    みなさまのご参加をお待ちしております。

    詳細は追ってお知らせいたします。

    投稿: 2016/09/13 2:30、romanticism tohoku
  • 2016/09/01
    東北ロマン主義文学・文化研究会(TARS)ホームページを開設しました。
    よろしくお願いいたします。
    投稿: 2016/09/12 23:04、romanticism tohoku
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私の一枚(遠藤健一)









Joseph Mallord William Turner (1775-1851), Dido Building Carthage, or The Rise of the Carthaginian Empire (1815). National Gallery London. Oil on Canvas 155 ×231.85 cm.


ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー『カルタゴを建設するディド』(1815)
 

 ターナー中期の歴史的風景画。左前景の青灰色の衣装を纏った人物がディドでありその対面の人物がアエネアス、右前景の建造物がディドの亡夫シュカイオスの墳墓。ターナーはウェルギリウス『アエネイス』中のアエネアスとカルタゴの女王ディドの悲恋を題材にした数多の歴史的風景画を生涯にわたって描いた。ターナーは、『アエネイス』をジョン・ドライデン (1631-1700) の翻訳 (1697) で読んでいた。ターナーは、私淑したフランス古典派の巨匠クロード・ロラン (1600?-1682) の2枚の絵の間に、この「カルタゴを建設するディド」と「蒸気の中に昇る太陽」(1807以前) を展示するように遺言に残し、今もそれが守られている。
 英国ロマン派の風景画家ターナーの本領は、古典主義的伝統とロマン主義的革新の併存にあり、印象派に先駆けるその斬新性の在処もその辺にあるではないか。ウィリアム・ハズリット (1788-1830) は『ラウンド・テーブル』(1815-17)所収の「模倣論」(1816) の結論部の脚注で、技術に偏りがちな芸術家(詩人・画家)のひとりとしてターナーを挙げ、「彼の絵は、空気と土と水という要素からなる絵なのである。… この画家は、世界の原初の混沌への回帰を悦んでいるのだ」と述べたことがある。この評言は、ターナー後期のかたちが曖昧で漠然とした、印象派の光の表現に影響を与えた画風そのものを既に言いあてている。そして、1815年ロイヤル・アカデミー出展のこの絵をハズリットは「模倣論」執筆前後に観ていたものと思われる。

(遠藤健一)


※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。
なお、ナショナル・ギャラリーのHPではさらに細部を拡大してご覧いただくことができます。
以下のリンクでご確認ください。



「私の一枚」について
 本研究会会員がイギリスロマン主義関連の絵画から「私の一枚」を選んで紹介する企画です。
 会員のみなさまからの「私の一枚」を随時募集しております。ご投稿は下記Web管理者アドレスまでお願いいたします。