話してタイマー

「話してタイマー」は声で操作するキッチンタイマーです。スマホに手をかざし、「3分」と言えば3分のタイマーが始まります。

1. 手をかざす

2. 話しかける

手が汚れていても安心です!

特徴

    • 手を触れないで操作可能なカウントダウンタイマー。

    • タイマー操作に特化しているため、音声認識の精度が高い。

    • 超過時間の表示も可能。

使い方

「話してタイマー」起動直後の画面です。大きな時計がタイマーの残り時間を表しています。スピーカー横の青いスライダーはタイマー満了時のアラーム音量です。このスライダーを左右に動かすか、スマートフォン本体の音量ボタンで音量を変更できます。「詳しい使い方はこちら」をタップすると使い方の説明を表示できます。基本的な操作方法はすべて記載されていますので、出来れば一度目を通しておいてください。本ページではより詳しい、内部動作の説明も混じえた使い方を記載しています。

さて、タイマーを開始するにはこの画面でスマートフォンに手をかざしてください。かざす場所は近接センサーのある場所です。近接センサーは多くのスマートフォンで画面の上部に付いていて、小さな丸い形をしています。

近接センサーがあなたの手に反応すると、音声入力のダイアログが表示されます。

ここで、中央のスライドバーは、マイクで拾っている音の大きさを表示しています。

例えば、ここで「2分」と話したとしましょう。

「2分」が認識されると、2分のタイマーがすぐに開始されます。この画像では、上部の「設定した時間」に設定時刻の2分が表示され、大きな時計はカウントダウンを開始しています。

一度開始したタイマーは、音声入力で停止させるか、タイマーが満了するまで動き続けます。タイマーが動いているかどうかは、通知に「話してタイマー」が表示されているかどうかで判別することができます。

動作中のタイマーはバックグラウンドで実行していますので、「話してタイマー」を終了したり、他のアプリを起動しても問題なく継続されます。

タイマーが満了するとアラームが鳴り始め、大きな時計は黒字から赤字へと変化します。赤字に変化した時計は、タイマー満了後からの経過時間を表します。

この時に鳴るアラーム音は、「話してタイマー」の設定から変更することができます。また、アラームが鳴り続ける最大の時間も設定できます。

最後に、アラームを止めるためには、再度手をかざして音声入力を開始するか、戻るキーを押して「話してタイマー」を終了してください。

以上が「話してタイマー」の基本的な使い方です。タイマーの一時停止や再開など、他の操作方法はアプリ内の「詳しい使い方はこちら」または設定から「使い方」をタップしてください。

通知について

「話してタイマー」でタイマーを開始すると、Androidの通知領域に「話してタイマー」のアイコンが表示されます。通知にはタイマーが動作中なのかアラームが鳴っているのか(タイマーが完了したのか)が表示され、右側には通知開始からの経過時間も表示されます(画像で00:08の部分)。

動作説明

ここでは、普通に使っていれば言われなくてもわかるような説明や、使う分には不要な内部の話を含めて「話してタイマー」の使い方を解説していきます。

音声認識

音声認識のベースはGoogleの音声認識サービスです。Googleが返してきた結果に対して、タイマー操作に特化した補正をかけて使用しています。そのため、補正をかけられない、または補正をかけてもどうにもならないような認識結果をGoogleが返してくると、タイマー操作に失敗したり、誤動作(違う時間を設定)したりします。

タイマーの開始

「~時間~分~秒」

時間から秒までを認識し、正しい時間であればタイマーをその時間に設定して開始します。

タイマー開始時のブザー音は「ピピッ」です。(2回鳴る)

より自然な言い方として、「~半」「~くらい」「約~」「~強/弱」もサポートしています。

「~半」はその前の単位の半分の時間を足して認識します。例えば「1時間半」なら1時間30分、「2分半」なら2分30秒と同じように認識します。

「~くらい」と「約~」はベースとなる時間に対して、ランダムに増減した時間を設定します。増減幅は適当です。

「~強/弱」はランダムではなく、決まった方向、決まった割合で増減させます。

タイマーの停止

「ストップ」、「停止」、「止まれ」など

動作中のタイマーを一時停止します。一時停止後は再開することも、新しいタイマーを開始することも可能です。すでに停止していた場合、何もしません。

タイマーが止まると「ピッ」と鳴ります。(1回)

タイマーの再開

「再開」「スタート」「開始」など

停止中のタイマーを開始または再開します。一時停止中であれば再開、そうでなければ最後に設定した時間で新しいタイマーが開始されます。すでに動作中だった場合、何もしません。

タイマーのやり直し

「やり直し」「もう一度」「もう一回」など

最後に設定した時間で、新しいタイマーを強制的に開始します。タイマーが動作中だった場合でも、新しいタイマーに置き換わります。

「リスタート」はスタートと誤認識しやすいため使わないでください。

アラームの止め方

手をかざして音声入力を開始するか、「話してタイマー」を終了すると止まります。話しかける必要はありません。ホームボタンや他のアプリを起動しただけでは止まらないので注意してください。

不具合

京セラ製の端末だと近接センサーの動作に癖があるようで、初期設定のままだと音声入力が正しく動作しません。「話してタイマー」の設定メニューから「不具合対策」->「近接センサー」にチェックを入れてください。

京セラの端末は、どうも1ショット動作のような振る舞いしかしてくれないようで、音声入力のたびにセンサーを初期化する必要があります。