開催結果の詳細 課題曲2
Shunji - 田中 駿二,橋田 光代,片寄 晴弘(関西学院大学理工学研究科)
Kagurame Phase-II - 日野達也,鈴木泰山,野池賢二,徳永幸生(芝浦工業大学工学研究科)
Kagurame Phase-III - 日野達也,鈴木泰山,野池賢二,徳永幸生(芝浦工業大学工学研究科)
(人間の演奏)
(楽譜データそのままの機械的な演奏)
専門家による即日評価
即日評価を,竹内好宏先生( 京都府立須知高校芸術科主任 )にお願いしました.
システムが生成した演奏データについてだけ,どのデータがどのシステムによって生成されたのかを知らない状態でコメントをお願いしました.
また,「演奏の人間らしさ」,「演奏の好み」についての 5段階評価を,全データについてお願いしました.
ConBreO:
表情が平坦。もっと表情を付けてもいい。後半繰り返しから急に音量が大きくなるのは、何故か?作曲者の意図ではないはず。楽器が古楽器のような印象を与えるのは何故か?
「演奏の人間らしさ」:3 「演奏の好み」:2
Shunji:
やや速めの軽やかな表情。ややアウフタクトからグループが開始するペータース版のように聞こえる部分がある。テンポが途中で揺れるのが気になる。やや不自然な印象。
「演奏の人間らしさ」:3 「演奏の好み」:3
Kagurame Phase-II:
上手く弾けている。フレーズの終わりが、古典派にしてはやや遅くしすぎかもしれない。自然な表現ができている。
「演奏の人間らしさ」:5 「演奏の好み」:5
Kagurame Phase-III:
テンポが速すぎる。フレーズも分からない。アゴーギクも楽譜を反映しない。非音楽的な機械のような演奏。
「演奏の人間らしさ」:1 「演奏の好み」:1
(人間の演奏)
「演奏の人間らしさ」:5 「演奏の好み」:5
(楽譜データそのままの機械的な演奏)
「演奏の人間らしさ」:4 「演奏の好み」:4
Web 上でのオンライン評価投票による順位づけ評価 (投票期間 2010年12月14日~ 2011年01月14日 (1か月間) )
どの演奏が,どのシステムによって生成されたのかがわからない状態で,なおかつ,投票者ごとに提示順をシャッフルした状態での評価投票をお願いしました.
有効投票数: 41
評価投票を行ってくださった方は,再度,自分専用の投票サイトを訪れることで,どの演奏データにどのような評価を行ったのかを確認することができます.(→ 評価投票サイト)
演奏の人間らしさ:
1位グループ
Kagurame Phase-II - 日野達也,鈴木泰山,野池賢二,徳永幸生(芝浦工業大学工学研究科)
2位グループ
ConBreO - 丹治信,伊庭斉志(東京大学)
Shunji - 田中 駿二,橋田 光代,片寄 晴弘(関西学院大学理工学研究科)
3 位グループ
Kagurame Phase-III - 日野達也,鈴木泰山,野池賢二,徳永幸生(芝浦工業大学工学研究科)
(信頼度 95% の母平均の区間推定)
演奏の好み:
1位グループ
Kagurame Phase-II - 日野達也,鈴木泰山,野池賢二,徳永幸生(芝浦工業大学工学研究科)
2位グループ
ConBreO - 丹治信,伊庭斉志(東京大学)
Shunji - 田中 駿二,橋田 光代,片寄 晴弘(関西学院大学理工学研究科)
3 位グループ
Kagurame Phase-III - 日野達也,鈴木泰山,野池賢二,徳永幸生(芝浦工業大学工学研究科)
(信頼度 95% の母平均の区間推定)