汝はエンジニアのような名状しがたい何かなりや?

サーバ擬人化ユーザ会の2013年夏コミの新作は、、、

『汝はエンジニアのような名状しがたい何かなりや?』です!

このゲームは一言で言えば、「デスマーチ末期を舞台にした人狼ゲーム」。

理由の分からないトラブルに、一人ひとりと仲間が消えていく、、、。そんな猜疑心うず巻くプロジェクトを、推理力を発揮して成功に導いてください。

インフラエンジニア双六でお馴染みの農家も登場する、誰得かつカオスなゲームに仕上がっております。夏コミにいらした際には是非お手に取ってみてくださいませ。

■頒布場所

コミックマーケット84

2013年8月12日(3日目)東ヘ-54a(Twitmapへのリンク)

頒布予定:

【新刊】『汝はエンジニアのような名状しがたい何かなりや?」(500円

※ 消耗品の「プロジェクトマネジメントシート」は、こちらのページの最下部からExcelまたはPDFデータでダウンロードできます。

【追記】8/15

COMIC ZINにて委託販売が始まりました。店舗は新宿と秋葉原の2ヶ所です。また通信販売もあり、サーバ擬人化ユーザ会のプロダクトは以下から購入できますので、コミケで手に入れられなかった方は是非委託にてお求めください。

以下では、ゲーム冒頭のストーリーと登場人物をご紹介。

『汝はエンジニアのような名状しがたい何かなりや?』ルールブックより抜粋

■ストーリー

ここは某プロジェクトルーム。プロジェクトの納期まであと1ヶ月を切りましたが、全く完成の目処が立っていない切羽詰まった状態にあります。

この事態を打開するため、あなたを含む追加メンバーが急遽投入されました。しかし、あまりにも急な人員増強だったために、メンバーのほとんどは初対面でコミュニケーションもままなりません。しかも、メンバーの中には数合わせのための「エンジニアのような名状しがたい何か」(※お察しください)がいたのです。

「エンジニアのような名状しがたい何か」によりプロジェクトにはトラブルが頻発。しかし、誰が原因なのかわからないまま、メンバーのSAN値は日々激減していきました。そして、ある日、皆がプロジェクトルームに出勤すると、ホワイトボードには次のような伝言が書かれているのを見つけました。

「ごめんなさい。実家に帰って農業を始めたいと思います。探さないでください。 プロジェクトマネージャより」

プロジェクトマネージャが不在となり、ますます現場は混乱していきます、そして、プロジェクトではついに非情な決断が下されます。

「トラブルの原因となっている人には、一旦、休暇を取ってもらって農家の手伝いにいってもらおう…」

■役職紹介

【プロジェクトマネージャ(ゲームマスター)】

本作では、このプロジェクトマネージャがゲームマスターとしてゲームの進行役を努めます。

プロジェクトマネージャは、初日に農家に帰ってしまいますが、かろうじてプロジェクトの進捗の確認だけは行ってくれているという設定です。プロジェクトメンバーは、プロジェクトマネージャの指示にしたがって、ゲームを進めてください。

【プロジェクトメンバー】

◎「エンジニア」側

・普通のエンジニア(=村人)

人狼での「村人」に当たります。プロジェクトの危機打開のために集められた通常のメンバーで、エンジニアとしては優秀ですが、特別な能力はありません。

・フルスタックエンジニア(=占い師)

人狼での「占い師」に当たります。フルスタックエンジニアは、フルスタックなので、なんでもできますし、MySQLやKVSもソースコードレベルで理解しています。その能力を生かし、1日に1回、プロジェクトメンバーのチェックを行い、その人が「エンジニア」か「名状しがたい何か」か判定することができます。

・オペレーションエンジニア(=狩人)

人狼での「狩人」に当たります。サービスの運用と監視の達人です。ざびたんやserverspec、SELinuxなどを使って、「名状しがたい何か」からサービスを守ることができます。ただし、このプロジェクトでは同時に守れるのは一人のエンジニアだけです。

・農家出身エンジニア(=霊能者、墓守)

人狼での「霊能者」、「墓守」に当たります。エンジニアやエンジニアのような名状しがたい何かが農家に行った際、実家と連絡を取って、その人が「エンジニア」か「名状しがたい何か」かを確認することができます。

・同期エンジニア(=共有者)

人狼での「共有者」に当たります。たまたまプロジェクトで一緒になった入社同期のエンジニアです。同期エンジニアは、能力は普通のエンジニアと同じですが、プロジェクト中にいる同期エンジニア同士はお互いが同期エンジニアであることをゲーム開始時から認識することができます。

◎「名状しがたい何か」側

・エンジニアのような名状しがたい何か(=人狼)

人狼での「人狼」に当たります。「名状しがたい何か」の目的は、とにかく最後までプロジェクトに残ることです。毎日、メンバーの一人を犠牲にしつつ、投票によって農家送りにされないようにとにかく居残ってください。

この「名状しがたい何か」に狙われたメンバーは、プロジェクトマネージャの後を追い、休暇を取って農業に従事することになります。

・マッドエンジニア(=狂人)

人狼での「狂人」に当たります。一見普通のエンジニアで、フルスタックエンジニアがチェックしたり、農家に行った場合に農家出身エンジニアが実家に連絡しても「エンジニア」側と判定されますが、実際には「名状しがたい何か」側陣営に属し、「名状しがたい何か」が生き残ってプロジェクトが崩壊することが勝利の条件となります。

◎第三勢力 or エンジニア側

・天才肌エンジニア(=妖狐、妖魔、もしくは病人)

人狼での「妖狐」、「妖魔」に当たります。天才肌のため、「名状しがたい何か」に襲われても全くダメージを受けず、それによって農家に引っ込んでしまうこともありません。しかし、逆に疑われることには弱く、フルスタックエンジニアにチェックされてしまうと、それがショックで農家に引っ込んでしまいます。

是非、夏の暑い日にお友達と一緒に楽しんでくださいませ!!

※当サークルは、現実世界でのSAN値の減少を始めとした、本ゲームをプレイした結果生じたいかなる現実世界での損失には一切の責任を負いかねます。