ざびたん2ダウンロード&Readme
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ゴースト「ざびたん2」
サーバ擬人化ユーザ会
https://sites.google.com/site/sgijinka/
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■ Changelog
2011/08/13 Ver1.0
・ざびたん2初期バージョン・C80にて配布
2011/10/2 Ver1.1
・ざびたん1をざびたん2の形式に変更。ざびたん2でも初代ざびたん(Colors Ver・CV:伊瀬茉莉也さん)が使えるようになりました。以下の文章にはその内容が反映されていませんが、基本的に同様の手順でざびたん1を使用可能です。
配布サイトはこちら。 (http://dl.dropbox.com/u/43815148/zabitan/zabitan1.nar)
・ざびたん1を含め、ざびたん2のキャラをネットワーク更新に対応させました。
・ユーザが独自のキャラ追加がしやすいようスクリプトを改修しました。
2012/6/15 Ver1.2
・新キャラ「里海鈴」(CV:五十嵐裕美さん)を追加。
・導入手順は、これまでのざびたん2と同様です。
■ 連絡先
せちろー(サーバ擬人化ユーザ会)
TwitterID: @sechiro
■ 収録内容
このページで配布している「zabitan2_mamoru.nar」、「zabitan2_sachi.nar」、「zabitan2_suzu.nar」は「SSP」というデスクトップマスコットプレーヤー上で動作するキャラクター(「ゴースト」と呼ばれています)アーカイブです。
本アーカイブを動作中のSSPにドラッグ&ドロップすることで、追加キャラクター「護」、「サチ」をインストールして使用することができます。
また、この二人のキャラクターはオープンソースのサーバ統合監視ソフト「Zabbix」と連携して、Zabbixが発信したアラートを通知する機能を持っています。そのため、すべての機能を使用するためには、Zabbixを使用したシステム監視の環境が必要です。
■ ライセンス
本ページで配布しているキャラクターは、「COLORSベータ」を使用して作成されています。こちら由来のファイルのライセンスは、「COLORSベータ」のドキュメントを参照してくだだい。
本キャラクター独自部分のライセンスは以下の通りです。
・テキスト・スクリプト
Creative Commons 表示 - 非営利(CC BY-NC)
・音声ファイル
Creative Commons 表示 - 非営利 - 改変禁止(CC BY-NC-ND)
ライセンスの詳細は以下をご確認ください。
http://creativecommons.org/licenses/
■ 配布物
・ざびたん2アーカイブ
zabitan2-mamoru.nar
zabitan2-sachi.nar
zabitan2-suzu.nar
■ 声の出演
竹谷祥さん(「護」、「サチ」)
五十嵐裕美さん(「里海鈴」)
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「ざびたん2」導入手順
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0.前提条件
・構築済みのZabbixサーバ(1.8.3以上)があること。
Zabbixを導入済みでない場合は、Zabbix-JPサイト( http://www.zabbix.jp/ )にあるインストール手順にしたがって、Zabbixサーバの構築を行ってください。
・Zabbixサーバと通信できるWindowsマシンがあること。
この導入手順で使用するSSPはWindowsアプリケーションであるため、Windows環境が必須です。
1.Windows上へのZabbix Agentの導入
Zabbix-JPのサイトからWindows用のエージェントをダウンロードして、ざびたんを構築するWindows PCにインストールします。
導入の際、「リモートコマンドを使用する」のチェックを入れてください。
2.ZabbixサーバへのWindows PCの登録
Zabbixサーバ上に管理対象ホストとしてWindows PCを登録します。監視アイテムの設定は特に必要ありませんが、Template_Windowsのテンプレートを適用して、そこに含まれる項目程度は監視しておくとよいでしょう。
ホストの登録後、Zabbixサーバ上で監視データが取得されていることを確認し、サーバ・エージェント間の通信ができていることを確認して下さい。
※ここで監視データが取得できていない場合は、ホスト設定やWindows側、Zabbixサーバ側のFirewallの設定などを確認して通信ができるようにしてください。
3.SSPのインストール
ばぐとら研究所( http://ssp.shillest.net/ )からSSPの最新パッケージをダウンロードして、インストールしてください。
SSPは、本キャラクターを作成する際に使用した「COLORSベータ」に同梱されているものを利用することもできます。その場合は、「COLORSベータ」のサイトからSSPが同梱されているバージョンを洗濯して、インストールを行ってください。
4.ざびたん2のインストール
本ページで配布している 「zabitan2_mamoru.nar」、「zabitan2_sachi.nar」、「zabitan2_suzu.nar」 を起動中のSSPゴーストにドラッグアンドドロップしてください。 インストールはこれだけで終了です。
インストール終了後、起動中のSSPゴーストを右クリックし、「ゴーストの切り替え」メニューから「ざびたん2-護」、「ざびたん2-サチ」、「ざびたん2-里海鈴」を選択して、インストールしたゴーストを起動させてください。
5.Zabbixサーバ上でのアクション設定(すでにセットアップ済みのZabbixサーバがある場合)
Zabbixで上がったアラートが「ざびたん2」に送信されるように設定を行います。
ZabbixのWebフロントエンドから「設定」>「アクション」と辿り、新規のアクションとして、
「"{HOSTNAME}:{TRIGGER.NAME}:{TRIGGER.NSEVERITY}:{TRIGGER.VALUE}:{ITEM.VALUE}"」
を引数として、ざびたんスクリプトメッセージスクリプト「zabbi_msg.py」を実行するリモートコマンドを設定してください。 (「{TRIGGER.NSEVERITY}」は「{TRIGGER.SEVERITY}」に変更可能です。ただし、将来の互換性を考慮し、「{TRIGGER.NSEVERITY}」での設定をおすすめします。)
「zabbi_msg.py」スクリプトは、SSPのインストールフォルダ>ghost>zabitan2-mamoru(sachi, suzu)以下にあります。「護」、「サチ」、「里海鈴」のうち、複数をインストールしている場合には、そのどれかに配置されているスクリプトだけを指定すればOKですが、「里海鈴」リリース時にバージョンアップを行なっているので、「里海鈴」導入時には「里海鈴」同梱のスクリプトを使うようにしてください。(このスクリプトは、どちらのゴーストにも全く同じものが配置されており、実行時に起動しているゴーストを認識してメッセージを変更するようになっているので、どちらの「zabbi_msg.py」を指定しても同じ結果になります。)
たとえば、設定値は「ZabbixHost:"C:\ssp\ghost\zabitan2-mamoru\zabbi-msg.py" "{HOSTNAME}:{TRIGGER.NAME}:{TRIGGER.NSEVERITY}:{TRIGGER.VALUE}:{ITEM.VALUE}"」のような形になります。
また、スクリプトを実行する条件となる「アクションのコンディション」には「トリガーの値="障害"」、「トリガーの値="回復"」の2つを指定してください。
※音声確認だけする場合は、ここを飛ばして以降の手順を進めてください。
6.Python 2.5以上のインストール
ざびたんは、上記で設定した「zabbi_msg.py」をリモートコマンドから実行することでセリフを話すことができます。そのために、Python 2.5以上のPython実行環境をWindows PCにインストールし、「.py」ファイルをダブルクリックから実行できるように設定しておく必要があります。
動作はPython 2.5以上で確認していますが、今後の機能追加を予定しているため、Python 2.6以上のインストールを推奨します。
7.動作確認
ここまでの準備が整ったら、動作確認を行います。 まずSSPを起動し、ざびたんゴーストに切り替えてください。
7.1.ローカルでの動作確認
ざびたんはZabbixのトリガーの種類に応じたセリフを話します。Zabbixの障害は、致命的障害(Disaster)、重大な障害(High)、軽度の障害(Average)、警告(Warning)、情報(Information)、未分類(Not classified)の6つに分類されていて、それぞれに障害時・回復時のメッセージが割り当てられています。(ただし、警告・情報の回復メッセージは共通です。また未分類は障害時・回復時ともに同じメッセージを出します)
これらのトリガーは、"{HOSTNAME}:{TRIGGER.NAME}:{TRIGGER.SEVERITY}:{TRIGGER.VALUE}:{ITEM.VALUE}"という形式でPythonスクリプトで渡されるので、ローカルでの試験の際は、これらに対応する値をスクリプトに渡して動作確認を行います。例えば以下のようにコマンドを実行していきます。
最新の「里海鈴」パッケージでは「zabbi-msg.py」と同じフォルダに「message-test.bat」を同梱しています。こちらをダブルクリックしてテストを行うこともできます。
【障害時・最後の値が1】
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:0:1:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:1:1:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:2:1:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:3:1:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:4:1:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:5:1:1"
【回復時・最後の値が0】
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:0:0:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:1:0:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:2:0:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:3:0:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:4:0:1"
zabbi-msg.py "ZabbixHost:Test Trigger:5:0:1"
以上で正しくメッセージが送られることを確認して下さい。
7.2.障害試験
それぞれの障害に対応するトリガーを発生させて正しく動作することを確認して下さい。
以上で基本設定は完了です。
8.カスタマイズ
7までで基本的な設定は完了し、ざびたん2が動作可能になっていると思います。
これに加え、Zabbixの側でアラートをフィルタリングしたり、キャラ絵を追加したりとカスタマイズすることも可能です。
是非いろいろ試してみてください。
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せちろー(@sechiro)