第107回生存圏シンポジウム/SGEPSS波動分科会
磁気圏および宇宙空間のプラズマ波動の観測と理論
いつもはテーマを絞ったマニアックな議論の多い波動分科会ですが、今回は、隣接分野の方やこれから宇宙プラズマの海に漕ぎ出す若手など、これまで波動研究にあまりなじみがなかった方でも「何が重要で、何があたりまえで、何が予想外なのか」プラズマ波動の観測と理論の全体像がわかるような研究会を企画いたしました。実際にどのように学び、どのように研究し、どのような意義を見出していくのか、1時間ずつのチュートリアル講演を通して、分野を越えた交流のお役に立つことを願っています。皆様のご参加をお待ちしています。
○日時:10月13日(月、祝日)
○場所:仙台市青葉区一番町1-3-1(ニッセイ仙台ビル)東北工業大学一番町ロビー4階ホール
○定員:60名(収容人数)、参加無料、学会会員、非会員問わずどなたでも歓迎します
プログラム
9:00- 9:05 ご挨拶 羽田 亨(九大総理工)
9:05- 9:25 Online Plasma Textbook試案 中村 匡(福井県立大)
9:25- 9:35 初年度用「宇宙プラズマ波動」授業シラバス 中川 朋子(東北工大)
9:35-10:35 プラズマ波動観測から何を知り得るか 飯島 雅英(淑徳学園)
10:50-11:50 波動の伝搬特性から見る磁気圏物理 笠原 禎也(金沢大)
12:55-13:55 地球からの電波、データ解析の理論と実際 橋本 弘藏(京大RISH)
14:10-15:10 地上多点ネットワークデータの活用:MAGDAS/CPMNデータの料理の仕方 吉川 顕正(九大理)
15:25-16:05 月周辺でのプラズマ観測データの紹介 西野 真木(JAXA/ISAS)
16:05-16:30 ユリシーズ探査機によって高緯度領域で得られた木星電波の偏波観測 木村 智樹(東北大)
東北工業大学一番町ロビー4Fホール:
http://www.tohtech.ac.jp/news/lobby/index.html
サンモール一番町と南町通りの交差点から南町通りに沿って西進、セブンイレブン、ITALIAN TOMATO Cafe Jr.の次にニッセイ仙台ビルの正面玄関があります。突き当たり左のエレベータにて4階にお進みください。前方右奥に「東北工業大学 一番町ロビー」がございます。一番町側「東北工業大学 一番町ロビー1Fギャラリー」から入ることもできます。ギャラリー受付にお尋ね下さい。