第2回応用可積分系若手セミナー


    • 日時:2017年9月9日(土)14:00–19:30
    • 会場:武蔵野大学有明キャンパス 4号館403教室(会場へのアクセス

講演1 (14:00–15:30)

講演者

中村あかね(城西大学理学部)

題目

4次元パンルヴェ型方程式の理解に向けて

概要

パンルヴェ方程式を高次元に拡張した系について関心を持っています。線形方程式の分類理論の進展を受けて、4次元に関しては坂井氏、川上氏らによる一連の研究から、モノドロミー保存変形の立場から40個の4次元Painlevé型方程式が導出されました。しかしながら、ハミルトニアンの見かけ上、酷似した方程式もありますし、モノドロミー保存変形と異なる文脈から導出されたパンルヴェ方程式の高次元類似との関係性を見つけることも容易ではありません。具体的な方程式から幾何学的データを取り出して、同定・判別を行い、高次元パンルヴェ型方程式を別の視点から理解し直したいという試みについて述べたいと思います。

講演2 (16:00–17:30)

講演者

薩摩順吉(武蔵野大学工学部)

題目

数理に生きて

概要

日本応用数理学会学会誌『応用数理』の応用数理の遊歩道に掲載した記事に従って、これまでの研究経過をお話しする。

フリーディスカッション (18:00–19:30)


世話人

    • 松家敬介(武蔵野大学工学部)
    • 友枝明保(武蔵野大学工学部)