投稿日: 2018/04/17 6:03:07
●講 師:森口 晃一 先生(西尾病院 リハビリテーション科 主任 理学療法士)
●テーマ:膝関節疾患のリハビリテーション(案)
開催日:平成30年5月20日(日)
時 間:10:00~15:00(受付 9:30)
場 所:医療福祉専門学校 緑生館
対 象:医療福祉専門学校 緑生館 同窓会会員
1~10期卒業生の参加の場合は、参加費500円を頂きます。その他同窓会会員以外での参加希望の方はメールにて学術担当の江越までお問い合わせ下さい。
申し込み締め切り
平成30年5月11日(金)
<講義の概要(森口晃一先生より)>
運動器疾患における理学療法の位置づけとしては,障害ベースで捉えることが重要であり,従来の疾患ごとに定型化された評価や運動プログラムでは本当の意味で良好な結果を得ることはできない.障害ベースで捉えるにあたっては,まず疾患の病態や病期を理解し,適切なリスク管理を行っていくことが求められる.リスク管理とは急性期のみを指すのではなく,積極的な機能改善や能力改善が求められる時期においてもその時期・状態に応じたリスク管理能力が問われる.そのためには,医学的情報の理解,機能解剖の理解,疼痛の捉え方,力学的視点,患者教育が重要と考えている.
本講義では,これらのことを踏まえて,膝関節障害の捉え方と理学療法について述べる.
<講師紹介>
福岡大学卒業後、国立療養所箱根病院附属リハビリテーション学院卒業、九州看護福祉大学大学院修了(健康科学修士)。新日鐵八幡記念病院、済生会八幡総合病院を経て、現在の一寿会 西尾病院 スポーツ外来主任・運動器リハ主任。
執筆は、極める変形性膝関節症の理学療法(文光堂)、極める膝・下腿骨骨折の理学療法(文光堂)、新ブラッシュアップ理学療法(ヒューマンプレス社)、膝関節障害の理学療法(DVD)(ジャパンライム)、膝関節理学療法マネジメント(メジカルビュー社)など多数されている。
その他、バスケットボール部や野球部のトレーナー活動などでも活躍されている。