2020年 医療福祉専門学校緑生館 第24回卒後研修会のご案内

投稿日: 2020/03/02 7:24:28

●講師:鈴木佑介先生 (緑生館 理学療法学科7期卒業)

(医療法人松田会 松田病院 スポーツ整形外科リハビリテーション部 副部長)

●テーマ:『肩関節障害に対するリハビリテーション-多角的視点から肩を捉える-』

開催日 2020年5月31日(日) 開催日は調整中です。決定次第お知らせいたします。

時間 10:00~15:00(受付 9:30~)

場所 医療福祉専門学校 緑生館

対象 医療福祉専門学校緑生館 同窓会会員

申込はこちらから!

*1~12期卒業生の参加の場合は、参加費500円を頂きます。その他同窓会会員以外での参加希望の方はメールにて学術担当の江越までお問い合わせ下さい。

<詳細>

腱板断裂や肩関節周囲炎、凍結肩等の肩関節障害への介入に関しては、非常に苦手意識を持ったセラピストが多い。その要因として、肩関節運動には狭義に捉えても、肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節、胸鎖関節、肩鎖関節、第二肩関節といった非常に多くの関節が関わることで肩関節の病態や評価、アプローチを複雑化させていることが考えられる。さらに、臨床においてはこれらの関節に加えて上肢末梢や頭頸部、体幹などの他関節から影響を受けている症例も多く経験し、肩関節障害における臨床では非常に多角的な視点が求められることも一因であるだろう。本研修では、肩関節障害に対して評価、アプローチする上で考慮すべきことをできるだけ多角的な視点で、時間の許す限り実技を含めてお伝えしたい。

と、偉そうな事を言ってはおりますが、内心、私よりもこの場にふさわしい沢山のOB、OGの方々を差し置いて話すことに莫大なプレッシャーを感じ、完全にビビっております(笑)。そんな私ですので当日はどんな目的でもかまいません。茶化しにでも、イジリにでも、顔を見にでも、サクラでも。是非沢山の卒業生にご参加いただきホームの空気感を作って頂ければと思います。当日お会いできることを心より楽しみにしております。

<講師紹介>

理学療法士。認定理学療法士(運動器)。障害科学修士。

医療福祉専門学校緑生館卒業(7期)、東北大学大学院修了。

医療法人信愛整形外科医院(佐賀)を経て、現在医療法人松田会 松田病院 スポーツ整形外科リハビリテーション部 副部長。肩関節における臨床の魅力と人生の厳しさは当時久恒病院勤務の甲斐義浩先生(現 京都橘大学准教授、前 緑生館教員)、研究の基礎と厳しさは東北大学病院の村木孝行先生から指導を受け、二人を肩関節理学療法における師匠と位置付けている。この二人の師匠に少しでも近づけるよう、日々の臨床、研究、学会発表等を積極的に行っている。