総会・研修会2009

労働資料協の第24回総会・研修会を下記のとおり行います。みなさまお繰り合わせの上ご参加ください。

初日は、総会、および、会場の労働政策研究・研修機構労働図書館の見学、2日目は、午前中はお三方から報告を受けての研修会、午後はオプション行事として「ちひろ美術館」の見学を行います。

機関会員におかれましては、所属構成員・関係者の方にひろく参加をよびかけていただければ幸いです。

1.日時・会場・内容

(1)開催日時・会場

日時:2009年11月12日(木)~13日(金)

会場:労働政策研究・研修機 大会議室(2階)

〒177-8502 東京都練馬区上石神井4-8-23

交通:西武新宿線「上石神井駅」下車徒歩10分

http://www.jil.go.jp/

地図 http://www.jil.go.jp/outline/map.html

(2)内容

11月12日(木)13:30~15:00 年次総会

15:15~17:00 見学(労働政策研究・研修機構労働図書館)

17:30~ 懇親会(有志)

11月13日(金)9:15~12:00 研修会

報告1 渡辺志津子さん(埼玉大学経済学部助手) 「全日本図書館員組合のこと」 9:15~10:00

全日本図書館員組合(全日図)は、わが国最初で、そして最後であろう図書館員のための産業別組合。1949年に発足、活発な動きは1年程度であったが、戦後日本のリベラルな図書館員の原点ともいえる全日図の調査を、少ない原資料の探索と関係者の聞き取りから続けています。

報告2 間宮悠紀雄さん(友愛労働歴史館解説員兼事務局長) 「賀川豊彦献身100年のとりくみから」 10:15~11:00

2009年は賀川豊彦が神戸のスラムに身を投じてから100年目ということで全国各地で記念行事が行われており、友愛労働歴史館もその一環として展示会・講演会などで参画しています。これまで同館で行ってきた資料展示会と併せご報告いただきます。

報告3 二村一夫さん(法政大学大原社会問題研究所名誉研究員) 「高野房太郎とその資料」 11:00~11:45

報告者は労働資料協創立メンバーの一人。1986年の創立より95年まで大原社研所長として会の代表幹事を勤められました。退職後も高野房太郎研究を続け、『労働は神聖なり、結合は勢力なり』(岩波書店、2008)に結実しました。この書は沖永賞、社会政策学会学術賞を受賞しました。

閉会 11:45~12:00

オプション行事 「ちひろ美術館」見学 13:00~15:00

177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2

URL:http://www.chihiro.jp/tokyo/

ちひろ美術館は、いわさきちひろ氏没後、22年間作品を描き続けた自宅の一角に「いわさきちひろ美術館」として1977年に開館。1997年に「ちひろ美術館」に改称。長野県松川村に「安曇野ちひろ美術館」を開館しています。

今回は、1時間程度館内を解説付きで見学させていただきます。

ちひろ美術館での「水彩画の保存と保存的展示」が特種紙商事(株)のサイト「デジタルもんじょ箱」に紹介されています。

http://www.tokushu-papertrade.jp/digimon/con_case02menu.html

県#ついでの情報「デジタルもんじょ箱」では大原社研の資料保存についても紹介されています。

2.参加費

無料。ただし初日の有志懇親会は各自負担。

3.宿泊

各自でご手配ください。

4.参加申し込み方法

別紙FAXもしくは郵送、または、下記事務局あてにメールにてお申し込みください。

締切りは10月末日。不参加の場合でもご連絡ください。

5.2010年度総会開催地について

次年度の総会は首都圏での開催を予定しています。正式には11月12日に行う総会にて決定します。予算編成に際しご留意ください。