あなたは所属機関の一般公開などで、科学の世界に興味をもつ高校生と話をしたことがありますか?彼らの中に同じ年代だった自分自身を見つけることはありませんか?
博士号取得者を高校教員として採用する「博士号教員」について知っていますか?
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)について調べたことはありますか?
現所属のような高価な機器や大規模な実験を行う事は出来ないが、SSHの部活動を通して、自分のサイエンスを見つける事が出来るかもしれません。
茨城県の女子高生らが新たな化学現象を発見 し、権威のある米専門誌に論文が掲載されることが決まった。専門家は「高校生の論文掲載は世界的な快挙。今後は彼女らの実験結果を、プロの化学者が後追い 研究することになるだろう」とたたえている。茨城県立水戸第二高の数理科学同好会に所属し、今春までに卒業した小沼瞳さん(19)ら5人で、2008年2 月の金曜日、「BZ反応」という実験を行った。酸化と還元の反応を繰り返すことにより、水溶液の色が赤と青に交互に変わる。その日、水溶液の色は想定通り 赤で動かなくなった。メンバーは器具を片付けないままカラオケへ。ところが月曜日に実験室に戻ると、液は黄色くなっていた。予想外のことで、観察を繰り返 した結果、赤青の変化が一度止まった後、突然、始まった。全く知られていない現象だったが、試薬の条件が整えば、5〜20時間後に変化が再開することを突 き止めた。
先端研究を行ってきたばりばりの研究者が教育機関に入って行くことは日本の科学教育の底上げにもつながります。
SSH指定校に於いて活躍している教員は、すべて「管理機関」(該当校の人事権を持つ機関。教育委員会や、私立高校の場合は学校法人など)が採用し、配置しています。1)教員採用のプロセス2)教員免許の必要性3)SSH期間中に採用された教員のその後については、興味のある学校の「管理機関」に直接問い合わせてください。
高専は日本に51校あります。
高専を卒業するためには、一ヶ月インターン活動が必要です。このような活動を所属機関に受け入れの問い合わせが来ているかもしれません。また、高専に訪問して研究セミナーをすることも出来ます。
独立行政法人国立高専機構 職員募集のページがあります。助教、准教授jrecinにも公募が出ているようですが、こちらの方が求人が多いように見受けられます。