前のページで、CSS Cライブラリの解説を見れたので、ここではそれをもとにbuildしてPICに焼いて動かしてみます.
ここでつかうプリント基板には、ポートG4にLEDが接続されていますので、ポートG4をoutput_high(PIN_G4)関数とoutput_low(PIN_G4)とを使ってオンオフしてみます.
projectのbuild
main.cをつぎのように変更します.
#include "18F65K80.h"
void main(void){
while(1){ output_high(PIN_G4); output_low(PIN_G4); }
}
メニューから Project→build all をクリックしてbuildします.
BUILD SUCCEEDED: Sun May 13 13:54:19 2012
このような表示がでればOKです.
PICkit3とプリント基板の接続
次はハードウエアの準備です.
6ピンコネクタのピンアサインはこうなっています.ここにPICのプリント基板を接続します.
PICプリント基板側は、上図の1~5ピンに接続すればOKです.
ここでつかうPIC18F65K80を例にすると下表のように接続します.
PICkit3の接続とプログラミング
PCに接続するには順序があるようです.わたしは次の順序で接続に成功しました.
1)MPLABを起動する
2)PICkit3とプリント基板を接続するが、プリント基板の電源はまだ入れない
3)PICkit3をUSBでPCに接続する.MPLABに次の表示が出る.最後の行はデバイスが繋がってないよと警告してます.
PICkit 3 detected
Connecting to PICkit 3...
Running self test...
Self test completed
Firmware Suite Version...... 01.27.04
Firmware type......................PIC18F
PICkit 3 Connected.
PK3Err0045: You must connect to a target device to use PICkit 3.
4)プリント基板の電源をオンします.するとMPLABにつぎの表示が出て、ただしく繋がったことがわかります.
Target Detected
Device ID Revision = 00000002
5)PICをプログラミングします
以上で、プリント基板上のLEDが点滅するところまで使いこなすことができました.
ソフトウエアループでオンオフさせているので、何Hzでオンオフするのか不明なのでオシロで測定したら330kHzでした.