01 PICってラインナップが多すぎてわかんね~
わたしはSTM8S-DISCOVERYの解説ページをこちらで運営しています.
今回、仕事でPICを使うことになりましたので、PICを使えるようになるまでの道筋をここに記しておこうと思います.
わたしにとってPICはラインアップがたくさんありすぎてわからない.開発環境もたくさんありすぎてわからない.そういうジャングルのようなものなんですが、仕事で使うことになっちゃったので使ってみるかと.....
どんな環境で開発するか?
いろいろあってわかんないわたしにとって幸いなことに、仕事の都合で下記のようにすでに決まっています.
●CPU PIC18F65K80
●統合開発環境 MPLAB IDE 8.84
最新版をこちらからDLしました.下の方にscrollすると「MPLAB IDE v8.85」というのがありますので、それがDLのURLです.------いま見たら8.85になってますね------
●コンパイラ CCS C compiler 有償です.あとで解説します.
●programmer PIC-kit3
コンパイラについて
MPLAB IDEにコンパイラが含まれているのか? わたしは知りません.
いろんなコンパイラが存在するようですが、ここではCCS C compilerを使います.
仕事の関係者との立ち話で聞いた話では、ライブラリの出来がよいのでCCSにしたとか言ってた記憶があります.
CCS C compilerにはラインナップがいろいろあります.下表はCCS C compilerのラインナップ表です.
値段が安いcommand line版と、高価なIDE版と2つの表に分かれています. これは何が違うのでしょうか?
MPLABと組み合わせてcompileするにはcommand line版でOKであるようです.
IDE版は、CCS社がリリースするIDEが別途あるんだろうなぁと思います.(未確認)
わたしが使うのはPCH 4.121 です.下表によると、PCHの価格は$200となっています.PICの16bit品だけを開発できる機能を持つってことでしょうか???