有観客ライヴとしては'19年11月以来約2年8ヶ月ぶりとなるステージ出演です。この日をどんなに待ち望んだか。
このイベントへの出演のお話をいただいたのは、世間ではまだまだコロナウイルス感染拡大が続いていた5月頃でした。長らく蔓延し社会に停滞をもたらす悪しき自粛ムードから脱却していこうという動きが世の中に少しずつ見え始めていたのもこの頃でしたが、そうは言いながらもその一方でこうした活動に対する批判的風潮も世間に根強く残る中で、出演に対して当初はまだ躊躇があり、出演自体はしたいと思うものの本当に出ていいものか??と思案に暮れていました。
延々と悩んだ末、思い切って出演依頼をお受けしました。というのも、このイベント「ジャパン・ライブエールプロジェクト」自体がまさに「コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援」を旨とする文化庁統括団体による事業であり、我々にとってはまさに錦の御旗であったのです。
当日はコラボレーション企画として、我々の前のコマで出演されたダンススタジオCHEE:SEの皆様とおなじみの1曲「In The Mood」でステージをご一緒させていただきました。初夏の強い日差しの中で溌剌と華麗に舞うCHEE:SEの皆様に我々も少なからず触発され、良い演奏ができたかと思います。
この日、隣接する広小路では屋台やキッチンカーが多数出店する「広小路バザール」が同時開催され、そちらに立ち寄った方々も通りすがりになかいちのステージを見てくださったりと、中心市街地に久しぶりに活気が戻ったように思いました。
ライヴ活動のコロナ自粛からの脱却(Exodus)。NSJOにとってはその第一歩を確実に示したステージとなりました。
〜炎天下、ダンススタジオCHEE:SEの皆様とコラボ〜
-SET LIST-
Regular Set
In The Mood (J.Garland) ※with Dance Studio CHEE:SE
Who,Me? (F.Foster)
Night In Tunisia (F.Paparelli / D.Gillespie)
The Queen Bee (S.Nestico)
Georgia On My Mind (H.Carmichael)
Exodus (E.Gold)
Orange Sherbet (S.Nestico)
Lullaby For Y.U. (M.Uchibori)
encore
Splanky (N.Hefti)