numpyのfromfileコマンドはバイナリデータを読み込むのに非常に便利である。
デフォルトではシステム上のエンディアン設定で読み込むと思われるので、
例えば一般的なLinux、Macマシンだとリトルエンディアンがデフォルトと思われる。
ビッグエンディアンデータを読み込みたい場合は、データ型指定の所で">"を加えればよい。
float32型(real型)のデータを例に書くと、
>> import numpy as np
>> input = np.fromfile(infile, '>f')
これでビッグエンディアンデータを読み込める。
または先にリトルエンディアンとして読み込んで、そのあとpython上で直すことも可能。
その場合は読み込んだデータ配列に対して"byteswap()"を適用する。
>> import numpy as np
>> input = np.fromfile(infile, 'f').byteswap()
またビッグエンディアン形式で書き出したい場合は、tofileの前にastypeを
使ってデータ型を指定すれば良い。
>> output.astype('>f').tofile(xxx)