サイズの大きいGeoTiffファイルだとプログラミング言語やGISソフトなどで
メモリ不足を起こし、結果として実施したい処理ができなくなる場合がある。
そのような時はGDALのコマンドにある"gdal_retile"を使って、任意のサイズに
分割すればよい。
使い方は、
>> gdal_retile -ps 5000 4000 -targetDir target xxxx.tif
ここで、"-ps 5000 4000"は分割後のピクセルサイズ(分割したいサイズ)で、"横 縦"の順である。
"-targetDir target"は分割したファイルの保存先ディレクトリとなる。ディレクトリ名は"target"の
部分に記述する。gdal_retileではディレクトリは作成しないので、事前に保存ディレクトリを作成しておく
ことが必要。
最後の"xxxx.tif"が分割前の入力ファイルとなる。
適切な分割サイズは事前に調べておくことが必要。GeoTiffファイルのサイズが分からない場合は
gdalinfoを使えばよい。