研究概要
ヘビは手足のない単純な形態であるにも関わらず,
不整地推進や木登り,水中遊泳など様々な動作ができます.
ヘビを模倣したロボットがヘビ型ロボット※です.
※漢字で書いたり「型」を抜いたりで,「蛇型ロボット」「蛇ロボット」「ヘビロボット」などいろいろな記述があります.
好みではありますが,私はできる限り「ヘビ型ロボット」,英語では``Snake Robot''で統一しています.
今更ですが,「蛇ロボット」に統一しておけば良かったと後悔しています...
我々はヘビ型ロボットを「賢く動かす」ための制御の研究をしています.
例えば,
平面
円柱曲面
段差
といった地形において
先頭を任意軌道に追従
追従しつつ,転倒も回避
追従しつつ,障害物も回避(頭だけじゃなく全身)
ジャンプ
といった賢い動きを「制御」で実現させています.
現在も,「多様な賢い動作」と,「より複雑な地形の踏破」を目指して日々精進中です.
最近は制御則の応用として
マッサージするヘビ型ロボ
お掃除するヘビ型ロボ
屋内探索&レスキュー用の無線遠隔ヘビロボ
といったロボット達を開発し,その動かし方について研究を行っています.
-- 研究紹介 --
以下のページでは,開発したロボットについて紹介しています.
制御用ヘビ型ロボットの紹介ページ: Snake Robots
レスキューロボットの紹介ページ: Rescue robots
下記ページの「ヘビ型ロボットの制御」の部分が少し前にやっていた研究内容です.
飛行ロボット,非線形制御理論,脳波を用いた機械制御の研究については下記ページ参照.