研究室について
【2023/10】配属時期が近付いてきたので,卒研配属関連情報を前にもってきました.
【2023/3】卒研配属関連情報を後ろにまわしました.また配属時期になったら前にもってきます.
研究室配属希望の学部3年生&博士前期入学予定の方は,ページ下の方にある「研究室生活での注意点」をよく読み,納得した上で希望を出してください.
~在学生の卒研配属関連~
時期が来たのでページの上の方に移動しました.
配属時期が来るまでは下の方に移動してあります.古い日程が書いてあるので参考程度にはなるかも?
配属希望者は,まずはオープンキャンパスなどで見学に来てもらうのが良いです.
私(教員)だけでなく,所属学生さんから話を聞いたり研究室の雰囲気を感じ取ってください.
在学3年生向け配属説明会
例年,対面やzoomで配属説明会をしています.
配属の時期が来たので具体的な日程を書きます.
<対面イベント>
(終了)10/25 (水) 18:00-20:00 配属懇親会 ←私&ラボ学生さん1名の計2名で対応しました.
11/26(日) 11:00-17:00 オープンキャンパス研究室公開 ←ロボをいっぱい動かします.ぜひ来てください.所属学生さんの本音を聞けるチャンス!
<オンライン説明会>
田中基康のみ参加の説明会です.研究紹介と質問受付.どちらか1つ参加すればOKです.個別にラボを訪問した場合は参加は不要です.配属懇親会で十分質問できた,研究内容も知ってる,という人は参加しなくてOKです.
zoomのURL(UECクラウドアカウント限定): https://uec-tokyo.zoom.us/j/91248035697?pwd=bVFjTytIRUtmMXhYY3g3Y1o3VUJRZz09
日程: 11/21(火) 14:00-15:00,11/22(水) 14:00-15:00
<個別対応>
上記のオンライン説明会に参加できないけど話を聞いてみたい,もっと込み入った話をしたい,というような方は個別訪問してください.メールで日程を調整しましょう.
在学3年生向け配属面談
流れ: 希望研究室の登録(学生さん, 11/27~29 12:00)
→ 面談日時の調整(メールなど)
→ 配属面談(11/30~12/7)
→ 仮配属の決定
配属面談については,学生さんの「希望研究室の登録」のあとに行います.
P4,P5はこのような流れのところが多いはずです.(P1~3は先に面談だったかも?)
そして面談結果をもとに教員が正式配属生を決定し,仮配属が決定されます.
面談のタイミングを変える場合にはこことトップページに書きますので,たまにチェックしにきてください.
面談日時の調整期間は学内メールをこまめにチェックし,私からの連絡に返信できるようにしてください.
~研究室について~
研究室運営の協力体制
Moonshotのプロジェクトでは,モジュール型合体分離月探索ロボの研究を東北大学,大阪工業大学,岡山大学,富山大学,東京農工大学などと協力して進めています.
空飛ぶヘビの研究では,東京電機大,北九州市立大の研究者と協力しながら研究に取り組んでいます.
ImPACTプロジェクトで開発しているレスキューロボットに関しては,京都大学,岡山大学,名古屋大学,東北大学,金沢大学などの研究者と交流し,一緒に開発を進めていました.
学生室は田中一男研究室と共通でわいわい過ごしています.
2018年度からの運営方針:「楽しく,笑顔で」
元々が体育会系(中高でバスケ部)ということもあり,一昔前まではビシバシと厳しく指導していました.しかしながら,学生さんのタイプも時代とともに変化していますので,それに合わせて運営方針も変えていくべきだと考えました.
そこで,できる限り皆がやる気を出して研究に没頭してくれるような環境づくりを,ということで最近は「楽しく,笑顔で」という運営方針にしています.現在は所属学生さん達が皆とても良い学生さんなので,この方針で全く問題なく研究室が運営でき,かつ成果も出ています.ホント,素晴らしい学生さん達に囲まれて幸せです.
もちろん譲れない一線はあります.そのあたりはページ下部の「研究室生活での注意点」を参照してください.
参考情報
下記リンク先はII類のページで,私が作成したものではありません.
「学生インタビュー」は所属学生さんのアンケートを元に作成されたものです.
アンケートは教員を介さず集められたものなので,所属学生さんの生の声になっていると思います.
研究室の雰囲気が少しわかるかもしれません.
→ 2018年第2回オープンキャンパスの研究室紹介の様子(II類のサイト) ←
また,下記は2022年度第2回オープンキャンパスで撮影された学生さんインタビューです.
厳しく,懇切丁寧な指導
指導は懇切丁寧ですが,それなりに厳しいです.我々は常に世界の研究者達と競い合っているからです.
厳しいですが,その分やる気,熱意のある学生さんはどんどん伸びていきます.
配属時の実力差なんて関係ありません.
学生の皆さんは無限の可能性を秘めています.
大事なのは,研究室に入ってからどれだけ研究に没頭し,努力するか,なのです.
あれこれ悩み,論文調査,理論構築,プログラミングを経て,ロボットが思い通りに動いたとき!その喜びと達成感は何物にも代えがたい物です.
熱意のある学生さんは,ぜひ我々と共に研究しましょう!!
【2019.10追記】指導方針「楽しく,笑顔で」の採用もあり,最近の指導は「厳しくないのでは」と思い始めています.(とはいえ,科学技術に対しては真摯に妥協せず向き合っています.)指導が厳しいかどうかについては,研究室の学生さん達に直接聞いてみてください.
研究テーマはどう決める?
学生さんごとにやりたいことは異なるので,基本的には学生さんと相談しながら決めています.
学生さんの興味がある内容に近いような大まかな研究の方向性を教員が示し,あとは学生さんが調べたり考えたりして提案してくる形が多いです.
「ヘビロボ」に関することで,新規性があり,面白そうであれば基本的には認めている気がします.
教員はヘビロボ研究に長く携わっていますので,関連研究の提示や新規性に関するアドバイスはいくらでもできます.
学生さんのテーマ案は,毎週の研究ミーティングで教員や研究室メンバーからのアドバイスを受けてどんどん洗練されていきます.
テーマ選びで迷走気味の場合はこちらからしっかりとしたレールを敷いた研究をしてもらうことや,大人の事情(プロジェクトなど)でテーマを担当してもらうこともあります.
学生さんの数も増えてきたので,そろそろヘビロボ以外に手を伸ばしてもいいかなーとも考えています.ただし,ここは「ロボット工作室」ではなく「ロボット研究室」なので,研究内容には学術的な意義や新規性がないといけないことに注意してください.
健全なる精神は健全なる身体に宿る
定期的に体育館でスポーツをしています.
最近はバスケ,バドミントンが多いです.
もちろん自由参加.
適度な運動の後は,研究が捗るね!
ということで,スポーツを企画してくれるような学生さんも募集しています.
教員としてはフットサルやテニスもしたい!!
コロナ禍の中,教員は最近リングフィットアドベンチャーで汗を流していましたが,腰を痛めてからプレイしなくなり,ついた筋肉が全部消滅しました...
で,2022夏くらいから体育館での運動を再開しました.頻度は月1回くらい.多いときは10人以上参加しワイワイと体動かしてます!
こんな学生さんに来てほしい
以下のどれかが秀でている学生さん.1つでもOKです.もちろんバランス型も歓迎.
なお,学部生配属時は大学院進学希望者を優先します.
熱意
技術力(メカ,回路,ソフト,通信など) ⇒ アイデアを形にするために必要.
成績(英語はできなくてもOK) ⇒ これまで真面目に取り組んできた証明.
発想力
周りの雰囲気を良くする
所属学生の男女比は?
2022年度現在,田中基康研には女性が在籍していません.
2023年度現在,女性が1名在籍しています!!
過去には2020年度にもB4で女性が1名在籍していました(現在は就職)が,その学生さん曰く「女性1名ということは気にならなかったし,周囲も優しくてすごく楽しく過ごせた.」とのことです.なので,居心地はそこまで悪くないのではと思います.
学生室は田中一男研と共用であり,一男研には女性がいるので心細くはないはずです.
卒業生の就職先は?
ロボティクスは様々な学問分野や技術に関係しています.
そのため,卒業生の就職先も様々です.
就職先の例(順不同):
東京精密,SONY,キヤノン,トヨタ,日本原子力研究開発機構,ダイキン工業,アズビル,富士通,日立ジョンソンコントロールズ空調,サンディスク,日野自動車,IHI運搬機械,スズキ,日立建機,海洋電子工業,東京エレクトロン,ACCESS,不二越,日産自動車,日立製作所,ヤマハ発動機,ルネサスエレクトロニクス,ヤマザキマザック,オムロン,本田技研,リコー
以下は就職に関する個人的な考え.
実力さえ身に付ければ後からなんとでもなるので,新卒の就活で失敗しても気に病む必要はない.
むしろ,「やりたい仕事」が明確であれば,中途採用で入った方が配属部署の指定ができるので良い.(新卒は配属ガチャ失敗パターンが多いので...)
会社に入ってそこがゴールではない.世の中は常に変化し,技術の陳腐化も速い.そのため,技術者・研究者は常に新しい情報を取り込み,学んでいかねばならない.
自ら学び,課題を設定し,解決する.それが研究のサイクルです.これを自分でできるようになれば,会社に就職した後も世の中の変化についていけるはず.…ということで研究がんばろう.
研究室生活での注意点(よく読んで納得した上で希望してください!)
研究テーマに興味があるとしても,生活面での方針が自分に合っていないと学生さん,教員のお互いが不幸になります.
下記の注意点をよく理解した上で配属や進学を考えてください.
・時間・締切厳守:
たまにならしょうがないですが,遅刻癖があるような人はNG.遅刻しがちな人は絶対に田中・田中研はお勧めしません.
授業の課題やレポートの締切を守れないような学生さんもNG.
田中(一)・田中(基)研の教員は理由なく締切を守らない学生(やるべきことを後回しにしがちで,結局間に合わない)を好みません.
・平日は毎日研究:
私たちは世界の研究者と競い合って研究をしています.また,ロボット開発はとても時間がかかるものです.
世界レベルの研究をするためにも,基本的に平日は毎日研究をしてもらっています.
長期休暇中(夏休み等)も毎日研究です.※旅行や帰省は事前連絡すればもちろんOK.
・コアタイム(10:40~16:10)はなるべく守る:
田中基康研では教員が頻繁に(1日数回)学生室に顔を出し,研究について相談を受けたり議論を行います.
突発的な実験や出張も多いです.その際に研究室に居ないと,研究が円滑に進みません.
逆に,その時刻に研究室に居ると,すごい勢いで研究が進みます.
夜中ではなく「教員が居る時間に研究室に居る」ことも大事ということです.
以上より,田中・田中研としてコアタイムを設けています.時間割的には,2~4限の時間です.
オール明けとか二日酔いとかいろいろと事情があったりするはずなのであまり細かくは注意しませんが,コアタイムにほとんど居ないような学生さんには指導が入ります.
※ 田中基康研は,ここ数年でコアタイムがすっかり形骸化しています.
電車のラッシュ時を避けたり,時間を全体的に後ろにずらしたり,いろいろ好きにしてもらっていますが,特に文句は言っていません.
でも,「全然研究もせず,昼間も研究室にいない」学生さんには指導が入ると思います.(でも最近はラボ内にそんな学生さん居ないんです.皆さん素晴らしい.)
・欠席しがちな学生さんはNG:
平日昼間にほとんど研究室に来れないような学生さんは絶対に希望しない方が良いです.
学生さん・教員のお互いが不幸になるので,希望しない方が良いです.
田中基康研の研究テーマはどれも時間がかかるものばかりで,しかも「ただ作業や実験をすればいいだけ」というものはありません.
パパっと済ませて卒業,という考えの人には向いていません.そういう学生さんは希望しないことをおすすめします.
時間がかかるテーマだからこそ,毎日みっちりと議論をして研究に取り組んでいます.
欠席しがちな学生さんは,そういった議論ができないので,研究が全然進みません.
それに,真面目にコツコツ取り組んでいる学生さんに悪影響を与えますし,研究室の雰囲気にも馴染めません.
K課程の学生さんも,昼間に来れない学生さんは希望しない方が良いです.
研究室にほとんど来ずに,年度末に「卒業させてくれ」と言われても無理です.
繰り返しますが,「平日昼間にほとんど研究室に来れないような学生さんは希望しないことをおすすめします」.
↑2022/10/31 大学の体育館でのバスケの様子.みんなめちゃ元気!
一方で,年を追うごとに教員の動きが悪くなっていく.
↑田中・田中研のOB会(BBQ)の様子.2017年? 右の写真はJSTフェアで仮面女子の皆様と記念写真.ヘビロボを持ってもらってます.
↑ 2018.11.21 大学の体育館でのバスケとバドミントンの様子.
ボールもってカットインしようとしているのが私(田中基康),右で転がっているのが△くん.
以下は2012年ごろの懐かしい写真.