4月5日(火) 研究室のメールアドレス設定

Post date: 2016/04/16 20:30:15

研究室のメールアドレス設定

日本の研究室では人員が変わった.遠方からではあるが,メールアドレス関係を完全に再設定する.

本学では,研究室ごとのメールアドレスを作成し,学年毎にエイリアスの範囲を設定するようになっている.一言で言えば,「規律正しくするように」求められている.

設定も大して手間ではなく,一度設定すれば便利だとは思う.設定すれば,コース,研究室,学年ごとにメールを送ることが,容易になるからである.ただこのように細かく設定しようとするのは,日本の文化かもしれない.

UCLAのメールアドレス事情

「日本の事情」と「UCLAでのメールアドレスの設定」を比べれば,違いは明らかである.UCLAはかなり適当で,研究室ごとの設定というのはなかった.UCLAは全員が使える@ucla.eduもあるし,工学関係では@ucla.seas.eduもある.

つまりUCLAではメールアドレスの範囲が広くて緩い.

  • @ucla.eduは大学全体だから,所属は全くの不明である.
  • @ucla.seas.edu UCLAのサブカテゴリであるSEASは,"School of Engineering and Applied Science"の略である.工学関連の学部全体のことを指すため,それでも広範囲のカテゴリであり,具体的な学部・学科名も分からない.

またUCLAでは,@gmail.comを常用している人も多い.事務の手続きでGmailを使ったとして,それを理由で咎められたことは一度もないし,使うなというお達しも見たこともない.さすがに論文投稿などでは,組織のメールアドレスを使うのだろうが,大学内での実際の運用はかなり緩い.

メールアドレス一つ取っても,こういう違いが生まれるのは文化的な違いが背景にありそうである.