3月22日(火) Subject Meeting,Joint Meeting,学生実験のテキスト改訂

Post date: 2016/04/02 0:15:40

Subject Meeting

朝からSubject Meetingを行う.色々とやったけども,デバイス作製の部分は説明から省いた.細胞パターニングの所だけにフォーカスする.

細胞パターニングでは,一通りテストできたので,その実験系を構築できたという意味ではよい.一通りの手順に加え,うまくいかなかった結果を説明する.

うまくいかない結果でも構わないけれども,原因を自分なりに突き止めて説明するのがよい説明である.しかしながら,原因は突き詰めきれていない.いつもその理由やメカニズムが説明できればよいが,大きくジャンプするときは説明できない場合もある.

卒業生で「細胞パターニング」をやったことがある人がいるとのことで,その人にコンタクトを取ることになった.その卒業生に聞くと,「論文に書いてある通りにやった」ということであった.その論文を送ってもらって読んでみると,自分の条件から大きく外れてはいない.よくあるスタンダードな方法なのである.それを読んでも,特に改良する点はほとんど見当たらない.

大きくずれていれば,変えるべき点がはっきりするのであるが,差異が細かな場合はもう少し難しくなる.装置も試薬のロットも違うし,完全に同じ条件にすることは難しい.中間のチェックポイントを設けて,途中でチェックできるように実験系を改良することが一つの手段である.他にはコントロール実験を増やして実験することも,もう一つの手段である.

Joint Meeting

火曜日の午後に,CNSIにてJoint Meetingがあるはずであったが,行ってみると他のグループが来ていなかった.この状態で,20分待った.どうもSpring Breakだから,休みになったのだろうと皆で判断した.

ということでJoint Meetingは休会となった.

学生実験のテキスト改訂

来年度の2つの学生実験(2年生と3年生)に備えて,学生実験のテキストを改訂する.まとめると下表の通りとなる.

年度始めには十分だと思ったところが,1年も経つと,不足していることが分かり,説明を変えたり増やしたりした方がよいポイントが明確となる.その他にはスーパーグローバル大学創成支援の一環で,テキストを英語化することになっている.

一つの問題としては,分量がどんどん増えていく点にもある.長過ぎても限られた時間の中では,読めなくなるし,どこかで制限を設けるべきであろう.