1月15日(金)

Post date: 2016/01/18 23:27:51

研究室ミーティングをやると思っていたのであるが,朝にキャンセルとなることが分かった.ということで実験シフトで過ごすことにした.

実験

以下の内容は,固有名詞を出しておらず,抽象的なものである.

自分の実験で問題だったのは,作製したものの性能にばらつきがあることであった.このばらつきを減らさないと,安定したパフォーマンスを発揮しない.

ということで,全ての領域でばらつきがない方式を確立したかった.昨日に引き続き,2つの仮説を検証する.しかし,その2つともうまくいかなかった.全領域でばらつきがない方式の方が嬉しい.でもそのような方式は,物理的に実現が難しいようであった.

仮説を検証している待ち時間に,前手法で作製した1つのサンプルを再計測する.起きている現象を理解すると,使用できる領域の範囲が明らかになった.前手法自体は,安定性があり,何度やっても同じ結果になる.それなら決まった領域だけに絞り,その領域でのみ使用することにして,ばらつきを減らせばよい.全領域は使えないとしても,ばらつきが減れば,先のフェーズに進むことができる.

今回は仮説を検証する実験よりも,現象を理解するためのサンプル再計測の方がいい結果をもたらした.広げる方向に進めるか,深める方向に進めるか?この辺りはバランスが難しい.まず現時点の実施内容の理解を深め,そこから少し広げてみるという両方面の作戦がいいのではないだろうか.

日本からのメールは驚くほど少なかった.土曜日に突入しているからか.蓄積されたメールもほぼ消化されつつある.少し余裕が見えてきた.

夜はJohn Wooden Centerへ行き,よいトレーニングをする.ここでは高い負荷で運動している人も多く,影響されやすい.つまり自分の限界はもう少し先じゃないかと認識する.これは集団にいると,よく見られる現象の1つである.よい方向の影響も多いけれど,怪我しないようにセーブもしないといけない.運動して疲れるが,望んでやっているので誰に何の文句もない.