11月8日(日)ハリウッド観光と映画

Post date: 2015/11/09 3:47:22

これまでハリウッドには行ったことがなかった.ハリウッドの中心街であるハリウッド・ハイランドへ行く.ハリウッド映画は,世界を席巻していて,その大きなスケールの迫力で人々を魅了している.その中心地を見ることは,意味があると思われる.

行った先には,ショッピングモールがあり,多くの著名な映画館がある.マダムタッソー蝋人形館もある.有名なキャラクターや俳優の像は,屋外にもあったりする.それらの手形,足形のついた歩道や床も有名である.バスツアーもやっているようである.

ここは事前に好きな場所,俳優やキャラクターを下調べしておき,それと照らしあわせて楽しむ所である.そうすればもっと盛り上がるはずである.単体では,そこまで面白いところではないような気がする.

映画の創作の秘密に迫るような施設は,ぱっと見てどこにもない.そのため自分の創造性が掻き立てることは難しい.もっと形だけではなくて,映画関係者の人そのものに迫れるようになっていれば,さらに自分の興味は増大したであろう.

もちろん創作の話を聞いたところで,万人受けする施設になるかどうかは別である.たぶん万人受けはしない.最後に形として現れる映画だけが,一般的には重要なので.

脚本から始まって,編集を経て最後のアウトプットに至るまでには,無数の選択肢がある.自分はその背後に迫ってみて,映画製作そのものを理解したい.

そのような場所はないのだろうかと思ったら,UCLAの中に映画の学校(フィルムスクール)があるらしい.ハリウッドではなくて,もっと近くに存在していた.日本では総合大学に,映画の学部や学科は存在しない.人文系の一部に含まれることはあっても,それが専門の学科になることはない.映画そのもので学問体系を構築できると思い,大きな産業として成立させているから出来る芸当である.これは日本とアメリカとの大きな違いではある.