10月21日(水)2015年

Post date: 2015/10/22 8:16:23

先輩から科研費の計画調書へのコメントを頂いた.それを元に,朝から大改訂に取り組む.幸いなことに,改訂の目処がついた.

まずは結果として,よい絵としておさまった.まずはコアのシステムや技術を作製する.自分の場合は,頭のイメージ,ノートのスケッチ,PCの図の順で進める.その後にアウトラインを作る.本文という順番で作成していく.ビジュアル的な思考が先に立ち,その後にしっかりとしたロジックを形成する.本文のレベルにするには,最後の最後にしないと泥沼に陥る.逆に見通しが立った後に,作成するのは泥沼には陥らない.とても楽である.

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前任者のフォトマスクのCADファイルは,GDSであった.マスクを作り直すには,これを元にするべきである.GDSファイルを開いて編集するために,MacのGDS Editorを探す.久しぶりに使おうとしたLayout Editorは有料になっていた.Layout EditorはViewerとしての使用は可能であった.フリーの編集ソフトとして,GladeとKLayoutが見つかる.一見すると簡単なパッケージではなく,これらはインストールが難しいようであった.

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カリフォルニア大学は公立大学であるけれども,UCLAの授業料は意外と高い.州内在住でも,安くはない.学部生授業料は,年額1万1千ドルで130万円である.州外だともっと高い.学部生授業料は3万6千ドルで430万円となる.

日本の普通の家庭で生活していては,まず金銭面で全くもってUCLAには行ける気がしない.特に学部生で行くのはハードルが高い.それでも日本の発展のためには,もっと日本からの留学生を派遣して,いいところを学んでくるのがよいと思う.

https://www.admissions.ucla.edu/prospect/budget.htm

http://www.registrar.ucla.edu/fees/gradfee.htm

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授業料を見ている内に,見つけたものがある.カリフォルニア大学では,教職員の年収が確認できるようになっている(https://ucannualwage.ucop.edu/wage/).

もちろん,あまり趣味はよくないと思う.それでも各人の収入が教員,職員で可視化されている.少し見ると,思ったよりも給与にはバラつきがある.単純な号給だけでは説明がつかない.ロサンゼルスに住むと,生活費がかなり高いが,その分,給料も高いようである.日本との違いが分かって面白い.このようなシステム設計は,全く違うようだ.