投稿日: Mar 17, 2012 12:41:32 PM
福島に野菜を送る活動の第2弾は、相馬市で行われる護摩供養へ野菜をお供えするとともに、相馬市の被災者に野菜を配ることでした。亡くなられた方々の鎮魂ということと、残された方々の支援ということが切り離せないのもだということを、福島を何度か訪れて感じます。今回は3月11日に合わせて、活動を行うことになり、改めてこのことを考えさせられました。
3月11日早朝に河北潟を出発しました。現地は雪という情報がありましたが、何とか予定より早く、相馬市中村城跡に到着しました。ここで、護摩供養を行う取り組みをされている、井本香如住職のお手配で、供養の式典に参加するとともに、河北潟の野菜をお供えいただき、そのお下がりを相馬市の参加者の方々に配ることになりました。また会場で配り切れないものは、相馬市のNPO法人「この指とまれ」のメンバーにお願いして、相馬市内の在宅被災者の方々に配布いただくことになりました。
今回は、干拓地のれんこん250kg、砂丘地のさつまいも50kg、有志よりの提供いただいた八田産のネギ30kg、かほく市産のネギ30kgを持って行きました。河北潟の水辺を守り隊からは4名が参加しました。
相馬妙見大菩薩が祀られた祭壇には、向かって右にれんこん、左にはさつまいもが飾られました。河北潟地域の湿地と砂丘を代表する野菜の真ん中に相馬中村藩の秘仏である菩薩様がいらっしゃることに、天明の飢饉の際に多くの加賀地域の人々がこの地に移った歴史との因縁を感じました。
護摩供養に訪れていた100名程度に、れんこんを配りました。
NPO法人この指とまれの方からは、500袋に分けて野菜をお配りいただいたとのご連絡をいただきました。
現地で配布したチラシ ↓