認知症

認知症は、単なるもの忘れではない

認知症とは 脳や身体の疾患を原因として、記憶・判断力などの障害がおこり、普通の社会生活がおくれなくなった状態と定義されている。

アルツハイマー型 40-50%

脳血管性 30-40%

その他(レビー小体型認知症など) 10-20%

アルツハイマー型と脳血管性が混合することもある

認知症の高齢者は年々増加し、2012年は約462万人、

2025年には約700万人を突破する

認知症の最大の危険因子は加齢

74歳までは10%以下

85歳では40%超に達する

100歳ではほぼ100%

認知症と老化のもの忘れの違い

認知症によるもの忘れ

• 病気であり、進むことが多い

• もの忘れ以外に時間や判断が不確かになる

• 物盗られ妄想などの精神症状を伴うことがある

• しばしば自覚していない

老化(歳のせい)によるもの忘れ

• 病気ではなく、半年~1年では変化なし

• 記憶障害のみ

• 他の精神症状を伴わない

• 自覚がある