匿名希望さん
投稿日: 2011/06/18 23:35:40
現在私は、一応「男」というカテゴリーを生き、恋愛・性愛対象は「女性」
です。
しかしよくこの男らしさというものが、自分が生きる上でうっとおしさや、
疑問を感じる事があります。
いわく「男は腕っ節が強くなければ」、「俺は今まで何人の女性と肉体関係を持
った(男性性と力の誇示)」、「男は甲斐性=金をもってこそ(経済権力への無批
判)」。
この要素に入らない「男」というものは、別に犯罪を犯したわけでもないのに、
なにか社会から圧迫を受けるような生を生きざるえません。それは私にとって息
苦しく、潜在的に多くの人が息苦しいのではないでしょうか。そして、これは批
判的に考え直される文化的価値であると、少なくともこう言えるのではないでし
ょうか。
逆説的なことですが、「魅力的な女らしさ」を争うミスコンに無批判であることは、
女らしさ・男らしさの再生産に無批判になることです。
それは少なくとも学問の場所、大学で行うのは相応しくない。
ミスコンへの反対は、私が悩まされる・批判的に見ざるをえない「男らしさへの」
批判であり、それは同時に「女らしさ」への批判とならざるえません。
ですのでICUでのミスコン開催に反対いたします。
(詳細に考えなければなりませんが、ミスコンが開催されない事により、誰かが被害
を被るということはあまり想像できません。いわゆる「美男美女」もそうでない人々
も、普通の生活が送れます。そして今までの「美醜」を見直すことこそが、健康かつ
文化的な生活、本当の意味で美しく楽しい生活を作り出す切っ掛けとなるでしょう)
(それと、選考基準が「ファッション」・「料理」・「プレゼン」であれば、なぜそ
こにXX
染色体を持つ者(男)が参加してはいけないのでしょうか)
関係各位の方々は、冷静な議論と判断を期待したいと思います。