自肢体不自由関係の動画教材
上杉雅之監修「イラストで分かる小児理学療法学演習」
自肢体不自由関係の動画教材
上杉雅之監修「イラストで分かる小児理学療法学演習」
Post date: 2020/03/10
Keywords: 肢体不自由教育、脳性麻痺、動画教材、理学療法
現任校では肢体不自由関係の研究や実践にもほんの少し携わっています。ただ自分の直接的な専門領域ではないので、日々勉強の毎日です。
最近、イラストで分かる○○というシリーズで、小児理学療法や作業療法関係の本を読んでいました。おそらくPT、OTの養成大学で使われている教科書なのかな?
特別支援教育の現場で役立つかは分かりませんが、大学生向けに、生理・病理の観点から、肢体不自由のある子どもの運動制約や残存機能の維持、AAC等での拡大を話す上で有用だと感じました。
この中で、「イラストで分かる小児理学療法学演習」には、99のweb動画付きという事で、特に肢体不自由と接したことのない学生にはイメージしやすいのかなと思います。もちろん、同じ疾患名でも個人個人での実態も違うので、このイメージが強く先行しすぎるのも怖いのですが。
肢体不自由教育に関心のある学生の方には、ボランティアでパッと参加できる環境が少ない方もいると思いますので、参考にして下さい。
イラストで分かる小児理学療法学演習(https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=265570)
HPにはサンプル動画もあります(https://www.ishiyaku.co.jp/pickup/265570)
書籍購入すると、動画を全て見ることの出来るURLが分かる仕組みです。
他の動画教材としては、2019年度に用いた中では「写真で分かる重症心身障害児(者)のケアアドバンス」(http://www.intermedica.co.jp/options/itemreco/p9214)が秀逸でした。
ただDVDはだんだん辛くなりますね。年々、DVDドライブ付きのノートパソコンはなくなっています。またUSB-TypeCの関係で、外付けDVDドライブが上手く起動しなかったり、音声出力がおかしかったり・・・。
動画付き書籍は非常にありがたいので、2020年以降は、DVDではなく、URLによるWEB動画になるといいですね。
以上