Post date: 2020/08/12
Keywords: 教員採用試験、特別支援学校
現在、学部の学生・就職委員会に入っています。
そのため、教採対策支援の業務でこの3週間ほど、朝から晩まで他の業務ができない日もありましたが、学生さんが正採用になってくれるなら、と思います。学校教員でも、臨採や講師より、安定した雇用の方が子どもと向き合い、保護者と連携し、教材研究をしながら教育に専念できますよね。
・・・僕自身、不安定な雇用身分ですので、正直研究だけに専念できない部分もありますし。
さて、佐賀県の教員採用試験二次試験では、平成31年度採用(2018年8月試験)から特別支援学校志望向けの模擬授業・場面指導が導入されたようです(?)。学生・就職委員会の先生方も驚きました。そのような変化の情報が引き継ぎになかったためで、急遽情報収集を始めました。
そのような中で新型コロナウィルス感染症対策が始まり、従来の学生中心の学び合いが難しい状況だったので、卒業生にアドバイスを頂く教員採用試験対策ゼミを企画し開催しました。
附属特別支援学校や県立特別支援学校で教員として勤務されている先輩先生をお願いし、「実際に子どもを指導する上で気をつけている事」や「H31年度以降の採用試験での体験談」などを講話して頂きました。
現場ならではの先生の視点や、模擬授業・場面指導で「特別支援学校の教員の卵」である受験生に期待する事など、興味深いお話が多く、僕自身勉強になりました。
ゼミには、一次試験を突破した特別支援学校志望の学生さん(特別支援教育専攻以外の学生さんもいて、特支の教員としては嬉しい限りでした)や既卒で特別支援学校志望の先生が参加してくれました。講話の後の相談タイムでは、具体的な質問が飛び交い、充実したゼミになったようです。
子ども目線で一生懸命な学生さん達なので、ぜひ合格して、佐賀県や地元の特別支援教育を盛り上げていって欲しいなと思います。みんな、もう一息!
以上