私たちの研究室では、ギフテッドの過度激動(OE)を評価する心理尺度、OEQ-II日本語版の基礎研究を行っています。現在、OEQ-II日本語版の標準化にあたって、日本のギフテッド児者データを収集するため、研究協力者を募集しています。
研究にご参加いただくに当たっていくつかの条件があります。下記の条件をお読みになった上で、ご協力いただける方は研究協力者のエントリーフォームにご回答ください。
またご協力いただいた方には、謝礼としてOEの結果について簡易なレポートを送付させていただきます。
○募集期間:2022年3月7日(月)〜3月31日(木)
○登録フォーム:こちら(登録フォームに移動します)
○登録後、随時、OEQ-IIに関する質問票を郵送いたします。
条件1:この心理尺度は自記式のアンケートのため、ギフテッドのお子様、あるいは成人当事者の方が回答していただく必要があります。
◇お子様の場合・・・お子様ご本人と保護者の方に回答していただく質問票を送付します。
◇成人当事者の場合・・・ご本人に回答していただく質問票を送付します。
条件2:自記式のアンケートのため、年齢の条件があります。ギフテッドのお子様の年齢が10歳以上、成人の方は上限なしです。
※10歳未満のお子様の場合、保護者の方が読み上げる形式で参加可能ですが、時間がかかること、お子様の回答を誘導しないこと等の注意点があります。
条件3:ギフテッドのお子様、成人当事者の方のデータを収集しているため、分析の際に知能検査の結果を用います。そのため、知能検査の結果が必要です。正確な数値を教えていただく必要があります。なお、今回の調査研究では全検査IQの目安を120以上としていますが、全検査IQ120未満の方でも参加することができます。OEについて関心をお持ちの場合は、まずはご登録ください。
◇お子様がギフテッドの場合・・・知能検査WISC-IVの全検査IQ、言語理解指標、知覚推理指標、ワーキングメモリー指標、処理速度指標の結果が必要です。
◇成人当事者の場合・・・知能検査WAIS-IIIまたはWAIS-IVの結果が必要です。
①WAIS-IIIの場合、全検査IQ、言語性IQ、動作性IQ、言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度の結果が必要です。
②WAIS-IVの場合、全検査IQ、言語理解指標、知覚推理指標、ワーキングメモリー指標、処理速度指標の結果が必要です。
条件4:論文刊行等、OEQ-II日本語版の発表まで研究内容について守秘義務が生じます。コピー等の複製やホームページやSNSでの公開は禁止をお願いしています。
上記の内容をご理解のうえ、研究にご協力いただける場合は、下記登録フォームより、エントリーください。
○募集期間:2022年3月7日(月)〜3月31日(木)
○登録フォーム:こちら(登録フォームに移動します)
○登録後、随時、OEQ-IIに関する質問票を郵送いたします。
※本研究は佐賀大学教育学部研究倫理審査委員会の承認を得て行われています。また本研究は日本学術振興会科学研究費基盤研究C:19K02935の助成を受けています。